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はじめての歴史ものに触れるきっかけと言えば戦国時代!

はじめての歴史ものに触れるきっかけと言えば戦国時代!

大河ドラマや時代劇では戦国時代が取り上げられることが多いですよね。その他にもゲームや漫画、小説などで戦国時代が扱われることは多いです。興味はあるけど、やはり歴史モノは難しそう、と感じている方も多いかと思います。そんなはじめて戦国時代に興味を持った方に向けて、簡単に解説します。

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目次

1.戦国時代は面白い?

戦国時代はいつから始まった?

戦国時代とは15世紀末から16世紀末の戦乱が頻発した頃を指す日本の時代区分です。基本的には応仁の乱から織豊政権の確立までを戦国時代とする見方が多いですが、諸説あります。

日本の小説やテレビドラマなどでは主に織田信長の登場以降を扱うものが多く、応仁の乱や信長登場以前の戦国時代を扱ったものは数少ないのが現状です。応仁の乱を扱ったものとしては、NHKの大河ドラマで記録的な低視聴率を記録した「花の乱」や、その一方で40万部という歴史書としては記録的な売上を誇る呉座勇一の「応仁の乱」があります。

この記事ははじめて戦国時代に興味を持った人向けです。初心者でも入りやすいような話題を選んで書いていきますため、本格的な戦国史を知りたい方には物足りないかと思いますが、あしからずご承知おきください。

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室町後期、京都を戦場に繰り広げられた内乱は、なぜあれほど長期化したのか。気鋭の研究者が戦国乱世の扉を開いた大事件を読み解く。

なぜ戦国時代は人気があるのか

戦国時代は日本史の中でも幕末期とならんで人気があります。NHK大河ドラマでも、戦国時代と幕末期は幾度となく取り上げられています。なぜ日本人はここまで戦国時代が好きなのでしょうか。

やはり動乱の時代は人気があります。源平合戦にしろ、南北朝時代にしろ、なぜか人は(特に男性は、かもしれませんが)動乱の時代を好みます。平和な江戸時代を描いた人情物の時代劇も人気はあるのですが、やはり日本の歴史のターニングポイントであった戦国時代や幕末期は、自分の手腕一つで時代を変えられる可能性があった時代だけに、男のロマンと言ってもいいかもしれません。そして女性の中でも、そんな時代を切り開いていく戦国武将や幕末志士に憧れる方も少なくありません。

そして戦国時代が人気である理由の2つ目に、日本中がバラバラで、地方が独立していたこともあるかもしれません。平和で日本が一つにまとまっている時代はどうしても首都(当時は京都)に注目が集まりがちですが、戦国時代は武田信玄が拠った甲斐(現在の山梨県)、上杉謙信が拠った越後(現在の新潟県)といった具合に、それぞれの地方に英雄が生まれ、独立状態を保ったことが挙げられます。織田信長や豊臣秀吉のような中央の権力者だけでなく、このような地方の英雄たちの存在も、戦国時代の人気に一役買っているのではないでしょうか。

武田信玄像

2.戦国時代を扱った作品

戦国時代を扱った本

戦国時代を扱った本は古今東西数多くあります。戦国時代当時に書かれた歴史書はもちろん江戸期に書かれた歴史書や講談、現代の歴史家による歴史書や小説家による歴史小説まで、どこから入っていいか初心者は迷うかもしれません。

戦国時代を詳しく知りたいと思ったら、やはり少し難しいですが歴史書や歴史小説を読んでみることをおすすめします。創作が嫌いで、事実を重んじる方は歴史書、創作があっても少しでも楽しく学びたい方は歴史小説を読んでみるといいでしょう。

歴史書としては戦国時代を生きた信長の家臣、太田牛一が書いた「信長公記」が人気です。これは現代語訳もされていますので、一般の方でも読むことができます。一級品の史料としての価値はもちろん、読み物としても面白いです。現代の歴史家の書いた歴史書にはない、生の戦国時代の様子を知ることができます。

歴史小説では、多くの小説家が戦国時代を扱っていますが、一人挙げるとしたらやはり司馬遼太郎でしょうか。いま大河ドラマ「麒麟が来る」でも人気の斎藤道三とその娘婿、織田信長の2代の国盗りを描く「国盗り物語」をはじめ、戦国時代を扱った多くの歴史小説を書いています。

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織田信長の生涯を描いた一代記である「信長公記」は、信長の旧臣太田牛一が、実際に見聞きした信長の記録をもとに執筆したもの。そんな一級史料が現代語訳版でスラスラ読める!信長ファンの必読書。

戦国時代を扱った映像作品やゲーム

戦国時代を扱ったゲームや映画、テレビ番組なども数多くあり、戦国時代の人気のほどが窺えます。若者に圧倒的人気を誇り、戦国時代にタイムスリップした普通の高校生が信長として生きていく「信長協奏曲」や、現代の自衛隊が戦国時代にタイムスリップする「戦国自衛隊」も、戦国時代を扱ったものとしては異端的なものですが、人気があります。

歴史を忠実に描いている作品としては、何度か言及したNHKの大河ドラマや、暗愚ながらも民衆に圧倒的な人気を誇る成田長親を描いた「のぼうの城」などがあります。他にも戦国時代を扱ったテレビ番組や映画は数多くあるので、探せばきっと貴方好みの作品に出会えることでしょう。

戦国時代に興味を持ったきっかけとして、ゲームを挙げる若い人も多いでしょう。戦国時代を扱ったゲームとしては最も古い部類に入る歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」や、戦国武将たちを操作して戦うアクションゲーム「戦国無双」や「戦国BASARA」などが有名です。ほかにも最近人気のスマホゲームなどを含めると、非常に数多くの作品が戦国時代や戦国武将を扱っています。

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3.戦国時代を体感しよう

戦国時代に建てられた城を巡る

滋賀県にある安土城跡

戦国時代を楽しむ方法として、インドア派の人は本や映画やゲームがありますが、アウトドア派な人も楽しめる方法として城巡りというものがあります。皆さんお城というと、石垣があって天守閣があって、というお城を想像すると思いますが、実はこのような典型的な城が広まったのは戦国時代の後期、信長や秀吉が活躍した安土桃山時代であると言われています。

それまでの戦国時代初期の城は、主に山城と言って山の上に建てられました。上杉謙信の居城であった春日山城や、山陰の雄、尼子氏が拠った月山富田城が有名です。首都圏から近い山城としては八王子城があります。これらの山城は現在跡地しかありませんが、登山がてら訪ねてみるのも面白いです。

その後時代が進むに連れ、防御には有利でも領国の統治には不向きであった山城から、交通の要衝地に当たる平地などに作られた平城へと変化していきます。名古屋城、駿府城、二条城、広島城などは全て平城です。

大阪城や江戸城は平城とされることもありますが、平城と山城の中間に位置する平山城とされることもあります。平山城としては他に姫路城や仙台城、熊本城があります。

江戸城、仙台城以外は現存・修復されており現在もその勇姿を見ることができます。安土城や小田原城、松本城など、他にも言及したい城はたくさんあります。なお、ここで挙げた城の中には戦国時代以降に建てられた城もあることをお断りしておきます。

松本城

戦国時代の合戦場跡

城巡りでは飽き足らない方には、少しマニアックですが合戦場跡巡りというものもあります。誰もが知っているであろうところでは関ケ原合古戦場や武田信玄と上杉謙信が戦った川中島古戦場、織田信長が鉄砲を使って武田軍を破った長篠古戦場(設楽原古戦場ともいわれます。)があります。

他にも桶狭間古戦場や長久手古戦場など、多くの整備された古戦場跡があるので、気になる合戦、地元の近くにある古戦場などを巡ってみるのも面白いと思います。

関ケ原合戦場 徳川陣地跡

戦国時代をより楽しむために

いかがでしたでしょうか。戦国時代の楽しみ方には様々は方法があることがお分かりいただけたかと思います。ここで取り上げた以外にも、最近人気の刀剣を愛でたり、戦国時代の甲冑を鑑賞したりと、楽しみ方は十人十色です。

ゲームから入っても良し、大河ドラマにはまってもOK!これからも戦国時代を楽しんでいってください。

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