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【はじめての原動機付自転車】手軽で行動範囲が広がるワクワク・ドキドキ原動機付自転車ライフ!

【はじめての原動機付自転車】手軽で行動範囲が広がるワクワク・ドキドキ原動機付自転車ライフ!

通称「原付バイク」「原チャリ」と呼ばれる原動機付自転車。進学や就職で新生活が始まり、購入を検討しているけれど、初めてでどうすればいいのか分からない…。そんな方にも分かりやすいように、免許取得の手順や購入の際のポイント、かかる費用などを紹介します。

コダケン

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コダケン

プロレス好きカルトライター


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目次

1.原動機付自転車 通称「原付バイク」「原チャリ」・・・とは何だろう?

原付バイクとは何だろう?定義や歴史など。

原動機付自転車(以降原付バイク)、いわゆる原付バイク・原チャリとはどのようなものを指すのでしょうか。原付バイクの定義は、道路交通法または道路運送車両法の法律によって決められています。具体的には、道路交通法では総排気量50cc以下(電動機の場合は定格出力0.60kw以下)の二輪のもの、「内閣総理大臣が指定する」50cc(0.60kw)以下の三輪のもの、または前2者以外の20cc(0.25kw)以下の三輪以上のものを指しています。また、道路運送車両法では異なる定義がされています。

原付の歴史についても少し紹介したいと思います。原付バイクの起源は、自転車に小型のガソリンエンジンを取り付けた「モペッド」と呼ばれる乗り物です。当初は自転車と同じ軽車両扱いで免許が不要でしたが、1952年に14歳以上を対象とする許可制となり、1960年の道路交通法施行に伴って、16歳以上を対象とする免許制となりました。

現在の原付バイクはオートバイの一種、特に車輪が小型のスクータータイプのものが広く浸透しています。一般には排気量が50cc以下(多くが49cc)のものを指す場合が多いです。原チャリという俗称は自転車の俗称であるチャリンコと組み合わせたものです。

報道などでは「ミニバイク」と呼ばれることが多いです。電動スクーターなど電動のものも、普及数は少ないですが原付バイク(出力による) に分類されます。また、「ホンダ・カブ」や、トランスミッション付きの「フルオートバイタイプ」(ヤマハ・RZ50、ホンダ・MBX50など)も、二輪で50cc以下であれば原付バイク扱いになります。

原動機付自転車の運転資格(免許取得の条件など)

運転資格については、前の項で少し触れましたが原付免許(原付1種)を取得した16歳以上の者が対象です。原付免許は、自動車のように教習所に行かなくても取得することができます。運転免許試験場で適性試験と学科試験を受けて合格し、その後に技能講習を受講すると免許証を取得することができます。取得資格16歳以下というのは普通自動車免許よりも低く、試験に合格すれば1日で免許証を手に入れられます。また、普通自動車免許を取得することで、原付バイクも運転できるようになります。ちなみに、原付バイクにはAT車(オートマチック車)とMT車(マニュアル車)がありますが、原付免許でどちらも運転することができます。

原付免許を取得するには年齢以外にも条件があります。まず視力ですがメガネ・コンタクトで矯正後の視力が両目で0.5以上必要です。片目が見えない場合は、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上必要となります。次に色彩識別で信号機の色を識別できる必要があります。聴力にも条件があり10メートルの距離で90デシベルの警報器の音が聞こえる必要があります。この際補聴器を使用しても構いません。そして受験前1年以内に取り消し処分を受けていないことが条件です。

運転免許センター・試験場での免許取得までの流れを紹介します。まず試験に必要な書類等ですが、全部で7つあります。

・必要な書類等
本籍記載の住民票の写し、健康保険・学生証・パスポートなど本人が確認できる書類
証明写真(縦3㎝×横2.4㎝で撮影後6カ月以内のもの)
メガネ・コンタクト・補聴器(必要な場合)
運転免許申請書
受験票
筆記用具
受験料

費用は、受験料として1,500円、講習受講料が4,200円、免許証交付料が2,050円の計7,750円です。
※都道府県によって若干金額が異なる場合があります。

次に免許取得当日の流れについてです。受験場所は各都道府県の運転免許センターや試験場となります。

・当日の流れ
①試験場で受付を済ませます(申請用紙の記入、受験料の支払い)
②適性試験を受けます(視力検査など)
③学科試験を受けます(交通ルールやマナーについてなどで試験時間は30分)
④合格後、原付講習を受けます(講習時間3時間で乗り方の講習)
⑤原動機付自転車免許証の交付を受けます。

学科試験に合格するために、事前に勉強をしておきましょう。原付講習に備えて動きやすい格好で試験に臨みます。

※意外と知らない⁈ 原付バイクだけの交通ルール

ご存じの方もいると思いますが、原付バイクには独特な交通ルールが適用されます。中にはうっかりやってしまいがちなルール違反もあります。学科試験にも出ますが、気を付けて乗らないと、簡単に反則切符を切られるため、しっかりと交通ルールは守りましょう。

2.原付バイクを買おう!

買う前に知っておきたい…手続き・税金・保険について

原付免許を取得した後はバイクの購入の段階に入りますが、原付バイクの購入の前に手続きの仕方や、税金・保険についても知っておきましょう。

まず原付バイク購入時の手続きですが、新規登録を行います。新規登録は購入したお店やディーラーに依頼する事も出来ますが、自分で行う事も出来ます。原付バイクの新規登録は、各市区町村の役所で行います。届け出をする窓口は地域によって異なる場合があるので、役所の案内で確認します。担当窓口では軽自動車税申告書と標識交付申請書をもらい、必要事項を記入して提出します。その他に、印鑑、身分証明書、販売証明書(書類に記入の際に必要)、石ずり(後で説明します)が届出の際に必要です。

廃車申請している原付バイクを新規で登録する際は、廃車証も必要です。中古原付バイクの場合は、基本的に廃車証が必要となります。書類の提出後は、標識交付証明書(登録証)とナンバープレートがもらえます。大切に保管しておきましょう。先ほど出てきた石ずりについてですが、この石ずりというのは、バイクに打刻されている車体番号を紙などに写し取ったものです。役所が必要に応じて車体を確認する際に使用するので、石ずりが必要かどうかは事前に電話等で確認しましょう。

・税金について
原付バイクは軽自動車税を自治体に支払う必要があります。重量税はかからず、車検も不要ということも覚えておきましょう。ちなみにバイクの税金や車検が必要かどうかについては、バイクの排気量によって決められています。50cc以下の原付バイクの軽自動車税は年間2,000円です。

・保険について
原付バイクには自動車と同様に、事故の際に受けられる保険が2種類あります。1つが自賠責保険、もう1つが任意保険です。まずは、それぞれの保険がどのようなものなのかについて紹介します。

自賠責保険というのは強制保険とも言われるもので、原付バイクを含めて全ての自動車に加入が義務付けられています。この保険に加入せずに運転した場合は、法律違反(自動車損害賠償保障法違反)で罰則を受け免許停止処分にもなります。また、この保険に加入していても、運転時に証明書を持っていなければ、これも罰則の対象となります。

任意保険というのは、文字通り加入が任意で強制ではない保険です。加入が強制ではないですが、自賠責保険に比べて補償の範囲が広く、それも自分で自由に設定することができます。

先に紹介した自賠責保険ですが、契約した本人よりは被害者を助けるための保険となります。必要最低限の補償しか含まないので、この保険だけで事故の賠償を行うのは難しいでしょう。また、自賠責保険の補償対象は対人賠償のみで、車や建造物を破損させた場合の修理費用への支払いを補償する対物賠償は、補償の対象外となります。原付バイクを運転している人の中で任意保険に加入している人はかなり少ないようですが、万が一のことを考えると加入したほうがいいでしょう。原付バイクで任意保険に加入する方法は2つあります。

1つは原付単体で契約する方法です。原付バイクの任意保険を販売している保険会社があり、契約すると、様々なトラブルに対応したロードサービスを利用することができます。必要のない補償内容を外したり、保険金額を自由に設定したりする事も出来ます。ちなみに、原付単体の契約であればノンフリート等級の割引制度が適用されるので、原付バイクを長く保有する予定という方は単体契約するのがいいでしょう。

2つ目は自動車の任意保険で「原付特約(ファミリーバイク特約)」を付帯する方法です。もし、乗用車や軽自動車などと原付バイク以外の車両を所有していて、そちらの方で任意契約をしているならば、原付バイクも補償の対象に含めるような特約を付ける方法もあります。ただし、特約の場合はロードサービスが対象外になる可能性が高いです。補償内容も2つで異なりますので覚えておきましょう。

特に大きく異なるのが、交通事故を起こした際の自分のけがへの補償です。特約の場合にも対人や対物などの補償はついていますが、自分側の補償については、自損事故で運転者が死傷した場合にのみ発生するものが多いです。それに比べて、原付単体の任意保険で搭乗者傷害保険を付けている場合は、事故の際、相手の有無にかかわらず自分側に死傷があった場合に保険金が支払われます。どの保険に加入するのかは、これらの点を考慮したうえで決めましょう。

原付バイクの相場から新車・中古車の選び方まで

原付バイクを購入する際は以下の3つのポイントで選びます。

まず、最初に気にするポイントは価格です。基本的に自分の予算との兼ね合いで決めることになります。次にデザインです。これに関しては、自分が見てみて「これがいい!」と気に入ったものでいいでしょう。最後にスペックです。値段が同じくらいで、気に入ったデザインのものが複数ある場合は、バイクの性能を見てみましょう。燃費や燃料タンクの大きさなども種類によって様々ですので、後で後悔しないようによく見ておきましょう。ショップの店員さんに相談してみるのもいいです。

走行距離についてですが、実は原付バイクの寿命はかなり長く、走行距離の長さよりも、それまでの乗られ方や整備内容、購入後のメンテナンスの方が重要です。走行距離は短いに越したことはありませんが、要は走行距離以外の要素もよく見て判断する必要があるということです。次は車体のチェックです。初心者の方はどこを見ればいいのか分からないと思いますが、最低限エンジンとフレームはチェックしましょう。ただ、初心者が目で見て良し悪しを判断するのはかなり難しいので、店員を信じて色々聞いてみましょう。

原付バイクの相場については、ショップを回る前にネットなどである程度確認するといいでしょう。新品だと平均十数万、中古だと数万から高くて十数万といったところでしょう。

3.原付バイクを安全・安心・快適に乗るために

バイクグッズを揃えよう 盗難対策も

原付バイクを運転する際は、以下のグッズは必須です。グッズの種類は様々のため、予算や自分のスタイルに合わせて選びましょう。

・ヘルメット
絶対に必要です。これはできるだけいいものを選びましょう。安全のためフルフェイスかジェット型がおすすめです。

・グローブ
手の保護のために必要です。夏用・冬用があります。

・ライディングジャケット・バイクジャケット
長距離運転時は長そでのジャケットを着ているかどうかで大分疲労度が異なります。また、事故時のダメージ軽減にもつながるので、季節を問わず着用しましょう。

・レインウェア・レインスーツ
突然の雨に備えて購入しておくと良いでしょう。

・サングラス
ヘルメットでシールドのないものは必須です。コンタクトレンズの方にも。

・バイクブーツ
足元でブレーキやギアチェンジをするため、スニーカーでは厳しいです。安全対策にもなります。

・バイクカバー
雨除けやいたずら、盗難防止に。

・バイク用盗難防止チェーンロック
出来るだけ高くていいものを買いましょう。

バイクパーツセンター ヘルメット ハーフ|Amazon

¥1,855(税込)

文字通り「アヒルのしっぽ」のような造形が特長のハーフキャップヘルメット。あごひもはワンタッチで着脱も簡単。

製品安全規格PSCマーク取得。SG規格適合品。

コミネ KOMINE バイク セキュリティロック アラームパッドロック|Amazon

¥2,530(税込)

振動を感知すると警告音を発するアラーム付きパッドロック。
パッドロック(南京錠)型なので、ディスクロックとしてだけでなく、お手持ちのチェーンと組み合わせて使用することも可能。
アラーム機能はU字シャックルの差し込み方でON/OFFを選択可能。

バイクのメンテナンスはしっかりと

中古バイク選びの項目でも述べましたが、購入後のメンテナンスはとても重要です。事故を防ぐためにも忘れずにしっかり行いましょう。メンテナンスに使用する道具は、自動車用のツールセットがおすすめです。自動車用ですが、バイクにも使えます。ホームセンターなどで、3,000円ほどで購入することが出来ます。

具体的なメンテナンス方法も紹介します。1つ目はタイヤ空気圧のチェックです。タイヤの空気圧が不足していると、燃費が悪化するなどの問題が発生するため、数カ月に一度はエアゲージで空気圧を確認し補充をします。

2つ目はエンジンオイルの交換です。オイルは半年経過、3,000km走行のどちらかが達した時点で交換します。自分で行う事も出来ますが、ガソリンスタンド等に依頼する事も出来ます。

3つ目はバッテリーのチェックです。ライトが暗くなる、セルスタートが重くなる、といったことを感じるようになったらバッテリーを交換します。バッテリーの搭載場所は、車種によって異なるので、取扱説明書で確認しましょう。

4つ目はブレーキのメンテナンスです。ブレーキパッドやライニングを交換するには整備資格が必要ですが、ブレーキワイヤーのメンテナンスは誰でも行えます。定期的に市販のオイルスプレー等でワイヤー部分へ注油することで、サビを防ぐことが出来、ブレーキが重くなるのを防げます。また、ブレーキの遊び調整も自分で行えるので、アジャスターで調整しましょう。

5つ目は車体の洗車です。きれいなバイクを運転するのは気持ちのいいものですので、定期的にカーシャンプーを使って洗います。最後は燈火類の点検です。ヘッドライトやブレーキライト、ウィンカーなどは玉切れしたまま走行すると、特に夜間はとても危険です。違反切符も切られますので、乗る前に点検するようにしましょう。

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ワクワク・ドキドキ 原付バイクのある生活

これまで紹介したものを見てみてどうだったでしょうか。原付バイクには独特な交通ルールがありますが、ルールを守りしっかりメンテナンスも行えば、便利ですし乗っていて楽しいものです。

ここで紹介したものが少しでも、これから原付バイクの免許を取り、乗ろうと考えている方の参考になれば幸いです。

コダケン

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