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はじめての滝行!弱気な心を打ち負かしたいなら滝行に挑戦してみよう

はじめての滝行!弱気な心を打ち負かしたいなら滝行に挑戦してみよう

勢いよく水が落ちる滝壺に入り、滝に打たれながら経を唱え続ける密教や修験道、神道の修行方法のひとつです。冬場の寒い中、水の中に身を置く厳しい精神修行で、心身統一の効果が期待できます。滝行を行なう時の方法と準備するもの、滝行が出来る場所をお伝えします。

ぶちうに

この記事のアドバイザー

ぶちうに

スポーツ好き元塾講師


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目次

1.滝行について知ろう

滝行は「水によって心身の穢(けがれ)を清める」という日本古来の考えのもとに、滝に入って行う修行のことで、修験道に端を発した修行です。山伏などの修験者が、本格的な修行に入る前に心身を清めるために滝行を修行として行っていました。

やがて「禊(みそぎ)」(神道に於いて神様に祈願するために身を清める行為)や、「垢離(こり)」(仏教で仏様に向かう際に身を清める行為)などが日本古来の山岳宗教での滝への崇拝と結びつき、滝行が一般に広まりました。

滝行は、天台宗・真言宗・日蓮宗・神道・新興宗教など、神道・仏教の宗派を問わず行われています。滝行の作法は、宗派やお寺ごとに若干の相違があります。信仰の一環として滝行を行なう際は、自分の信じる宗派の指導者の指示に従いましょう。

滝行はどこでできる?

滝行は、自分で手ごろな滝を山の中で見つけて入って行って良いものではありません。第一に安全性が確保できないため、滝つぼに巻き込まれるなどの恐れがあります。勝手に山に入って滝に打たれるのはやめてください。

滝行は全国各地の寺で体験が出来ます。「滝行 体験 関東(自分の地域)」で検索すると、滝行を行っている多くの寺がヒットするでしょう。滝行は非常に体力を消耗する修行なので、ヒットした寺の中から出来るだけ自宅近郊を選ぶと良いです。はじめて滝行を行なう場合は、指導者が丁寧に指導してくれる寺を選ぶのが良いでしょう。

2.滝行をすることの意味と準備

滝行には様々な効果があると言われています

滝行は、宗教的な儀式の意味合いが強いものですが、精神的にも肉体的にも様々な効果があると言われています。いわゆる精神修業的な側面も強く考えられますが、それ以外にも水に打たれる行為時代にも効果があります。
それぞれ、個人差があると思いますが、実際に滝行で感じたことをいくつか記載しますので、ご参考になれば幸いです。

・何も考えない「無の境地」に
「身も心も生まれ変わったように感じる」人が多いのが滝行の特徴。滝行は、極めて高度な浄化作用のある精神修行です。現代社会はストレスフルです。緊張や葛藤、苛立ちや焦りなどの「負の感情」に心を支配されがち。圧倒的な水圧の滝に打たれる苦行により、邪念・雑念が消え心の静寂が訪れます。「無の境地」といってよいでしょう。

・自然治癒力が呼び起こされる
自分の意思で滝壺に入り、圧倒的な水圧に耐え切ると、不思議とスッキリすると言われています。滝行で水圧・極寒・轟音・孤独という極限状態にさらされ、それに耐えることで人間がもともと持っている自然治癒力が呼び起こされるのです。

・滝に打たれて、自分自身を見つめなおす
滝行は、基本的に自己責任です。事前に自分の体調不良に気づけるかも、大きなポイントになっています。自己判断で辞退することが必要なのは、心臓等に持病を抱えている人、妊娠している人、睡眠不足の人。「自分の意思で、自分のために行う修行」が滝行なので「やりたくても出来ない」事実を受け入れることも大切になってくるのです。

・新しい自分自身に出会う
性別や体力・年齢で「出来る・出来ない」が左右されないのが滝行です。老若男女、健康であれば誰でもできるのが滝行の良いところ。「耐えられるか耐えられないかを決めるのは自分」というのが滝行という修行なのです。滝行で向き合うのは「滝」ではなくて「自分自身」。恐れ・寒さ・痛さに耐える精神修行に挑み、精神統一を成し遂げて「弱い自分」に打ち勝ち「新しい自分自身」に出会うのが滝行の醍醐味です。

滝行をする前に準備するもの

・「行衣(ぎょうい)」を用意しよう
滝行・川修行には「行衣(ぎょうい・え)」という白装束を着用します。「行衣」の色は白と決まっています。白色なのは、「心と身体を修行することで、何色にも染まっていないまっさらな状態に戻して自分を見つめ直す」意味があるからです。

「行衣」には着物タイプと道着タイプがあります。女性は着物、男性は道着タイプが向いているとされていますが、男性は褌で行なうことが多いです。滝行の場所によっては下着や水着を付けることが許可されています。女性は透けない白を選びましょう。

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滝行に限らず、水行・川行に。水に濡れても透けにくい生地を採用。
また、行衣が「白」の理由は、“本来人間は生まれながらにして何色にも染まっていない”“何色にも染まらない自分にする”という意味が込められていて、多くの修行の場で白が用いられるようになったと言われています。

・滝行をする時にあると便利な物
滝行は、一歩間違えれば死と隣り合わせの危険な修行です。持ち物も万全の準備をして臨みましょう。滝行は、圧倒的水圧の水に打たれるだけではありません。滝に辿り着くまでにも足が濡れます。濡れても良い「滝行専用」の靴を履くと良いです。足ふきマットがあると、滝から上がった時、足裏だけでなく周りを水滴で汚すことがありません。

身体を拭くタオルは、バスタオルサイズのものを3枚。滝行を行なうと全身がびしょ濡れになり、水から上がると急速に身体が冷えて行きます。「行衣」も持ちましょう。借りることも出来ますが、自分の物のほうが安心して着られると思います。帰りは物凄く身体が冷えるので、着替え一式と暖かい飲み物を入れた水筒を用意すると安心です。

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3.滝行をやってみよう

滝行ができるお寺(滝)を探そう

滝行に行くことが決まったら「滝行をやってみたいお寺」を探しましょう。特定の宗派に帰依している場合を除いて、滝行を行なう滝はネットで探せます。滝行体験をしたい場合、ネットに詳細が載っていてハードルが低そうな自宅近郊の寺がベストです。

関東でオススメなのは、様々な修行ができるお寺として知られている「臼杵山真言宗天光寺」。この寺は檜原村にあり、老若男女が滝行体験が出来ることで有名です。子供の滝行体験が出来る寺は少ないですから、人気があるのも頷けますね。「多くの人に滝行を知って貰う」ことを基本方針としている寺なので、僧侶の指導も丁寧です。東京都にあり、アクセスも良好で、はじめて滝行を行なう人にはピッタリの寺だと言えます。滝行が終わったら、夏はシャワーに当たることができ、冬はお風呂に入れます。

半日滝修行について|臼杵山 真言宗 天光寺

臼杵山天光寺の施設概要

住所
〒190-0204
東京都西多摩郡檜原村小沢4040-1

アクセス
JR武蔵五日市駅から西東京バス「藤倉行き」「小和田坂」で下車、徒歩2分

日帰り滝行について
開催日時:毎日
開催時間:12:30~16:00
集合場所:天光寺総本山(東京都西多摩郡檜原村小沢4040-1)
料金:5,000円(お布施はお釣りの無い様にお願いいたします。)
持ち物:替えの下着・身体を拭くタオル・運動靴(滝までの間、山道を少々歩きます)
※女性の場合は滝行の際、透けて見えない様に濃いめの色のTシャツ・スパッツ等をお持ちください。

詳しくは、臼杵山天光寺のwebサイトでご確認下さい。

指導を受けつつ滝行を体験しよう!

滝行をやるとき注意すること

滝行は特殊な儀式です。落ちてくる滝の勢いと水圧は相当なもの。一般の人が、慣れているお坊さんと同じように出来るものではありません。滝行は、一歩間違うと命の危険もある非常に危険な行為です。上からは水以外にも石や流木が落ちてくることもあるので、怪我しないよう細心の注意を払います。

「超低温の水にさらされ続ける」という異常な状況下に身を置くのが滝行です。心臓発作などの体調急変に常に気をつけなくてはなりません。自分では体調急変の予兆に気が付かないこともあるので、非常事態を察知できる経験豊かな指導者と行動しましょう。妊娠中の方や持病がある方は体調不良の際、予約をキャンセルする勇気も必要です。

滝行を行なう理由は人それぞれです。新しい自分に出会いたい方、「滝ガール」として多くの滝を巡りたい方、ストレスや煩悩から解放されたい方。様々な目的で、多くの人が滝行体験にチャレンジします。滝行体験が出来る寺を探す時は、指導者付きの滝行体験を選びます。初心者を多く受け入れてきた寺は経験豊富なので、不測の事態が起こった時の対応もスムーズで安心です。さあ、あなたも滝行に挑戦してみませんか。

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全国各地、一度は行くべき寺院を、宗派を超え、お坊さんと一緒に本気で選びました。各宗派の総本山からの全面的な協力を得て実現した撮り下ろし写真満載。あなたの人生を変える、運命のお寺を探しに旅に出ませんか?

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