「はじめて」をわかりやすく。

はじめてイヤホンを買う前にイヤホン選びのコツとポイント

はじめてイヤホンを買う前にイヤホン選びのコツとポイント

ウォークマンの登場以来、音楽は「持ち歩いて」聴けるものとなりました。今では小型プレーヤーも一般化し、スマートフォンで音楽を聴くのも普通となりました。そんなライフスタイルに欠かせないのがイヤホンです。音質だけでなく、使い方などによっても選んでみませんか?

もんど

この記事のアドバイザー

もんど

貯金好き家電販売員


CLOSE

目次

1.初めてのイヤホンは有線にする? それともワイヤレス?

小型プレーヤーやスマートフォンの発達と共に、音楽を屋外で聴く方が増えたのではないでしょうか。電車での通勤通学の時、イヤホンをしている方を良く見かけるようになった気がします。またジョギングをしている方の中にも、イヤホンで音楽を聴いている場合が多いようです。

屋外で音楽を聴くためには、イヤホンがとても便利です。スピーカーでは騒音の中で聴くのは難しいですし、音量を大きくすると他の方の迷惑になってしまいます。また、ヘッドホン(基本的な構造は、それぞれの耳を覆うスピーカーがあり、頭の上を通るバーでそのふたつをつないでいるものです)では大きく、カバンの中に入れて持ち歩いたりするのは難しいでしょう。
それに比べて小さくて便利なイヤホンなのですが、現在はたくさんの種類が販売されています。いわゆる100円ショップから家電専門店まで、扱っているお店も様々あります。
そんなたくさんある中から初めてのイヤホンを選ぶために、その基礎知識と使い方にも合わせた選び方を紹介したいと思います。

大きく分けてもこんなに種類があるんです

有線タイプ/ワイヤレスタイプ
両耳タイプ/片耳タイプ
マイク付き/マイク無し
操作ボタンあり/操作ボタン無し

まず現在、大きく分けてイヤホンには、有線タイプとワイヤレスタイプがあります。
有線タイプは携帯プレーヤーなどの再生機器にプラグを差し込み、そこからケーブルが伸びてイヤホン本体を耳に当てるというタイプです。
ワイヤレスタイプは、通常Bluetooth(ブルートゥース)という通信規格で再生機器から電波を送信し、それを耳に当てたイヤホン本体が受信して音を再生するというタイプです。

有線タイプのメリットは、音質が良いものが多いことと、ワイヤレスタイプに比べて価格が抑えられていることです。同じ金額であれば、有線タイプの方が音質が良いものを選べるでしょう。デメリットとしては、やはりケーブルが邪魔になってしまうことでしょうか。ケーブルさえ気にならない方には、種類も豊富ですし、こちらのタイプをオススメしたいと思います。

ワイヤレスタイプのメリットは、なんと言ってもケーブルが邪魔にならないことでしょう。屋外でも何かに引っかかってしまうことがないですし、屋内でソファに横になって聴いていても邪魔にはなりません。デメリットとしては、音質を求めると価格が高くなってしまうことと、ときどき充電をしなくてはならないことでしょうか。家事などをしながら家で音楽を聴く、という使い方にもオススメです。

Apple AirPods with Charging Case

¥19,570(税込)

自動でオンになり、自動で接続
すべてのApple製デバイスで簡単に設定
「Hey Siri」と声をかけるだけで瞬時にSiriへアクセス
ダブルタップで再生またはスキップ

音楽を聴くためのイヤホンは通常、左右にふたつの本体があります。しかし本体が片耳だけのタイプがあります。これは自動車などの運転の時、外部の音も聴こえるようにするためです。自動車内でも音楽を聴きたいという方が使うのにオススメです。ちなみに片耳でも音量を上げすぎて周囲の音が聴こえない場合は大変に危険ですし、また安全運転義務違反として罰則が科される場合があります。

また、その片耳タイプに多いのですが、マイクが付いているタイプがあります。これはスマートフォンに接続することによって通話が可能となっています。いちいちイヤホンを取り外す必要がありませんので、スマートフォンで通話も多いという方が使うのにオススメです。

さらに、そのマイクが付いているタイプには必ず操作ボタンがあります。電話を取ったり切断するために必要だからです。また音量を上げ下げすることも通常可能で、そのボタンが音楽の巻戻しと早送りに対応していることも多くなっています。
カバンなどから毎回プレーヤーを取り出す必要がなく、手元で操作できるので大変に便利です。音量を調節したり再生曲をよく変更するという方が使うのにオススメです。

PLANTRONICS Bluetooth ワイヤレスヘッドセット (モノラルイヤホンタイプ) M70 Black-White M70-BW

¥2,663(税込)

連続通話時間 : 最大約11時間
通信規格 : Bluetooth 3.0
付属品 : 日本語ユーザーガイド、保証書、イヤーループ、充電用USBケーブル
連続待受時間:最大約16日間
重量:約8g
充電時間(最大) :2時間(フル充電の場合)

通話できる片耳イヤホン(ヘッドセット)の有名メーカー、PLANTRONICSの人気商品。同社のデザインは、とにかくかっこいい!これで音量も、早送り巻戻しも操作できるんです。イヤーフックタイプで、インナーイヤー。耳のくぼみにフィットさせるフックがあり、装着に少しクセがあります。

こんな凄い機能もあるんです

防水、もしくは防滴機能があるタイプがあります。
これはIP(International Protection)という値で表記されています。細かく等級が分かれているのですが、IPX4なら雨でも大丈夫、IPX5ならシャワーでも大丈夫、IPX8であれば水没しても大丈夫という具合になっています。ただし機器の状態等にもよりますので、絶対だとは過信しない方がいいでしょう。外でジョギング等の運動をされる方にオススメする機能です。

ノイズキャンセリングという機能があるタイプがあります。
これは音というものは音波とも言われるように波の形をしているのですが、この高いところに低いところを合わせてできるだけゼロにしようとする技術をもちいています。プラス1の音に、マイナス1の音をぶつけてゼロにする。そんな感じの仕組みになっています。騒がしい所、例えば電車の中やカフェなどで音楽を聴きたい方にオススメの機能です。

ハイレゾ音源に対応しているタイプがあります。
ハイレゾとはハイレゾリューション、つまり高精細という意味です。通常のCDの約3~6倍の情報量を持つ、ハイレゾ音源を再生することができます。録音時の原音に近い音を楽しむことができますが、スマホなどの再生機器も同時に対応している必要があります。音質によりこだわる方にオススメの機能です。

Amazon.co.jp: Anker Soundcore Sport Air(ワイヤレスイヤホン カナル型 スポーツ用)【SweatGuardテクノロジー/Bluetooth 5.0対応 / IPX7防水規格 / 10時間連続再生 / マイク内蔵】: 家電・カメラ

¥2,599(税込)

再生可能時間:約10時間
製品重量:約16.5g
防水規格:IPX7 (※IPX7とは、「一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない」と定義されています)
Bluetooth規格:5.0

2.イヤホンを初めて選ぶ時の基本です

使い方によっての選び方を、説明いたしました。イヤホンの選び方は、まずは使い方が一番の基本ではないだろうかと思っています。なぜなら、イヤホンは日常的に使う機会が増えるアイテムですので、まずは使いやすいことが大事ではないかと思うのです。たとえ音質が良くてもケーブルが邪魔だとか、通話のたびに取り外す必要があるとかでは、ストレスが溜まってしまいます。

またこの音質なのですが、種類が多いのでまずは使い方を決め、その中から気に入ったものを選ぶという方法が楽だと思います。何よりも音質は値段によって左右される場合が多いので、予算にさえゆとりがあれば、その使い方に合わせたものの中から、より良いものを選ぶことができるからです。ただし後述しますが、人それぞれに音には好みがありますので、高い=良い音とは一概には言えないと思います。

使い方の次に説明したいと思うのは、イヤホンの装着方法です。これも使い方によって優先度が変わりますし、音質の好みにも関わってきます。装着方法は3つのタイプに分けられ、カナルタイプ、インナーイヤータイプ、イヤーフックタイプとなっています。

カナルタイプは、耳栓のように装着するタイプです。密閉性が高いので、音漏れが少ないのが特徴です。通勤通学の電車やバスの中で音楽を聴くという使い方にオススメです。耳の奥で音が鳴るため低音に強くて迫力があり、かつ繊細な音も表現してくれます。

インナーイヤータイプは、耳の穴の入り口にはめて装着するタイプです。その構造上、音漏れが大きくなってしまいます。耳の外側から音が鳴るため低音には弱くなりますが、自然な音の空間を楽しみたい方にオススメします。電車やバスの中での使用には向かないかもしれません。

イヤーフックタイプは、耳の付け根部分にフックをかけて装着するするタイプです。安定感がありますので、運動しながら聴くという使い方にオススメします。耳に当てる部分はカナルとインナーイヤーのふたつのタイプがさらにあります。

音質も重要ですが、予算をお忘れなく

使い方によって、様々なタイプをオススメいたしました。そしてようやくですが、より音質による選び方を紹介したいと思います。これは本当に好みがかかわってくるので、大変に難しくなってしまいます。ある人が良いと思っても、ある人には満足できないかも知れません。そして価格が高いほど満足できるとも、簡単には言えないのです。

ではその音質の特性を、その仕組みと共に説明したいと思います。イヤホンの中には小さなスピーカーが入っています。数種類タイプがあるのですが、ダイナミックタイプとバランスド・アームチュアタイプ、そして両方の利点を生かしたハイブリッドタイプを、ここではご紹介します。

ダイナミックタイプは中に基本的にスピーカーがひとつ(つまり左右で合計ふたつ)入っていて、これを電気で震わせます。構造が簡単なので値段が抑えられ、かつハイパワーで低音の表現が得意です。コストパフォーマンスを重視して選びたい方にもオススメです。

バランスド・アームチュアタイプは、中に複数のスピーカーが入っています。これを小さなピンで震わせるのが特徴です。構造上、高価なものが多いのですが、中音から高音の表現が得意で、原音に忠実な音を楽しみたい方にオススメです。

ハイブリッドタイプは、低音をダイナミックタイプ、中音から高音をバランスド・アームチュアタイプで表現します。その構造上、さらに高価になりますが、より音質にこだわりたい方にオススメしたいと思います。

接続できなければ意味がありません

有線タイプは再生機器にプラグを差し込む必要がありますが、そのプラグにもいくつかのタイプがあります。もちろん差し込めなければ使うことはできません。

まずは一般的な3.5ミリステレオミニプラグがあります。金、もしくは銀色のピン状をしていたら、このタイプで間違いないでしょう。大きな6.3ミリステレオ標準プラグというものもあるのですが、スマホ等では使われていません。

このミニプラグなのですが、最近のスマホからは無くなりつつあるようです。代わりに、主に充電に使っている端子に接続する形に変わっています。AndroidスマホではUSB Type Cというもので、iPhoneでは5以降、Lightningと呼ばれる形のものです。

ちなみに3.5ミリステレオミニプラグにもLightningにも、変換アダプタというものがあります。どうしてもこのイヤホンを使いたいけど接続端子が合わない、という場合にはこの変換アダプタを使うことになります。

無線タイプの場合ですが、Bluetoothで接続することになります。通信規格のバージョンにはいくつかあるのですが4.0台から5.0に移行しつつあります(2019年10月現在)。ただしこれは通信速度の違いなので、音質にはまず影響しないと考えて大丈夫でしょう。

3.ここまでチェックすると迷わない!

向いている使い方や形状、音質などをこれまで紹介いたしました。他、以下のような種類があります。ただし初めてのイヤホンを選ぶという方には、必要のない知識かもしれません。上級者向けの部分もあるからです。ですので、簡単な紹介だけにしたいと思います。

有線だってこんなに種類が

高級なタイプの中には、ケーブルを交換できるものがあります。リケーブルタイプと呼ばれています。ケーブルによって音質が変わるのですが、かなり上級者の世界なので、この記事では取り扱わないことにします。

また極めて特殊なのですがスリープイヤホンという種類があります。これは名前通り、途中で寝てしまっても痛くないようシリコンなどの柔らかい材質でできたものです。寝ながら音楽を聴くという使い方に向いているでしょう。

ワイヤレスだって種類がこんなに

ワイヤレスタイプとは呼ばれていても、左右をケーブルでつないだものが今までは当たり前でした。しかし現在、その左右のケーブルもない左右分離タイプがあります。これはフルワイヤレス、完全ワイヤレスとも呼ばれています。従来のワイヤレスタイプより、さらに邪魔になるものがありません。

Bose SoundSport Free wireless headphones 完全ワイヤレスイヤホン トリプルブラック

¥21,237(税込)

完全ワイヤレスで、どんな動きも妨げない。
安定したBluetooth接続。
StayHear+ Sportチップは軽量で外れにくいデザイン。長時間の使用でも快適にフィット。
先進のテクノロジーで、進化したクリアでパワフルなサウンドを実現。

老舗オーディオメーカーのBOSEから出た、同社初の完全ワイヤレスタイプです。好みもあるとは思いますが、その音質の評価はかなり高いです。値段も、このクラスであれば決して高すぎることはないと思います。

イヤホンで音楽は変わるのです!

様々なイヤホンを、その使い方を中心にして紹介いたしました。

音質を中心にしなかったのは、より専門的になり、初めてのイヤホンを選ぶ方を迷わせるだけではないかとも考えたからです。たとえばインピーダンス(電気抵抗。大きいほどノイズが少ない)、再生周波数帯域(帯域が広いほど、幅の広い音を表現できる)、感度(与えた電力で、どれだけ音量が出るかの値)等があるのですが、あくまでもこれらはデータ上のもので、音の好みとはまた別な話にもなっていくからです。

イヤホンが百種類あるなら、百種類の音があります。イヤホンによって音質は変わります。本当はベストをご紹介できれば嬉しいのですが、人それぞれの好みがありますので、それはとても難しいことになってしまいます。

ですがイヤホンを購入することによって、音楽とのかかわり方が大きく変わるだろうということは、はっきり言えると思います。家のスピーカーでは楽しめなかったことを、経験できるようになります。それは例えば、美しい外の景色を眺めながら音楽を聴くことであったり、自分の気持ちを高めてくれる音楽を聴きながらジョギングすることだったりします。

この記事が、自分に合ったイヤホンを選ぶ手助けになったなら嬉しく思います。少なくとも使い方で選びさえすれば、大きく間違ったイヤホンを選ぶことはないだろうと思います。そして自分の音の好みがどのようなものかはっきりすれば、より深い知識を学び、自分に適したイヤホンをさらに選べるようになっていくのではないでしょうか。

もんど

この記事のアドバイザー

もんど

貯金好き家電販売員




この記事をシェアしよう

こちらの記事もおすすめ