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【はじめての子宮頸がん検診】20歳以上が対象となっている『子宮頸がん検診』を初めて受ける方へ

【はじめての子宮頸がん検診】20歳以上が対象となっている『子宮頸がん検診』を初めて受ける方へ

日々の生活を気遣い生活習慣を意識されている方でも健康診断だけでは女性特有の病気を調べることは難しいです。健康への第一歩として早期発見が大切になってきます。初めて『子宮頸がん検診』を受ける方に、検診の意義や目的、検診の方法などを簡単に紹介していきたいと思います。

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目次

1.子宮頸がんとは?

子宮頸がんと言われても、初めての方はいまいちわからないことが多いですよね。子宮頸がんは女性特有のがんですが20~30代で最も多く、日本では毎年10,000人以上の女性が子宮頸がんになり、約3,000人の方が子宮頸がんで亡くなっています。

普通の婦人科の診察で観察や検査がしやすいため、発見されやすいがんなので、早期に発見することで比較的治療しやすいですが、進行すると治療が難しく、早期発見が非常に重要とされています。

子宮頸がんって、どんな病気?

子宮頸がんは子宮の入り口部分にある【頸部】にできるがんです。子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)というとてもありふれたウイルスの感染が原因で起きると言われています。感染から5~10年以上かかってゆっくりと増殖し、性交渉の経験がある女性の80%以上が50歳までに感染を経験すると言われています。

子宮頸部の組織に増えていくと異形成といい、この異形成は、軽度・中度・高度などにわけられ、その次に上皮内がんとなります。定期的に検診を受けることで、がんになる前の異形成の段階で見つける確率が高くなります。

2.子宮頸がん検診の受け方

厚生労働省の女性特有のがん検診推進事業として、20歳以上の女性に対し無料クーポン券や受診券などが送付されてきます。会社の健康診断(協会けんぽ)等でも受けることが可能です。20~38歳の偶数年齢が対象となっています。
※性交渉の経験がない人は、子宮頸がん検診を受ける必要はありません。

子宮がん検診を受診する手続きについて

子宮頸がん検診の手続方法は自治体によって違いはあります。東京都内の一般的な手続方法を簡単にご紹介します。また、申込期間があるためお住いの地域の自治体ホームページなどをご確認ください。

・窓口で手続きする場合
自治体(区や市など)の健康推進課等の窓口で申し込むことができます。本人確認のため健康保険証や、運転免許証を持参しましょう。

・ハガキで手続きする場合
必要事項を記載の上「健康推進課」等に送ります。

<記載事項例>
宛先は〇〇区 健康推進課の住所
郵便番号・住所
氏名(フリガナ)
生年月日
年齢(令和◯年度中に誕生日を迎えた満年齢)
性別
電話番号
希望検診名

・電話での手続きする場合
各自治体のホームページで電話番号を調べていただき、健康推進課等の番号があると思いますので子宮頸がん検診についての申込みを行ってください。聴覚に障がい等がある場合ファックスでのお申し込みが出来る場合もあります。

・インターネットでの電子申請の場合
各都道府県以下、住んでいる自治体の健康診断を行っているサイトにアクセスをして手続きを行います。

東京都杉並区の場合は、以下のようになっております。

申請者名 、電話番号、メールアドレス、性別、生年月日、郵便番号、住所、方書(マンション名など)、年度末年齢、(各がん検診により対象年齢が異なりますのでご注意ください。)子宮がん検診(その他の検診もありますのでお間違いの無いようご注意ください。)にチェックを入れて申請をしてください。

※以下は杉並区のページになります。参考までにご覧ください。

どれぐらいの費用がかかるの?

20歳以上の女性が住民検診で子宮頸がん検診を受ける場合ですが、一般的には自治体によって費用の一部(もしくは全額)補助してくれます。協会けんぽの場合(会社の健康診断)でも、子宮頸がん検診を無料または低価格で受けられる場合があります。自治体によっても費用は様々ですが多くの自治体が0~2000円ほどで検診を行っています。

検診は、自治体と各医療機関が連携して行っています。近くの婦人科を調べて予約をしておく必要があります。電話などで問い合わせたときに医療機関の空き状況もありますのでいくつか日程を確保しておくとスムーズに予約がとりやすくなります。

いくつか婦人科がある場合、婦人科の評価などをWeb上で調べることができますので自分に合いそうな先生がいるところを選ぶのも選択肢の一つです。

3.子宮頸がん検診当日に気をつけたいこと

問診はどんなことを聞かれる?

受付を済ませると問診票を記入すると思います。その際、問診の内容を事前に把握しておくとにスムーズに記入が出来ると思いますので一般的な問診内容をご紹介します。

まず最終月経や月経周期の記載が必要になり、月経日数や月経の周期、不規則かどうかの確認もあります。自分の生理周期をメモをしておくと良いでしょう。 その他にも初潮年齢や生理の様子、月経以外の不正出血の有無、妊娠・出産の経験の有無、自覚症状の有無などについても聞かれます。

問診票に沿って医師の診断を受け、検診の内容も説明されますので、気になる症状や心配なことがあったら素直に相談しておくと良いでしょう。

検診(内診)内容はこのようになっています

下着を脱いだ状態で内診台に乗ります。緩めのスカートやワンピースなど診察を受けやすい服装で行くと、下着を脱いで衣類をまくりあげるだけなので着脱の手間が省けます。恥ずかしい方もいらっしゃると思いますが、膝にかけるもの(バスタオルなど)が用意されていることが多いので安心ですね。

お腹の辺りをカーテンで仕切るパターンがほとんどですがカーテンが不安な場合は、開けてもらえます。まずは子宮頸部の状態を目で見て確認(視診)します。少し違和感がある方もいると思いますが、私は力まないよう深呼吸をして自然と力が入らないようにしていました。

内診では専用の機械を使い、子宮の形、大きさ、位置、動き、圧痛の有無などを確認し、やわらかいヘラや、ブラシなどで子宮の入り口をそっとこすって細胞を採取します。ほんの1、2分であっという間に終わり、痛みはほとんどありません

これで検査は終了となり、細胞の標本は顕微鏡検査に提出されます。

検査結果の受取と精密検査になった場合について

医療機関によって違いはありますが、およそ1~2週間後には細胞診の検査結果が出ます。 結果が出る頃に再受診の予約をするか、結果が出次第連絡をもらってから予約することも出来ると思います。結果を郵送してもらうことも出来ると思いますが、医療機関によって違いがありますので、検査終了時に確認しておきましょう。

・精密検査になった場合
1度目の検診で異形成が見つかった場合、精密検査を行う必要があります。再診は1度目に行った細胞診の他にコルポスコピー診という検査を追加します。コルポスコピー診は異形成の病変が高くなるほど、観察した所見も強くなるそうです。この検査を総合して今後の治療方針が検討されます。

東京都がん検診センターのサイトをご参照ください。
http://www.tokyo-cdc.jp/kenshin/caution/fujinka.html

子宮がん検診の大切さ

がんは日本の死亡率の第1位といわれています。早期であれば治せる可能性は非常に高く、体にかかる負担、費用や時間も一般的に少なくて済みます。子宮頸がん検診は、がんになる前の異常細胞を見つけられるものもあります。私自身はすぐに検診に行かず、流石に行っておこうと思ったので子宮頸がん検診を受けたところ高度異形成結果で円錐切除術を受けました。早く検診をしておけばよかったと思っても時は戻せません。20歳になったらぜひ検診を受けることを考えてみて下さい。

また、人生を豊かにするためには健康でいることも大切な要素の一つだと思います。がん検診技術は進歩しているそうですが、がんの場所や種類によっては見つけにくく、見落とすこともあるのが現状だそうです。検診の結果が異常がなかった場合でも、「がんはありません」というわけではないので定期的な検診をオススメします。

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