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憧れの乗馬を始めたい!知っておきたい乗馬の魅力と始め方について

憧れの乗馬を始めたい!知っておきたい乗馬の魅力と始め方について

何かスポーツを始めたい+動物が好き、という人にぜひおすすめなのが、乗馬。少しハードルが高いスポーツのイメージがある乗馬ですが、意外と気軽に始めることができるんです。ここでは、乗馬の楽しさやメリット、始めるためには何をしたら良いか、注意すべき点などについてご紹介していきます。

みかんサンド

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みかんサンド

海外在住ブロガー


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目次

1.そもそも乗馬って、どんなスポーツ?

馬にまたがり、颯爽と風を切って行く姿は、誰でも一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。でも、貴族のスポーツというイメージによって何だかハードルが高そうに見え、かつサッカーや野球のように周りに経験者がなかなかいなかったり、テレビで放送される機会がとても少なかったりと、乗馬は、ちょっとマイナーとも言えるスポーツです。そこでここではまず、乗馬とはどんなスポーツなのか、乗馬をすることでどんな良いことがあるのかなど、基本的なところをご紹介していきます。

乗馬の魅力、メリットとは

乗馬は馬に乗って楽しむだけでなく、それによって様々な効果を期待できるスポーツです。

例えば、馬に触れたりコミュニケーションを取ったりすることで心が安らぎ、ストレスを緩和してくれる、動物ならではの精神的効果があります。不登校や引きこもりの子どもたちへの精神ケアとして使われることもあり、その効果は広く知られています。

馬の動きは「パカパカ」と一定のリズムを踏んでいて、同じ振動、同じ音が、精神的な安定を生むとも言われています。馬に乗ることでいつもと違う高い目線で景色が見られることや、馬を操ることで自信を持つことにもつながり、加えて、馬の生活は朝が早く、乗馬クラブなども朝から動いているため、朝型の生活に切り替えられるというのもメリットの一つです。

身体的な効果としては、筋力や平衡感覚のアップが期待されます。馬の上では正しい姿勢を保たなくてはいけないため、腹筋や背筋、ふだん使わない筋肉も鍛えられます。意外かもしれませんが、乗馬は、全身を使う有酸素運動。乗馬1時間あたりの消費カロリーは約500キロカロリーと、軽いジョギングを1時間行うのと同じくらい。そのため、ダイエット効果やシェイプアップ効果も十分期待できます。

また、適度な揺れや振動により血流が良くなって、消化機能や排泄機能を促進するとも言われています。腰痛が悪化すると思われることもありますが、実はその逆。正しい姿勢で腰回りの筋肉が増強され、血流が良くなることも相まって、よっぽど馬術を極めた人や競馬のジョッキーでない限り、乗馬は腰痛や肩凝りの改善にもつながるのです。

乗馬の基本姿勢をとってみた!

年齢や性別に関係なく、誰でもチャレンジできる

乗馬はオリンピックの種目としては唯一、男女混同でレベル差なく競えるスポーツです。また、71歳の日本人がロンドンオリンピックに出場して話題になったこともあり、年齢も関係ありません。実際、仕事をリタイアした人たちが始める趣味としても、乗馬は人気があるものの一つ。スポーツ未経験でも、体力や運動能力に自信がなくてもできるので、やってみたいと思ったときにすぐ始めることができ、生涯スポーツとして付き合うことができるのが、他のスポーツにはないポイントです。

そのため、乗馬を通して様々な年代や性別の人と出会うことができます。小さな子どもからシニア世代まで幅広く通っていますので、普段の生活ではなかなかふれ合うことのない年代の人と話す機会が持て、人脈が広がるのも、乗馬ならではのメリットです。

2.早速、乗馬にチャレンジ!必要な準備は?

さて、意外とハードルが低く、誰でもすぐに始めることができるとわかったところで、早速チャレンジしてみましょう。乗馬クラブでは、はじめての人向けの体験を展開しているところが多いので、まずはそこへ申込み、一度トライしてみるのが良いでしょう。初心者でも基礎からしっかり教えてくれますし、必要なものはレンタルをしているので、一人で、手ぶらで行っても安心です。

乗馬クラブを探そう

まずは、自宅から通えそうな乗馬クラブを探してみましょう。2019年時点で、公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会に加入している乗馬クラブは、全国に274あります。ただし、乗馬クラブは広大な敷地が必要なため、交通の便が悪いところもあります。自家用車があるなら問題ありませんが、電車やバスを利用する際は、長く続けることを考えて、通いやすいところを選ぶことをおすすめします。なお、送迎バスが出ている乗馬クラブもありますので、確認してみると良いでしょう。

なお、乗馬には英国式の伝統的な「ブリティッシュスタイル」と、カウボーイハットにウェスタンブーツというスタイルが特長の「ウェスタンスタイル」との2種類がありますが、日本にあるほとんどの乗馬クラブはブリティッシュスタイルです。

服装は?必要なものは?

体験に行く際は、汚れても良い服装で行きましょう。当然、スカートやショートパンツなどはNGで、足首まで隠れるデニムやチノパンがベストです。また、肌が露出するものは避け、上下とも身体にしっかりフィットして、袖や裾がひらひらしないものを選んでください。足下はスニーカーでOKです。

乗馬をする際に必要なものの例としては、ヘルメット、手袋、乗馬専用のキュロットパンツ、ブーツなどです。ヘルメットは、スポーツ用のもの、ベルベッドやスエードのものなどいくつか種類があります。自分の頭のサイズに合ったものを選びましょう。手袋は、汗で手が滑ったり、引き間違ったりするのを防ぐために必要です。素手で手綱を握っていると、やけどをする可能性もあります。乗馬専用のものは革製で、耐久性が高く手にかかる負担を軽減できるのが特長です。ブーツは、ロングタイプとショートタイプがあり、用途によって使い分けます。

いろいろと自分の気に入ったものを揃えたくなりますが、はじめは乗馬クラブでのレンタルで十分です。乗馬用品は高額でメンテナンスが必要なものも多いので、はじめから良いものを揃える必要はありません。続けていくうちに気に入ったものが見つかれば徐々に揃えていく、くらいでちょうど良いでしょう。

かかる費用はどのくらい?

とある有名な乗馬クラブでは、30分の体験が3,300円から、その後の継続を考える人向けの単発スクールは45分で手入れや馬装も体験できて7,150円です。体験の時間や料金はクラブによって様々で、体験料は無料で、用品のレンタルや保険は別途必要、というところもあります。

乗馬を長く続けるならば、クラブの会員になるのがお得です。前述の乗馬クラブのシステムを見てみると、始めたばかりの人におすすめの会員コースは入会金が99,000円、月会費が8,800円、平日の騎乗料が3,300円です。週1回以上騎乗できるコースは月会費が高くなりますが、1回の騎乗料は抑えられますし、平日限定の会員制度もあります。

都市部と地方でも大きく異なりますが、おおよそ、入会金が50,000円から150,000円ほど、月会費が8,000円から15,000円。騎乗料が1回1,500円から3,000円程度が目安。また、ライセンスを取得するためのコースやインストラクター養成コースがあるなど、会員の種類や展開しているコースもクラブによって様々ですので、事前に調べたり、体験のときに詳しく聞いたりしてみましょう。

3.乗馬を始めるうえで、気を付けたいこと

新しいことを始めるときには、いろいろな不安が伴いますよね。特にスポーツは安全面にもしっかりと気を配って、怪我などのないようにしたいもの。最後に、乗馬をスタートさせる際に注意しておきたい点についてお話しします。

費用面の計画を、しっかり立てよう

前述した会費などを見るとわかるとおり、乗馬は決して安価にできるスポーツではありません。単発で騎乗するには1回あたりの金額が高くなりますが、会員になると騎乗料が安くなる分、月会費が発生します。上達するためには回数をふむ必要がありますが、もちろんその分費用もかかるということになります。そして、上達してくると、大会に出てみたい、ライセンスを取得したい、ヘルメットなどの道具を揃えたい、最終的には自馬が欲しい、といろいろな欲も生まれてくるものです。

まずはどのくらいの頻度で通いたいのか、また実際通えるのかをしっかりと事前に考えて、お財布とも相談をしましょう。実際、経済的な理由で乗馬を辞めてしまう人も少なくないため、始める段階で、ある程度先のことまで考え、無理のない計画を立てておくことをおすすめします。

安全面には細心の注意を

スポーツに怪我はつきものですが、乗馬は相手が動物であるため、より注意が必要です。落馬、踏まれる、蹴られるといった事故も確率は低いものの、起こり得ます。ただ、乗馬クラブではきちんと対策をしているので大丈夫。過度に心配する必要はありません。

例えば、ほとんどの乗馬クラブではボディプロテクターの着用をさせています。これは落馬時だけでなく、馬の手入れをしているときなどに蹴られた場合などの保護に役立ちます。また、馬の真後ろに立たない、馬の近くで大きな音を立てないなど、気を付けるべき点は必ず最初に教えてくれますし、ルールを知っていれば怪我をすることもほとんどありません。安全講習会を開いているところもありますので、積極的に参加をするなどしてみましょう。また、騎乗する度に数百円程度の保険料が必要ですが、万が一のことを考え、必ず保険には入ってください。

落馬を防ぐためには、馬の上でのバランス感覚を養うための基礎練習が重要。基礎をおろそかにせず、慣れてきても常に気を抜かないことが大切です。

動物を扱う唯一のスポーツで、非日常体験を

乗馬は、スポーツの中で動物を扱う唯一のもの。それだけに注意も必要ですが、何より馬と心を通わせ、一体となることは他のスポーツでは味わえない体験です。最初にもお話ししましたが、年齢にかかわらずいつからでも始めることができ、生涯の趣味として付き合っていくことができるのも、乗馬の大きな醍醐味です。

馬にまたがって見る景色は、いつもとははるかに違って非日常的ですし、外乗といって、草原や海岸、田園などを馬と一緒に歩く、夢のような体験もできます。美しい木々を眺めながら、また、波の音を聞きながらとことこと馬と一体になって歩く…ぜひ一度はやってみたいですね。

動物と心を通わせ、非日常を味わえる乗馬の魅力を、ぜひ味わってください。

みかんサンド

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