「はじめて」をわかりやすく。

はじめてAirbnb(エアビーアンドビー)を使って宿泊する前に抑えておきたいポイント

はじめてAirbnb(エアビーアンドビー)を使って宿泊する前に抑えておきたいポイント

日本でも身近になってきた民泊。国内外問わず「Airbnb」を利用すると、ホテルや旅館とはひと味違った体験をすることができ、しかも一度使うとクセになります。ここでは、はじめてAirbnbを利用してみたい方へ、利用の仕方やシステム、利用に当たって気を付けたい点などについてお話しします。

みかんサンド

この記事のアドバイザー

みかんサンド

海外在住ブロガー


OPEN

目次

1.Airbnbってなに?

日本でも少しずつ解禁され、メジャーになってきた「民泊」。でも、まだまだ制約が多かったり、利用者側に精神的な抵抗があったりと、国内では海外ほど普及していないのも事実。しかし、民泊サービスの先駆け的存在であるAirbnbにおいては、累計利用者はなんと5億人を超えています。

2008年にアメリカのサンフランシスコで創業したAirbnbですが、10年あまりが経った2019年8月には、1日の宿泊者数が史上最高の400万人を達成。これまではアメリカやヨーロッパなどの大都市に集中していた利用者も、アジア圏やアフリカ、中南米など新興国での利用が伸びているといいます。

ますます拡大する民泊事業。まずここでは、これからAirbnbを利用してみたい方に向けて、Airbnbとはどういうシステムなのか、基本的な情報についてお話ししていきます。

Airbnbは民泊サービス最大手です。

Airbnbの仕組み

Airbnbの「BNB」とは、Bed And Breakfast、つまりベッドと朝食という意味。イギリスなどを中心とした宿泊システムで、宿泊(ベッド)と朝食(ブレックファスト)の提供を料金に含んだ、比較的安価に利用できるものです。

Airbnbは、空いている部屋や家を人に貸したい人(ホスト)と、旅行などで部屋を借りたい人(ゲスト)をマッチングさせるシステム。ホスト側は部屋の詳細を写真などと併せてアプリ上に掲載し、ゲストは、宿泊したいエリアから自分の好みや希望に合った部屋を探して予約をします。

つまり、Airbnbとは、ホテルではなく「一般の人の家に泊まることができるサービス」と言えるでしょう。個人間のやりとりで、かつ「部屋を借りる」と聞くと手続きが煩雑そうに聞こえますが、やり方はホテルの予約とほぼ同じで、実際はとても簡単です。

どんなところに泊まれるの?

では、実際にどんな部屋や家に泊まることができるのでしょうか。Airbnbは世界192カ国33,000の都市で利用が可能。その形態は様々で、一軒家から、アパートやマンションのような集合住宅などまで。ひとり旅に便利なシェアルーム(相部屋)から、完全個室のタイプ、そして、家族や複数人での宿泊に便利な、家を一軒まるまる貸し切ることができるタイプもあります。

古民家や歴史的な建物、ジムやサウナ、プールなどが付いたラグジュアリーマンション、郊外や自然の多いところではバンガローやコテージなどを借りることもでき、とにかく家や部屋のタイプは多岐にわたり、しかも通常は、ホテルに泊まるよりも低価格で実現可能です。現地の人たちが実際に生活しているような体験ができ、まさに「暮らすように旅する」ことができます。

どんな人たちが利用している?

ゲストとしての利用者は、宿泊費用を抑えたいバックパッカーから、ひとり旅客、友だちや恋人・夫婦同士、家族や大人数でなど、年齢、性別、国籍や旅行形態などは様々で、どんな人でも利用できます。

ホストも同様に様々で、多くの物件を持っており、それを貸し出すことで収益を得ることが目的の人もいれば、子どもたちが独立して部屋が余っているから、という夫婦、様々な人たちとの交流を求めてゲストになっている人などもいます。

なお後述しますが、様々な人が様々な目的で利用するシステムだからこそ、利用の際は必ず相手としっかりコミュニケーションを取り、ある程度相手が信頼するに値するかどうかをしっかり見極めることが大切です。

2.Airbnbの使い方とメリット

さて、Airbnbとはどんなものかがわかったところで、早速利用してみましょう。ここでは、ゲストとして利用する場合のアプリの利用方法と、Airbnbを利用するメリットについてお伝えします。

アプリを使って、予約からフィードバックまで

予約、宿泊までのやりとりから最後のレビュー投稿まで全て、スマートフォンのアプリ1本でできます。まずはアプリをダウンロードして、アカウントを作成。そしてプロフィールを作ります。ゲスト側が宿泊したい部屋を選ぶのは当然ですが、ホスト側も、受け入れるゲストを選びます。信頼できる人間であることを示すためにも

①プロフィール写真は、風景やキャラクターなどではなく、自分の顔がよくわかるものを使う

②自己紹介はしっかりと。海外で利用する場合、英語や他の言語ができるならその言語で書くと良い。

③身分証明書の登録をしておくと、より信頼につながる。 

という点に留意して、登録を済ませましょう。

そして、自分が行きたい都市を選び、部屋のタイプや金額の幅などでフィルターをかけて、宿泊したい部屋を選びます。写真だけで判断せず、用意されているアメニティや設備などもよく見てください。Wi-Fiやエアコンがあるのか、洗濯機やキッチンは利用できるのか、アレルギーがある場合や苦手な場合は、ペットの有無も確認しましょう。

部屋の詳しい住所は、予約が成立してからでないとわかりませんが、ざっくりとしたエリアは地図上で表示されるので、そこで立地情報を確認し判断します。

また、パーティーNG、喫煙NGなどといったハウスルールもあります。自分はパーティーを開かないから、タバコを吸わないから気にしない、のではなく、NGでないということはつまり、他の宿泊客が夜中にパーティーを始めたり、共用スペースでタバコを吸ったりする可能性もあるということ。細かいところまでよく読み、いろいろな可能性を考えて判断しましょう。

部屋を決めたら、予約をします。チェックインの方法、鍵の受け渡し方法などは、予約の後にメッセージ機能を使ってやりとりをし、宿泊が終わったらお互いにレビューを投稿して終了です。レビューは任意ですが、今後利用する際に、お互いにとって非常に重要な要素になるので、ステイに満足したならぜひ最高の評価を送りましょう。

このようにアプリ1つで全てが完了し、自分の電話番号などを知らせる必要もありませんので、とても便利かつ安心して利用できます。

アプリで予約、宿泊まで完結

ホテル泊では、できない体験を

では、ホテルとAirbnbの違いはどこにあるのでしょうか。Airbnbを利用するメリットを3つほどまとめてみました。

①選択肢が豊富で、好きなスタイルで滞在できる
特に大都市圏や観光地化されているエリアでは、ホテルよりも選択肢が多いでしょう。費用を抑えてシェアルームにしたい、古民家に滞在してみたい、1ヶ月間コテージでのんびりと、など、自分の希望やスタイルに合った宿泊方法が選べます。

②費用を抑えられる
立地にもよりますが、ホテルよりも比較的安価に泊まれることが多いのがメリットの1つ。プールやジャグジー、ジム付きのホテルに泊まると、最低でも1人数万円はかかりますが、Airbnbなら1万円程度から可能。しかも、通常は1部屋あたりの金額なので、複数人で利用すればさらにお得です。

ただ、Airbnbは長期での利用の方が割安になるシステム。清掃などのサービス料の関係もあり、1~2泊程度だと結果的に高くつくことがあります。

③その土地で暮らすように、旅することができる
個人的に考えるAirbnb最大のメリットは、ここにあります。Airbnbは、現地の「家」に泊まるため、そこに暮らす人たちの生活がよく見えます。

例えばホテル泊の場合は、食事はホテルのレストランやルームサービスを利用するか、外へ食べに行くことになりますが、Airbnbなら、近所のスーパーで食材を買ってきて、キッチンで調理して食べるということが可能です。ホストが常にいる家ならば、地元の郷土料理の作り方を教えてくれるかもしれませんし、観光客が行かないようなお店や、地元の人が集まるスポットに連れて行ってくれるかもしれません。

あくまで費用を抑えるのが目的、あまり他人とは関わらず1人でゆっくりと過ごしたい、という人もいるでしょう。でも、そうでない場合はぜひ、ホストと深く関われそうなところを選ぶのがおすすめです。他にも宿泊客がいる場合は、様々な人とコミュニケーションを取ることでいろいろな情報を得ることができたり、将来的に長く付き合える出会いになったりするかもしれません。

3.利用するときに気を付けたいこと

Airbnbの利点をお話ししてきましたが、やはりホテルとは違って「他人の家に泊まる」という手前、注意しなくてはいけない点があります。最後に、安心、安全に利用するために気を付けるべき点をお話しします。

口コミを方端からチェックせよ

ホスト・ゲスト選びで最も重要なのが、その信用度。それを知るのに役立つのが、アプリの口コミ(レビュー)です。部屋がどうだったか、清潔だったか、チェックインが問題なくできたか、ホストの対応は、など、利用者はかなり詳しく書いていますので、とにかく気になった部屋のレビューは読みまくりましょう。高い評価を受けている経験豊富なホストは、「スーパーホスト」の称号を得ていますので、それを基準に選んでも良いでしょう。新人ホストや、レビューなどの参考情報が少ないものは、避けるのが無難です。

セキュリティ状況は必ず確認

鍵はどういったものなのか、マンションやアパートなら、警備員がいるのかオートロックなのかなど、特に女性の場合はしっかり確認した方が良いポイントです。実際に私がヨーロッパで利用した部屋では、マンション内の個室に鍵がかからないタイプのドアだったため、大きな荷物を置いて出掛けるのにヒヤヒヤしたことがあります。また、シェアルームの場合も要注意。夜、部屋の二段ベッドで寝ていたら、男性の宿泊客が急にやってきて、同じ部屋で寝泊まりすることになった経験も。女性だけなのか、他に宿泊客が来る予定があるのか、荷物の管理方法など、ホストに聞いておくと安心です。

気になることがあれば、ホストに直接聞いてみる

予約前でも、アプリを使ってホストに質問することができます。このシングルルームに泊まりたいのだが2名宿泊可能か、空港まで迎えに来てくれないか、Wi-Fiは速いか、など、とにかく気になったことは何でも聞いてみましょう。意外とこちらの要求を飲んでくれたり、対応してくれたりすることも多いです。宿泊の際にトラブルにならないよう、事前に何でも確認すること、コミュニケーションを密に取っておくこと、感謝の気持ちを忘れないこと、がとても大切です。

細心の注意を払いつつ、最高の思い出を作ろう

Airbnb、利用してみたくなりましたか?自分の身は自分でしっかり守るという意識の下、ある程度慎重になる必要がある場面も多いでしょう。大なり小なり、旅行にトラブルはつきものですが、Airbnbではサポート体制もしっかりしているので、過度に心配する必要はありません。通常のホテル滞在では経験できないことをたくさん得られるのが、Airbnbの醍醐味。滞在を大いに楽しみ、様々な人と出会って、素敵な思い出をたくさん作ってください。

みかんサンド

この記事のアドバイザー

みかんサンド

海外在住ブロガー




この記事をシェアしよう

こちらの記事もおすすめ