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はじめてでも楽しめるJリーグ!ルールがわからなくても楽しく観戦する方法

はじめてでも楽しめるJリーグ!ルールがわからなくても楽しく観戦する方法

子どもから大人まで、人気の絶えないスポーツ、サッカー。国内リーグのJリーグは創設から27年が経ち、海外で活躍する選手が増えるなど、そのレベルもどんどん上がってきています。ここでは、サッカーをしたことがない、ルールをあまり知らないという人でも楽しめる、Jリーグ観戦の秘訣についてご紹介します。

みかんサンド

この記事のアドバイザー

みかんサンド

海外在住ブロガー


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目次

1. Jリーグとは?

JリーグのJは、JapanのJ。日本におけるサッカーのプロ国内リーグのことをこう呼びます。始まりは、今から27年前の1993年。ここから、数々の名選手や歴史が生まれてきました。まずここでは、Jリーグの基礎的な知識と、これまでに活躍してきた名選手たちをご紹介します。

Jリーグの始まりと、現在

開幕当初のチーム数は、10。開幕戦は、ヴェルディ川崎と横浜マリノスの黄金対決で、初代のJリーグ王者は、V川崎でした。その後チーム数は徐々に増えて、1998年にはJ1が18チームとなり、1999年に下部リーグのJ2ができて2部制になりました。さらに2014年にはJ3が設立され、2020年現在、トータルのチーム数は59(J1 18、J2 22、J3 16)にまでなりました。

2006年にはサッカーくじBIG(通称toto)の販売がスタート。2013年の法改正で海外サッカーの試合も対象に入れられるようになり、海外も含めたサッカー界は、ますます盛り上がりを見せています。

記録と記憶に残る選手たち

開幕当初に注目されていたのは、ブラジル出身のラモス瑠偉、初代MVPで今も現役でプレイを続ける三浦知良、その後日本代表の監督も務める、「神様」と呼ばれたジーコなど。1997年にはカメルーンから来たストライカー・エムボマが28試合中25得点を達成して話題となり、翌年1998年には中山雅史が、前人未踏の4試合連続ハットトリックを達成。この記録は、2016年に破られるまでギネスブックにも掲載されました。同年には、フランスワールドカップで活躍した中田英寿がイタリアのセリエAへ移籍、その後、小野伸二、稲本潤一や中村俊輔などが次々に海外移籍を果たしていきます。

2004年には、森本貴幸が中学3年生で史上最年少出場記録を塗り替え、2008年に本田圭佑がオランダに移籍。2010年の南アフリカワールドカップ後には、内田篤人、長友佑都、香川真司らが次々と海外へ移籍していきます。2011年、「ミスターマリノス」と呼ばれていた松田直樹が、練習中に突然倒れて帰らぬ人となり、日本を代表するDFの若すぎる訃報に、サッカー界は悲しみに包まれました。

2017年、久保建英が高校1年生で史上最年少ゴールを記録、翌年にはスペイン代表の伝説プレイヤー、アンドレス イニエスタが神戸に加入し、日本サッカー界を驚かせたのは記憶に新しいところ。同年、川口能活、楢崎正剛、小笠原満男など、長くサッカー界を支えてきたレジェンドたちが次々と引退していきました。

2.より身近に楽しもう

さて、Jリーグの歴史が少しわかったところで、いよいよその楽しみ方です。サッカーに限らず、スポーツはやはり生での観戦が一番ですが、初めてで何もわからない状態では、いつ、どこのゲームをどのように観に行ったら良いのかもわかりませんよね。ここでは、スタジアム観戦に行く前の準備段階として、観戦をよりおもしろく、楽しくするための方法をお伝えします。

お気に入りの選手やチームを見つける

応援に熱が入る女性サポーターたち

サッカー観戦を楽しむ秘訣の一つは、やはり「応援する相手を見つけること」でしょう。それは、チーム全体でも、一人の選手でも構いません。ただ漫然と試合を観て楽しむことも可能ですが、せっかくなら贔屓の選手やチームを持つのが、より楽しむコツです。

「お気に入り」の見つけ方は様々ですが、地元にクラブがあるなら、まずはそのチームを応援してみるのが一番早いです。北は北海道コンサドーレ札幌から、南は沖縄のFC琉球まで、全都道府県がチームを持っていますし、神奈川県にいたっては、横浜F.マリノス、川崎フロンターレ、横浜FC、Y.S.C.C.横浜、湘南ベルマーレと5チームも持っています。自分の地元なら親近感がわきますし、ホーム試合にも観に行きやすいでしょう。地元を応援しつつも別のお気に入りチームを持つことや、2チーム以上を応援することは何も悪くありませんし、途中で乗り換えるのももちろんOK。少しずつ、いろいろな試合を観ながら、「このチームを応援したい!」「このチームが好き」というところを見つけてみてください。

また、好きな選手を見つけるのも、楽しみの一つ。最初はルールやどんなプレイが「良い」のかもわからないので、特に女性は「顔がタイプ」な選手を見つけるのが手っ取り早いかもしれません。その他、「背が高いから」「頭が良さそうだから」「点をたくさん取るから」など、単純な理由で良いのです。

ちなみに人気が高いのは、大学入学を取り消して急遽入団したという逸話のある、川崎フロンターレの大島僚太選手、190センチの長身GK・モンテディオ山形の摂津颯登選手、日本代表でも活躍する、ヴィッセル神戸の山口蛍選手などです。一人の動きを注意してみているとそのうち、彼のポジションに関することや、どのタイミングでどういう動きが的確なのか、など、ルールを覚えるきっかけにもなっていきます。

ルールを学ぶと、よりおもしろい

サッカーのレフリー

サッカーは、ただ、ゴールにボールを蹴り入れるだけのスポーツではありません。各ポジションに役割があり、様々な細かなルールが存在し、それを理解するとゲームがよりおもしろく感じるようになります。GK、DF、MF、FWというポジションに加え、ボランチなどの役割や試合の中での動き、フォーメーションとその戦略、コーナーキックなど、観れば観るほど気になるところがたくさん出てくるはず。

特に初心者にわかりづらいのが、オフサイド。オフサイドとは、オフサイドポジション(攻撃時に相手陣内にボールより前で、相手チームのエンドラインから2番目に近いプレイヤーとエンドラインとの間のエリア)にいる味方にパスを出したり、そこにいる味方プレイヤーが相手の邪魔をしたりボールに関与したりする反則のこと。…と言われても、正直よくわかりませんよね。実際のゲームや図などを見ないとなかなかわかりづらいので、詳しくはJリーグのYouTube公式チャンネルをぜひ参考にしてみてください。

オフサイドをより深く理解するためには、実際のゲームをよく見てみましょう。初心者は、どうしてもボールばかり追いかけて観てしまいますが、注目すべきポイントは、相手のディフェンスラインと、ボールを持っていない味方プレイヤーの動きです。ゴール付近に走り込んできた味方プレイヤーがいたら、どのタイミングでボールが入れられるのか、ディフェンスの最終ラインはどこか、などをよく見てみましょう。

いろいろな試合や場面を観ることで、だんだん感覚がつかめてきます。「今の、オフサイドじゃない?」と思ったタイミングで実際にオフサイドフラッグが上がったら、ルールを自分のものにできた証拠。結構嬉しいものです。

仲間を見つけて、一緒に観戦する

いろいろなことがわかってくると、この楽しみを誰かと共有したくなってきます。ゴールや勝利を一緒に喜んだり、より詳しい人から、細かいルールやエピソードなどを教えてもらったりと、より楽しみが広がってくるものです。

周りに、サッカー経験のある人、サッカー好きの彼氏がいる友だちなどはいませんか?なかなか見つからなければ、SNS等を利用して、同じチームや選手を応援する人たちとコンタクトを取ってみましょう。同じ場で観戦することができなくても、情報交換をしたり様々な見方や考え方をシェアしたりすることで、学ぶことも多いはずです。

例えば、ガンバ大阪のサポーターたちはTwitterで、「#ガンバサポと繋がりたい」というハッシュタグを使い、同じクラブを応援する友だちの輪を広げるなどしています。

3.スタジアムで、生の迫力を味わおう

さて、知識も付けておもしろさがわかってきたところで、いよいよスタジアムで観戦してみましょう。ここでは、スタジアム観戦をさらに楽しむ方法を、観戦のマナーなども含めてお伝えします。

グッズの購入も、ひとつの楽しみ

今や、公式グッズはインターネットを通じ、Jリーグの公式オンラインストアでいつでも購入可能ですが、実際にスタジアムで購入するのも一つの楽しみ。グッズはチームによって様々ですが、とあるJ1チームではユニフォームやタオルマフラーといった定番応援商品の他、スマホケース、オフィシャルマスコットのミラーやポーチ、キーホルダーなど、普段使いしやすいものや女性に嬉しいものがたくさん揃っています。

会場で販売されているものには限りがありますが、わくわくした雰囲気の中での買い物は、また一段と楽しいものですよね。例えば、浦和レッズの公式グッズには、こんなものがあります。

また、グッズを購入すると抽選に参加でき、当選すると選手のサイン会に行けることも。試合当日は、試合を観る以外にも様々な出店があったりイベントがあったりと、1日楽しむことができます。各スタジアムのオリジナルグルメ、通称「スタグル」もぜひ楽しみましょう。

やっぱり、生で観るのが一番

スタジアムの座席は、大きく分けて3種類。メインスタンド、バックスタンド、ゴール裏です。メインスタンドは、テレビのようなアングルで試合が観られ、また選手の入退場が近くで見られるなど非常に豪華な席です。そのため、価格はやや高め。

一方でメインスタンドと反対側のバックスタンドは、メインスタンドよりも比較的価格が安く、席が取りやすい傾向にあります。そのため、初心者ならゆっくり観られるここがおすすめ。そして、一番盛り上がるのがゴール裏。常に応援歌が流れ、熱狂的なサポーターたちが集まっています。その他、スタジアムによってはファミリーシートがあったり、それぞれのオリジナルのシートがあったりしますので、いろいろ調べてみるとおもしろいでしょう。

生観戦の一番の醍醐味は、その雰囲気を味わえること。テレビのように選手ひとりひとりの表情を見たり、詳しい解説を聞きながら観たりすることはできませんが、サポーターを中心とした応援歌や歓声、その盛り上がりを感じられるのは、やはり生ならではです。

なお、観戦の際のルールは、さほど特殊なものはありません。缶や瓶類の持ち込みができないこと(入り口で紙コップに移します)、フィールドにものを投げ込んだり飛び降りたりしない、ペットの入場禁止、などです。節度を持って、楽しく観戦しましょう。

スタジアム座席

ファンクラブ会員になると、いろいろな特典が

定期的に、本格的に応援しに行くのなら、各クラブのファンクラブ・後援会に加入するのがお得です。例えば、J1の某ファンクラブは、入会金500円、レギュラー個人会員の場合、年会費3,000円で加入できます。前売りチケットの会員先行・割引販売、シーズンチケットの抽選申込参加などとチケットが優先的かつお得に購入できるだけでなく、グッズの購入が5%オフ、会員ポイントサービスや入会特典が受けられます。

また、ファン感謝デーや選手サイン会といったイベントだけでなく、「ウィズハンド入場行進・フラッグ掲揚」「ウイニングハイタッチ」などのチャンスがあるのも会員ならでは。年会費はさほど高くありませんし、入会の条件などがあるわけではないので、ちょっとでも興味を持ったら、とりあえず加入してみるのもあり。試合やイベントに行きやすくなることで、どんどん深く楽しむことができそうです。

知識を付けたり、仲間を増やしたりしながら、さらに楽しもう

Jリーグを観始めると、今度は海外で活躍する日本人選手が気になったり、すると次はその海外リーグの状況が気になったり、アジアカップ、ワールドカップ、チャンピオンズリーグなど、どんどんとその興味の幅が広がってきます。それに伴い、新しい仲間との出会いもあるでしょう。

人脈を広げたり、新たな興味の対象を見つけたりしながらぜひ、Jリーグを自分なりの好きな方法で、楽しんでください。

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