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はじめて車を買うなら軽自動車!税金も車検も安い軽自動車で運転デビュー

はじめて車を買うなら軽自動車!税金も車検も安い軽自動車で運転デビュー

自動車社会とも言われている昨今。都心から離れれば離れる程、一家に一台、はたまた一人に一台というご家庭も多いのではないでしょうか。あると便利な車。メーカーや車種も多く、買う決意はしたものの、根負けしてしまう人も多いようですね。そこで、今回は軽自動車に特化して、あったら便利な点を紹介していきます。

ずんぽん

この記事のアドバイザー

ずんぽん

アウトドアライター


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目次

1.軽自動車ってどんな車?

街でよく見かける軽自動車。最近ではデザインやカラーも豊富になり、老若男女問わず人気の高い車です。新車販売台数の約4割が軽自動車で占めているとのデータもある程です。

そんな軽自動車。見た目の大きさやナンバープレートの色などで軽自動車と判断は付くものの、実際、どんな車を“軽自動車”と呼ぶのでしょうか。

普通乗用車と軽自動車の違い

軽自動車とは、道路運送車両法によると以下の通りです。

全長 3.4m
全幅 1.48m
全高 2.0m
排気量 660cc以下
乗車定員 4名以下
貨物積載量 350kg以下

この条件より上回る物が普通乗用車に分類されます。そのため、一般的に小さい車=軽自動車という印象が強いようですが、最近ではコンパクトカー人気が高まり、割と小さ目な普通乗用車も多く販売されています。そのため、パッと見の外観だけでは判断が付きにくい車も増えています。

一番違いが分かりやすいのはナンバープレートの色ではないでしょうか。皆さんご存じの通り、軽自動車のナンバープレートは黄色地に黒色の文字になります。最近だと納税などで一部黄色ではないナンバーもあります。

軽自動車の購入に必要となるお金

車を所有するという事は、どんな車であってもお金がかかる!という事は覚悟しておきましょう。その中で、軽自動車は普通乗用車に比べ、必要となるお金が少なく済む場合が多いです。まず、車を購入する際に、どんなお金が必要となるのかを解説していきます。

・車両代金
当たり前ですが、車自体の代金が必要になりますね。新車や中古車、車種によって、価格には大きな差があります。しかし、この価格は車として走る事ができる最低限の装備が付いているだけの車と考えてください。そのため、カーナビや雨よけ、近年CMなどでよく見かけるようになった、危険を察知し、自動ブレーキが作動するシステムや、自動運転システムなどは、別途料金が発生します。欲しいオプションを次から次へと装備すると、とんでもない価格に跳ね上がってしまう事があるので、しっかりとご自身の予算と相談してチョイスしていきましょう。

・自動車税
4月1日時点で車を所有する者に対し、年度末の3月までの税金を一括して課されます。新たに車を購入した場合は、登録した月の翌付から3月までの税金を月割りで納付します。金額は軽自動車が一律で10,800円、普通乗用車は排気量によって異なりますが、1リットル以下で25,000円、6リットル超では110,000円にもなります。排気量が大きくなればなるほど、自動車税も高額になる仕組みになっています。

この自動車税は地方税と呼ばれ、自動車を所有する方の住んでいる地方自治体の税収になります。そのため、使い道としては、自治体が公共サービスや福祉、教育といった事に予算を充当していきます。

・自賠責保険
車を購入したら、誰もが入らなければならない強制保険です。加入は法律で定められているため、車購入の際に、必然的に手続きを行います。

・環境性能割
名称からは想像がつきにくいのですが、これも立派な税金なのです。この税金は、車両価格が50万円以上の時に課されるもので、取得価格に対し、車の燃費性能に応じ課税されます。車両価格が高額になればなる程、税金額も高くなる仕組みです。

・リサイクル料金
自動車リサイクル法によって定められたリサイクル料金です。車を廃車にする際に発生するエアバックやシュレッダーダストなどのリサイクルにかかる料金を事前に徴収しておくというものです。軽自動車で7,000円~15,000円、普通乗用車では10,000円~20,000円程度です。

・その他
その他、見落としがちなのが、納車費用や車庫証明費用。ご自身で車を取りに行ったり、車庫証明等の手続きを行えば価格を抑える事も可能なので、都合の付く方はご自身で行うと、財布にも優しく、良い経験にもなります。

このように車を購入するには、様々なお金がかかります。CMやチラシで謳っている価格はあくまでも車本体の金額のみなのです。「お買い得!」と思っていても、それだけでは済まないという事は念頭に置いておきましょう。

2.軽自動車が人気の理由

軽自動車に乗るメリット

何と言っても普通乗用車と比べて、維持費が安く済むというのが最大のメリットではないでしょうか。維持費を比較して軽自動車を選択する方も多いようです。

先にも紹介したように、普通乗用車に比べ、購入する際の車両本体価格を始め、必要となる税金なども安く済む傾向にある他、所有していく上で必要となる様々なお金も安く済む事が多いです。

・自動車税
排気量に応じて課税額が変わるため、軽自動車と一番小さい普通乗用車とでは、自動車税の価格は2倍もの差が生じます。

・自動車保険料
加入必須の自賠責保険の他、任意で加入する事ができる保険です。どんなに自分自身が安全運転に気を付けていても、もらい事故なども想定しなければならず、自動車保有者の大半の方は加入しています。なぜならば、自賠責保険は最低限の補償しかないのです。「自分には関係ない!」「自宅の近くしか乗らないから」と思わず、「何かあった時、十分な補償が無い事で途方に暮れるのでは遅い!」という考えを持ち、加入の検討をする必要があります。

このように、普通乗用車に比べて維持費が安く済むというメリットの他、燃費が良かったり、小回りが利いて運転しやすい事からも、老若男女問わず、人気が高くなっています。

一昔前までは軽自動車は“小さくて狭い”というのが一般的なイメージであり、実際、普通乗用車に比べると窮屈に感じる軽自動車がほとんどだったのではないでしょうか。

そんな印象を持ち続けている方は、是非、「今の」軽自動車に試乗してみてください! 驚くほど室内は広く、収納にもとことん工夫が凝らしてあります。さらに荷室もとても広く、あろうことか車種によっては自転車が積める程です。

最近ではデザイン性に優れた軽自動車が増え、カラーバリエーションや内装など、細部に渡り個性を発揮できる車種も増えており、女性からの支持が圧倒的に高くなっています。

軽自動車ならではのデメリット

軽自動車は規格上の制限から車体自体が小さくなります。そのため、乗車定員も大人4人と制限されています。12歳未満の子どもであれば3人で大人2人とカウントされるため、大人2人、子ども3人での乗車も可能ではありますが、車種によってはかなり窮屈に感じるでしょう。さらに荷物がかさばるとなると、さらに窮屈感が増していきます。

乗車人数、荷物、共に最大限に積んでいる場合、排気量660ccという制限の中では、かなりパワー不足に感じる方が多いのではないでしょうか。普段の買い物程度であれば、さほど感じないパワー不足も、上記のような状況や急斜面の坂道などでは如実に感じる事でしょう。

また、排気量660ccという排気量制限から、車体自体も極力軽く作られており、万が一、事故に遭った場合、普通自動車であれば助かる場合でも、軽自動車では助からないという事もあります。大きな車と衝突してしまうと、軽自動者だけが大破する事も多く、衝突安全性が低い事もデメリットではあります。

大きさもさることながら、車体自体が軽いため、横風の影響を受けやすく、トンネルの出入り口や橋の上、高速道路などでは、車体が風の向きに流されてしまう事もあります。さらに、車体の軽量化を図るための1つの作として、ボディパネルが薄く作られているため、走行時のロードノイズや車外の風の音などが透過しやすかったり、車内での会話が聞こえにくかったりする車種もあります。

全体的にコンパクトに作られているが故のデメリットが大きいため、長距離移動や高速道路などを運転する際には普通自動車よりも気を付けて運転する必要があります。

3.タイプ別のオススメ軽自動車

まずは誰と、どんな状況で乗るのかを想定しましょう。普段から一緒に乗る事の多い人や人数、どんな用途で、どこに行く事が多いのかによって、選択肢を狭める事ができます。

ファミリーにお勧め

ご家族で利用される場合、家族構成によってお勧めが異なりますが、特に小さなお子さんがいるご家庭では、やはりスライドドアがお勧めです。親御さんでも予測のつかない行動をとる子ども。目的地に着くや否や、パッとドアを開けてしまう事があります。狭い駐車場だと、隣の車との幅も狭く、ぶつけてしまう可能性が非常に高いです。

お子さんだけでなく、親御さんにも優しいスライドドア。両手に荷物を持っている場合や、出先でお子さんが寝てしまい、抱っこしている場合、雨が降っている場合など、両手が塞がってしまっている時、タッチ一つ、鍵一つで開閉でき、間口が大きく開くのは、とても便利です。

ホンダ N-BOX

軽自動車の一大ブームを巻き起こした火付け役とも言える1台なのが、HONDAのN-BOX。薄いサイズの燃料タンクを車体の真ん中に配置することで車内のスペースを広くしており、軽自動車とは思えないほどの広さを実感できます。運転もしやすいため、まさにファミリー向けの1台です。

アウトドアにも使えるオススメ軽自動車

普段も使うけれど、アウトドアでも使いたいという方には、室内高の高い車がお勧めです。軽自動車の中にも荷室が広く、室内高のある車種も多く販売されています。二列目シートを倒せば、さらに荷室が広がり、自転車も積む事ができる車種もあるなど、たくさんの荷物を積む事ができ、アウトドアを趣味とされている方にはうってつけです。

最近のアウトドア、キャンプブームを鑑み、自動車業界でも、これらに対応すべく、シート表面がはっ水加工されている物もあり、簡単に掃除ができるなど、使い勝手も満点です。

テレビCMでもお馴染みのダイハツウェイクは、まさにアウトドア向けに作られた軽自動車です。車高が高く作られた車内には荷物も沢山載せることができ、トランクの下にもアンダートランクなるスペースを用意してあります。フルフラットモードにシートアレンジすれば、横になって仮眠もとれるので、これで車中泊キャンプをしている人は多いそうです。

軽自動車とは言え高い買い物です!

普通乗用車に比べれば、比較的、安価な事がお分かりいただけたと思いますが、軽自動車といえども、高い買い物になります。

消耗品のように、少し使って気に入らなかったから新しいのに買い替えよう!という物ではありません。どんな用途で、誰と使うのか、使用頻度や何年先まで乗り続けるのかなど、今だけではなく、先々まで見据えて購入しなければなりません。

それぞれのライフスタイルに合った軽自動車を購入できる事を祈っています。

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