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【はじめての吉本新喜劇】もはや伝統芸能!?初めて見ても大爆笑間違いなしの吉本新喜劇

【はじめての吉本新喜劇】もはや伝統芸能!?初めて見ても大爆笑間違いなしの吉本新喜劇

関西ではお馴染みの吉本新喜劇。関東では聞いた事はあるけど見るのは初めて…と言う人いると思いますが、それでも分かりやすいボケとツッコミ。日本の人気トップを走る喜劇を今回は名物キャラクターや、お約束のパターンなどだけではなく、吉本の長く愉快な歴史も紹介します。

コダケン

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コダケン

プロレス好きカルトライター


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目次

1.吉本新喜劇とは??

吉本新喜劇は、笑いあり感動あり!そして歴史あり!

吉本新喜劇オフィシャルサイト

吉本新喜劇は大阪府大阪市にある「なんばグランド花月(通称NGK)」で公演されている喜劇舞台です。また「よしもと新喜劇」のひらがな表記で、同じく大阪市に本社がある毎日放送(MBSテレビ)で毎週土曜日のお昼の時間帯(12:54~13:54)に中継放送され、関西では広く親しまれている番組でもあります。この番組を見た子供は、笑いのいわゆる「ボケ」と「ツッコミ」という役割を知り、そのノリが出来れば一人前の関西人と言われます。まさに、関西人のお笑い文化の基礎を作る劇団で、約1時間の公演時間の中には爆笑と見た者を感動させる強い力と根強い人気を持っています。

歴史も古く、成り立ちは昭和34年(1959年)の3月に開場したうめだ花月劇場で同時に吉本新喜劇の前身である「吉本ヴァラエティ」が旗揚げされました。MBSテレビとタイアップし、これからのテレビ時代を照準とした演芸スタイルとして創立しました。それから5年後(昭和39年)に吉本ヴァラエティから正式名称として今の吉本新喜劇として呼ばれるようになりました。しかし、その歴史も紆余曲折あり、決して順風満帆に今の地位を確立したわけではありません。

昭和55年(1980年)頃から爆発的な人気を博した漫才ブームの時には吉本興業の芸人たちも華やかな漫才の舞台に立ち、全国区として進出し、吉本興業も会社として躍進しました。しかし、その陰で吉本新喜劇自体はその新しい変化にはついていけず、特に若年層からは漫才ブームの影響から飽きられ始めてしまい、集客も減少していきつつありました。

そのような現象が数年続く中で、新喜劇再生プロジェクトとして、劇座員の世代交代をしつつ、全国にその名前を売り出すための「新喜劇やめよっカナ!?キャンペーン」と題して、観客の動員数増の目標を設定しました。具体的には、半年間の期限で延べ18万人を動員するという大規模なもので、当時の劇場の座席定員約70%にせまる平均稼働率が必要で、1日2公演で平均約1000人という非常に厳しい数を強いられました。

しかし、このキャンペーンイベントが起死回生の大ヒットで、多くのマスコミが取り上げることで認知度も上がり、関西地方で潜在的にいたファンや全く知らなかった全国のファンにも広く名前を知られることになりました。後に延べ18万人という観客動員数も達成し、見事復活しました。その後も世代交代を繰り返しながらも大阪を拠点に安定した人気を誇ります。

吉本新喜劇の人気の秘密はなんや?

吉本新喜劇の人気の秘密は何といってもわかりやすくテンポのよいストーリー展開と、その中で繰り広げられる抜群の間のボケとツッコミが一番の魅力です。子供は一度見たら次の日には学校で真似せざるを得ない強烈なキャラクターとギャグなども人気のひとつです。また、大阪を中心にした関西にしっかりと認知され、お笑い文化と呼ばれるまで浸透し、根付いた、人を笑わせて楽しませるというという関西の人たちのサービス精神とマッチした所もあると言えます。

2.吉本新喜劇の笑いには秘けつあり!人気キャストと鉄板ギャグ

ベテランから若手まで!名物キャラクターがたくさん!

現在の新喜劇に座員として在籍する人数は、100名以上が居ます(休業中や客員数含む)。もちろん、舞台なので座長がおり、現在は4人の座長がいます。また新喜劇のルールで、その4人の中から1人が脚本を作成する作家と一緒に台本を作るというシステムです。4人いればお笑いへの考え方や情熱の方向性で全く台本も個性豊かになり、見る側の楽しみになります。

まず、座長として活躍しているひとりに「小藪千豊」さんがいます。関西だけでなく、全国ネットのバラエティ番組でもひっぱりだこの芸人さんです。元々漫才師としてコンビを組んでいましたが、なかなか日の目を見ることはなく、解散。芸人を辞めようとしましたが、仲間たちが小藪さんの実力を評価し、なんとか説得して会社に慰留しました。その後、新喜劇に入団しますが、ここでも厳しい現実を突きつけられ、不遇の時代を過ごします。

しかし、周りの評価の通り徐々に芸で頭角を現して、約4年という今までにはない早さのスピード出世で座長にのぼり詰めました。芸風はいわゆる毒舌キャラで、芸人仲間に止まらず、相手が誰であろうと好感度は全く気にせず(本人が公言)、ズバッと話をもっていくスタイルで、お茶の間の人気者になりました。ただし、番組の合間や終了後には共演者へのフォローが誰よりも早いと言われ、それもまた小藪さんの人柄を表してるエピソードです。

兵動・小籔のおしゃべり一本勝負ライブ|Amazon

¥2,891(税込)

兵動大樹、小籔千豊という、大阪で芸人として活躍してきた二人が、
“すべらない話"を機に一転、シンデレラボーイズ(兵動談)として全国区の活躍!
そんな二人がシンプルに120分間しゃべり尽くすライブを開催!
その名も「おしゃべり一本勝負」! !

次に、人気ナンバーワン座員と言われるのが「辻本茂雄」さんです。武器は何といっても特徴的なアゴですが、それを活かしたギャグや、自身がこだわって作り上げたキャラクター「茂造じいさん」が大人気です。そのキャラクターはその場をぶち壊す勢いの元気いっぱいの老人で、舞台のセットに仕掛けをして、それを使ったギャグで押し切るなどで舞台をかき回す破天荒なキャラとしてお馴染みです。新喜劇の人気キャラクター投票でもナンバーワンになるなど長く活躍を続けています。

よしもと芸人 コスチュームキューピー 新喜劇 辻本茂雄|Amazon

¥760(税込)

よしもとの芸人がキューピーになって登場です!
新喜劇の茂造がかわいいキューピー仕様になりました

最後にもうひとり、座長を務めながら強烈なキャラクターを演じる「すっちー」さんを紹介します。

人気のある強烈なキャラクターは「すち子」。大阪のおばちゃんに扮して、見た目のインパクトと、言葉の押しの強さから新喜劇ファンのハートをがっちりつかんでいます。舞台を見た小学生から人気投票ナンバーワンになるほどの「ドリルすんのかいせんのかい」というギャグがあり、全国放送でそのギャグが放送されると、またそこから火が付き、真似をする人が増えるほど全国的にも注目を集めるようになりました。

新喜劇 すち子のねぶり飴|Amazon

¥950 (税込)

ねぶりたおしたくなる、病みつきになる味です!
味:ミックスジュース味 内容量:約20粒
すっちーが舞台でバラまいているあの飴です。
大阪のおばちゃんの必須アイテム あめちゃんです

待ってましたのお馴染みギャグから最新ギャグまで!

子供から大人まで認知しているギャグは、吉本新喜劇から発信されたギャグが多数あります。年末に発表されるユーキャン新語・流行語大賞にもノミネートされたチャーリー浜さんの「じゃ、あ~りませんか」など時代を象徴するギャグも生み出されます。

歴代を振り返っても、間寛平さんの「かい~の」などの瞬発力があるギャグや、藤井隆さんの「ホット、ホット」など爆発力があるお馴染みのまで多種多様で数えきれないほどです。日々舞台で若手芸人らも切磋琢磨し、先ほど紹介したすち子の新しい人気ギャグなど日々舞台をにぎわしています。

人気のキャラクターによるギャグもパターン化され、舞台には欠かせない物ですが、一番分かりやすい笑うポイントとして、ギャグを言った後に演者がこける(転ぶ)というお約束のパターンがあります。

これは、新喜劇の長い歴史で確立されたもので、座員が息を合わせてこける姿は新喜劇以外のバラエティ番組でも引用されて使われています。また、ゲストで芸人以外のタレントやスポーツ選手などが舞台に来ても例外なくお約束で一緒にこけるのですが、微妙にゲスト達のこける間がズレたり、こけるのを忘れるなど、タイミングは合わないこともそれがかえって新鮮さを生み出し、客席から爆笑が起ります。これを見ると、これぞ吉本新喜劇!と感じることが出来る鉄板のパターンだと言えます。

3.テレビも良いけど舞台もね!新喜劇を見に行こう!

新喜劇の舞台ってどこにあるの?関西だけなの?

吉本新喜劇の舞台を生で見てみたいという方も多いでしょう。劇場の場所は、本拠地で大阪にある「なんばグランド花月」の他にも京都にある「よしもと祇園花月」でも公演されています。関西に行かなきゃ見られないのかな?と思ってしまいますが、新喜劇は地方公演も定期的に行っており、あなたの街にも新喜劇の笑い声が届く日があるでしょう。

・なんばグランド花月
http://www.yoshimoto.co.jp/ngk/

・よしもと祇園花月
http://www.yoshimoto.co.jp/gion/

新喜劇のチケットってなんぼ?当日でも大丈夫?

なんばグランド花月(NGK)では1階指定席と2階指定席の2種類のチケットが出ています。肝心のチケット代金はその時の公演時期と1階席、2階席の座席などで変わりますが、平均すると4000円~5000円の間の料金で観劇することが出来ます。

また、祇園花月の方はNGKと比べるとチケットは少し安めに設定してあります。これは、出演者の数と演目の数が違い、祇園の方が規模が小さいからです。しかし、観客が近い分、祇園の方がアットホームな雰囲気が出ると言われています。チケットは劇場窓口で当日券を買える他にもプレイガイド、電話やオンラインで前売り券を購入することが出来ます。NGKと祇園花月は購入先が違うので注意しましょう。

また、5名以上の団体でのグループ観劇では事前予約を電話から受け付けています。学校行事団体割引もあるので(前売りのみ)修学旅行で行ったことのある方も多いでしょう。どちらもチケットの前売りと当日券がありますが、人気の演者や演目は早めに前売りチケットを買っておいた方が確実に見ることができます。

吉本新喜劇は、ひとりでもファミリーでもみんなが楽しめる!

出演者はもちろんのこと、ギャグも相当な数あります。様々な笑いの形があるので、ファミリーでも1人でも楽しめること間違いなし!

舞台は演じる側もそうですが、見るお客さんがいて初めて完成します。同じ内容でも、その時の雰囲気や客層で反応も違うので、一緒に舞台を作り上げる感覚が舞台にはあります。ぜひ、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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