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くだらないけどつい観ちゃう!はじめてのB級映画で楽しいお家時間を過ごそう

くだらないけどつい観ちゃう!はじめてのB級映画で楽しいお家時間を過ごそう

有名作品のパロディや、低予算で作成されたおバカ映画を大まかにB級映画と呼びます。「B級映画マニア」なんてのも存在するほどで、どこかクセになるのがある意味怖いところ。ですが意外と力のある作品も時に紛れているため、侮れないのがまた魅力ですね。初めてB級映画を観る方は、ぜひ肩の力を抜いて鑑賞することをおすすめします。

たかなし亜妖

この記事のアドバイザー

たかなし亜妖

フリーライター


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目次

1.B級映画の基礎知識

B級映画の定義とは?

B級映画と聞けば、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか?有名作品のパロディや明らかなパクリ、そして完成度の低い映画を想像するかと思います。

かつての映画は二本立て興行がメジャーで、大作(A級)のオマケ的ポジションで制作・公開されたものを「B-movie」「B-picutures」と呼んでいたのです。あくまで立場は添え物ですから、低予算で時間は短く上映時間に限りがあるもの。その呼び名が日本にも伝わり「B級映画」という訳し方になったのです。

現在では二本立て興行はほぼ見られず、B級映画の定義もずいぶんと曖昧になってしまいました。本記事では現代的な意味を含んで説明していくのですが、「かつての定義」を覚えておくといいでしょう。

現代のB級映画

現代のB級映画とは低予算チープ・有名作品のパロディパクリ低俗なネタを扱うものを指すことが多いです。パクリに関しては元ネタの映画並みに人気を博す映画があったりと、制作側の力のいれっぷりもスゴイのだとか。シリーズ化する作品もあり、B級と言えど熱狂的なファンがいることも確かです。

低予算で制作されているため、基本的にセットやCGはお粗末、無名の役者ばかり、というパターンはよくあること。内容に関してもご都合主義満載のシナリオ、支離滅裂な脚本などツッコミどころ満載であるのも面白い点です。

ワイワイしながら大いにツッコもう!

時々B級とは思えないほど素晴らしい内容の場合もありますが、大抵セットが雑だったりと、どこか惜しい残念な点が必ず見受けられます。それをひっくるめても楽しい、それがB級映画の愛すべき魅力の一つでしょう。

Z級映画も存在する

B級映画もあれば、Z級映画も存在することを忘れてはなりません。Bを通り越してZなのだから、よほど酷いのだろう……と思うはず。最早ストーリーとして成り立っていない、一体何を見せられているのか分からない(テンポや脚本が悪いため)、驚くほどくだらない映画を「Z級」と表現されるようになりました。

B級ほど数は多くないのですが、こちらもコアなファンがつくことが多く、悪い意味で有名になってしまった作品も多いです。

2.B級映画を観るにあたって

当たりはずれがあるのは前提!過度な期待は禁物

いまいち笑いのポイントがわからないことも

B級映画マニアも多く、テレビで紹介している芸能人も時折見かけますよね。そのためB級=面白いと考えてしまっている人もいますが、ここは気を付けたいところ。確かに紹介されているような作品はコメディ色が強く、おすすめできるモノが中心です。ですが、必ずしも全員に刺さるのか?と言われると少し難しいところ。

B級映画には必ずしもギャグ要素があると限りません。仮にあったとしてもシュールな笑いであったり、独特な作品も多くあるのです。ウケる人、ウケない人がハッキリ割れるからこその“B級”であるのかもしれません。

どの作品を鑑賞するにあたっても、肩の力を抜いて楽しむことをおすすめします。

有名な配給会社がある?

かつてはユニバーサルもB級映画を作っていました

近頃のB級映画では、有名な配給会社があります。一部マニアの間では配給会社を聞いただけで「あそこは〇〇がリリースされているところだね」と分かってしまうそう。いくつか作品を観ていると、またこの会社だ!なんてこともしょっちゅう起きるので、自然と覚えてしまうのかも……。

中でもB級映画の有名どころと言えばアルバトロスです。主に「アルバトロスコア」がB級映画のレーベルであり、サメ映画に力を入れているように感じます。あの「ジョーズ」のパロディ「シャークネード」シリーズは大きな話題を呼び、地上波で放送されたことがあるほどの人気っぷり。アルバトロスの勢いが伺えますね。

なにもB級だけでなく、「アメリ」や「パワーパフガールズ」「全員死刑」等メジャーな作品も多数取り扱っていますよ。

他にも「トランスフォーマー」や「ディープレッドホラー」等、いくつか配給会社が存在しているのです。

B級映画はどこで観られる?

「B級映画ってどこで観られるの?」と思う人もいるかもしれません。基本的に低予算なので映画館での公開はあまり無く、DVDでの流通というパターンがほとんどです。そのため扱いとしては「Vシネ」に当たるのでしょう。まれに人気の出たB級映画は映画館で上映されることもありますが、極めてレアなケースです。

レンタルビデオ店にも置いてありますので、ぜひ探してみて下さい。よくあるパクリ・パロディ系は元ネタである作品の横にしれっと陳列されていることも。そのため間違えて借りてしまった!なんて失敗談も、よくあるのだとか。ちなみにかなり古い、もしくはマニアック過ぎる作品は小さなお店だと置いていない可能性も高いので、よく調べましょう。特に古い作品はDVD化されておらず、未だVHSのみというパターンもあります。

比較的新しい作品、有名な作品は動画配信サービスにて楽しむこともできます。特にネットフリックス、ユーネクスト、アマゾンプライムビデオはB級映画の数が多いので、手あたり次第観るのも楽しいかもしれませんよ。

3.初心者でも楽しめるB級映画3選

コメディたっぷりのホラー!?「ファイナルガールズ 惨劇のシナリオ」

映画好きでも面白い!と唸る、ホラーコメディ「ファイナルガールズ」。パッケージだけを観るとちょっぴり禍々しいものを感じますが、そこまで怖くはありません。

映画「血まみれのキャンプ場」に出演した母を亡くしたマックスが、トラブルにより友人らと曰く付きのキャンプ場の世界へ入り込んでしまうというストーリー。ある意味異世界転生モノのように思え、話のテンポも悪くありません。シナリオがしっかりとしているため、90分間飽きずに鑑賞できることでしょう。

下ネタも多いですが、マヌケな要素も多く、笑って許せてしまうのが不思議。クオリティの高い作品を観たいなら迷わずおすすめしたい映画です。

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ホラー映画の物語に入り込んで繰り広げられるホラーコメディ。女優の母を亡くしたマックス。3年経ってようやく母の死から立ち直った彼女が、生前の母の映画を見ていると、そのホラー映画の世界に入り込んでしまい…。

有名どころを観るなら「悪魔の毒々モンスター」シリーズ

少し古い作品で、1984年にトロマ・エンターテインメントによって制作されました。この会社はB級映画をメインに制作しており、「キラーコンドーム」や「毒々シリーズ」で人気を博しています。

いじめられっ子のメルヴィンは不良グループにからかわれ、ある日有毒廃棄物の入ったドラム缶へダイブ。そこから見た目の醜い毒々モンスターへ変化し、町中の悪を退治すべく奮闘するのです。

シナリオだけ読んでいると良さがあまり伝わらないのが悔しいところ。シュールな笑いとおバカな間合いがたまらなく良いので、ぜひ一度は観て頂きたいですね。ただ過激な描写や過度な下ネタ、ブラックユーモア、スプラッターが多く、ハッキリ好き嫌いが分かれると思いますが……。

ちなみにトロマ・エンターテインメントのファンは多く、「悪魔の毒々モンスター東京へ行く」では若かりし頃の関根勤さんが登場していますよ!永井豪先生や安岡力也さんも出演する、豪華な作品となっています。

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メルヴィン君東京で大暴れ! ! 関根勤も負けずに大奮闘! ?今の東京では絶対撮影できないシーンの連続! ! 理解不能の展開に左脳が悲鳴を上げる! !

Bを通り越してZかも……「アタック・オブ・ザ・キラートマト」

完全にB級を通り越してZ級と言われている映画が「アタック・オブ・ザ・キラートマト」です。メディアにも多数取り上げられ、ご存知の方も多いのでは?

突然変異をとげたトマトが人間を次々と襲うという奇怪なストーリーですが、何も迫力はありません。普通のトマトや作り物のトマトがただ人間に投げられる、目の前に現れるだけなのですが、人間は絶叫して逃げていく……これ以上ないシュールさに、もう笑うしかありません。

ドリフ的な笑いも含まれており、好きな人にはたまらないはず。テンポは悪く一部中だるみもしますが、どこかクセになるのがこの作品の怖いところ。一人で観ても、大勢でワイワイ観ても楽しいでしょう。未だに映画館でリバイバル上映がされるほど人気があるため、非常に長く愛されている映画なのです。

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ティム・バートン監督『マーズ・アタック! 』(98)の元ネタにもなった、映画史上に燦然と輝く“おバカ映画の金字塔"! ! !

気楽に楽しめるB級映画!お酒片手にのんびり観賞しよう

堅苦しくない映画が観たい時に、B級映画は最適です。多くの人に愛されている作品は、それほど魅力があるということ。ぜひB級映画の世界に触れてみましょう。新しい発見があるかもしれません。ぜひお休みの日は作品を観て、楽しいお家時間を過ごして下さいね。

家でだらだらしながら観られるのがB級のいいところ

たかなし亜妖

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