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ベースは音楽の土台を作る楽器。重低音響くベースをはじめる前に

ベースは音楽の土台を作る楽器。重低音響くベースをはじめる前に

バンドに絶対に欠かせない楽器のひとつであるベース。一見地味と思われがちですが、楽曲によってはソロを弾くこともある主役級の楽器です。また、ギターなどと比べると弾く人も少なく、音楽活動で重宝されること間違いなしです。シンプルなのに奥深いベースの世界にどっぷり浸かってみませんか?

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この記事のアドバイザー

natsume

音楽・料理・ファッション好きWEBライター


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目次

1. 地味じゃない、ベースの魅力って?

ベースの種類や歴史を知ろう

まず、ベースの歴史と種類を順にご紹介します。今、皆さんが「ベース」と聞いて思い浮かべるのは、電源に繋いで演奏する「エレキベース」と呼ばれる楽器だと思います。ですがエレキベースが登場する以前は、主にコントラバスがその役割を果たしていました。

コントラバス、ドラムス、エレキギターの3ピースバンド

コントラバスは現在もクラシックやジャズなどで欠かせない楽器で、ウッドベースと呼ばれることもあります。そもそもベースとは、「低音」を担当する楽器を総称した言葉です。ジャズでは一般的に弓を使うのではなく指で弦を弾くような奏法がよく見られますが、特にウッドベースはソロを担当するような主役級の楽器として扱われることとなります。

そしてエレキベースが登場するのは1951年のこと。この年Fender社からプレシジョン・ベースが発売されます。プレシジョンというのは「正確な」という意味ですが、ネック部分にコントラバスにはない「フレット」が付いたことで、より正確なプレイが可能になりました。そして何よりも前年に登場したエレキギターの音量に負けない音を出すことができることが大きな特徴です。

その後プレシジョン・ベースと、よりネックが細く繊細な演奏ができるジャズベースが主流となりますが、他にもウッドベースを大音量で演奏でき、より扱いやすくした「アップライトベース」、6弦や12弦などがある「多弦ベース」など多様なベースが登場します。

エレキベースは、ブラックミュージックやその後のロックンロールへと続く大きな音楽の流行の中で使われることになり、現代の音楽には欠かせない存在となっていくのです。

エレキベース

ベースを知るともっと音楽が好きになる

ベースはドラムと合わせてリズム隊と呼ばれることがあるように、その楽曲の骨組みを作る楽器と言ってもいいと思います。音楽は、ベースとドラムが合わせて作るリズムにギターやキーボードなどが演奏するコードが合わさって成り立ちます。

一見派手に見えるギターやキーボードですが、ベースやドラムが上手く演奏を引っ張っていることを忘れてはいけません。ベースの抜けた楽曲はどこか軽くてスカスカな印象になってしまいます。ベースの上手さがバンド全体の上手さを決めるとも言われるほど、重要なパートです。

はじめは色々な楽器と重なるベースの音を聞き分けるのは難しいかもしれませんが、徐々に聞き分けられるようになってくるとそれぞれの楽曲の魅力を改めて発見できるかと思います。ベースは好きな音楽をもっと好きにさせてくれる楽器なのです。

2. ベースを弾く前に

ベースを練習

ベースを弾く前に覚えておきたいこと

では実際にベースを弾く前にベースの基本を学んでおきましょう。

まずはベースの選び方ですが、初心者であればまずはジャズベースをおすすめします。ジャズベースはプレジションベースよりも幅広い音楽に対応できて、ネックも細めなので運指(弦を押さえる指を動かすこと)もより簡単です。また、色や形などの種類も多く、選びやすいのもジャズベースをおすすめする理由のひとつです。

一方でプレジションベースは低音により厚みがあるので、ロックには欠かせないベースです。絶対にロックしか弾かないというこだわりのある方は一度手に取ってみるのもおすすめです。

次に、ベースの部位の名前についても覚えておきましょう。

ベースは本体を「ボディ」、ボディから伸びる細長い板の部分(裏側)を「ネック」、ネックの表面を「指板」、指板についている金属の枠を「フレット」と言います。

エレキベースのボディには音を拾う部品が付いていて、その部分を「ピックアップ」と言います。このピックアップの配置の仕方によっても音は変わります。

また、ボディにはつまみ「コントロールノブ」がついており、音を調節する役割があります。ボリュームノブはその名の通り音量を調節するもの、トーンノブは音の明るさを調節するものです。

ですが、この調節は、ベースを繋げるスピーカーの役割を果たしてくれる「アンプ」で調節が出来るものなので、初心者ならばまずはすべて最大にしておくのがおすすめです。

ベースを演奏

演奏に必要なアイテムを紹介

ベースを始めるときに最低限揃えたいアイテムは「ベース本体、チューナー、メトロノーム、アンプ、シールド、ストラップ、スタンド」の7点。

まず、ベース本体は一度楽器店などで実際に持ってみて気に入ったものを選ぶのがおすすめです。重さやボディの形など自分の体に合ったものを選びましょう。

次に絶対に必要なのはチューナーと呼ばれる機械です。弦の音を調整するときになくてはならないものなので、必ず最初に購入してください。

合わせてメトロノームも用意しましょう。ベーシストにとってリズム感は演奏の基本です。

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チューナーとメトロノームを同時使用可能。従来モデル(TM-50)の約1.3倍の見やすいディスプレイ。暗い場所でも視認性抜群。バックライト付きの液晶画面。コルグならではのレスポンスの良い液晶針式メーター。

こちらはメトロノームとチューナーが一体になったアイテムです。

エレキベースの場合は、音を出力するためのアンプも持っておいた方がいいアイテム。アンプとベースを繋げるための線はシールドと言います。アンプと合わせて購入しましょう。

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シールド不要のミニアンプは自宅での練習に便利です。

また、ベースは立って演奏することが多いため、楽器を支えるためのストラップも買っておくといいと思います。様々な柄やデザインのものがあるので、ベース本体とコーディネートする楽しみもあります。

部屋に楽器を置くためのスタンドは、必ずしも必要ではないですが、壁に適当に立てかけておくだけだと引っかけたり倒したりして思わぬ破損の原因になります。大切に楽器を扱うためにも用意しておきましょう。

さらにあると良いのがピックです。右手に持ち、弦を弾いて音を出すための三角形の爪のようなものです。ベースの弾き方には指弾きとピック弾きなどがありますが、ピックがあると均一に速いフレーズを弾くのに便利で、弾く楽曲によって使い分けます。最初は大き目で固めのナイロン製やセルロイド製のピックを何枚か用意しておくと良いと思います。

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Fender のロゴ入りピック。ヘビー 8色アソート。色柄には個体差があります。ご注意下さい 。351 ティアドロップ。

無くしやすいので何枚かまとめ買いしておくのがおすすめです。

好きなアーティストやジャンルがあれば、初心者向けの楽譜を手に入れておくのもおすすめです。今はネットでも取り寄せられるので、ぜひ利用してみてください。

3. ベースを弾いてみよう

基本のテクニックで弾いてみましょう

ベースを練習は何から始めたらいいのでしょうか。まずはベースの基本のピッキング、2フィンガーピッキングをマスターしましょう。

2フィンガーピッキングとは、人差し指と中指の2本で弦を弾く奏法のことです。まずはピックアップの部分に親指を置いて右手を固定します。そのあと人差し指と中指で交互に弦を弾いていきます。やり方がわかったら、メトロノームを設定してピッキングの練習をしていきましょう。テンポを徐々に上げて練習していくと右手がスムーズに動くようになります。同様にピックでも挑戦してみましょう。

次に左手の演奏方法について紹介します。ベースやギターなどのフレットがある弦楽器はTAB譜と呼ばれる楽譜が用意されていることが多いです。

TAB譜とは、指板をそのまま楽譜に起こしたような譜面で、それぞれの弦の上にフレット数が書いてあります。慣れてくるとTAB譜を見ただけで左手がどこを押さえるか視覚的に分かるようになる、便利な楽譜です。このTAB譜を見ながら左手でどこを押さえればよいかを練習していきましょう。

ベースの弦は太くて固いので最初は指が痛くなることもあるかもしれませんが、毎日少しずつ弾いていると着実に指が動くようになってきますよ。

ベース初心者向け講座① 右手と左手のトレーニング

動画を見ながら一緒にやっていくと指がスムーズに動くようになります。

【Bass初心者さんオススメ!】パプリカ/Foorin【Bass簡単バージョン】5線譜&Tab譜付き

はじめは簡単な曲から練習していきましょう。

基礎から始めるスラップ講座!【ベースレッスン】

他にもベースの奏法には3フィンガーピッキングやスラップなど格好いいテクニックは沢山あります。少しずつ練習してマスターしたいですね。

ベースが上手くなるコツ

ベースを上達させる方法はいくつかあります。

まず一つ目は上手い先生に習うこと。ベースはシンプルなようですが、細かいところは独学で簡単に身に着けるのは難しい楽器です。教室へ通えば最低でもその時間はベースのことだけに集中して練習する時間も取れるので通うだけでもある程度は弾けるようになります。

ですが、大切なのは二つ目のポイントである毎日ベースを演奏することです。ベースは指も痛くなりやすい楽器ですし、練習は地味で最初は辛いと思うこともあるかもしれません。ですが、毎日10分でもいいのでベースを触る時間を設けてください。コツコツ練習するのが上達への近道になります。

楽しく演奏を続けるために、練習には好きなアーティストの曲を選ぶことも忘れないでください。また、モチベーションアップのために好きなベーシストのプレイを見るのもおすすめです。到底真似できないテクニックを見ても諦めてはいけません。少しずつ見て分析して、ワンフレーズでもいいので弾いてみることで、じわじわと上達する楽しさが生まれてきます。ぜひ試してみてくださいね。

ベッドに横たわるベース

さらにベースを味わうには?

ベースは楽曲にリズムと深みを与える楽器です。ベースの生み出すリズム感はジャンルによっても人によっても様々で、同じ曲でもベーシストによって楽曲の印象が変わると言われる程です。バンドの屋台骨と言われるベースですが、主役級の上手いベーシストは数多くいます。まずは自分が挑戦したいジャンルでお気に入りの奏者を探してみるとさらにベースが面白くなるかもしれません。

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