
初めてのスノーボードを楽しむために知っておきたいポイント!
2021.01.01 | 43view
スキーは経験者でしたが、スノーボードは全然違うものでした。私は大学3年生のときにはじめて、本格的にスノーボードをやりました。運動神経の良し悪しはあんまり関係ないと感じたスノーボード…。始める前に、準備しておいた方がいいものや心構え、上達するコツについてお伝えします!
目次
1. スノーボードとスキーはどう違う??
80年代~90年代のウィンタースポーツと言えば、「スキー」の時代です。スキー場を舞台にした映画がヒットしたり、ゲレンデで流れる曲やスキーショップのCMに使われていた曲が流行化になるほどでした。
そんなスキーに遅れて90年代からゲレンデに登場したのが、スノーボードです。現在は、スノーボードとスキーが一緒に滑れるゲレンデが当たり前になっていますが、スノーボードがまだあまり流行していない時代には、滑れるゲレンデを分けているスキー場が多くありました。しかし、若者の間でそのファッションが流行したり、オリンピック種目として正式採用されるようになってから、スノーボード人口が増え、今ではスキー人口に引けを取らない人気ウィンタースポーツとなりました。
雪国出身の方であれば、小さい頃から雪遊びに馴染みがあり、スキー場も近いなどウィンタースポーツに接する機会が多い為、スキーもスノーボードも滑れる方は結構います。雪国出身じゃないけど、スノーボードを始めてみたいと思った方にはなかなかハードルの高いスポーツとなってしまっています。
そこで、初心者やこれから始めようと思った方に向けて、スノーボードのはじめ方をお知らせしていきます。
スキーとスノーボードの違いについて
簡単にスキーとスノーボードの違いをおさらいしましょう。ご存知の通り、スキーは、二枚の板を片足ずつで履き、ステッキを使いながら滑るスポーツです。そのため、初心者でもスキー板を履いてしまえば、歩いたり、ハの字(いわゆるボーゲン)にするとゲレンデを滑ることは簡単に出来ます。
一方、スノーボードは一枚の板に両足を固定して滑ります。ウィンタースポーツという点で同じ括りにされがちですが、この板へ足が固定されると足の自由が利きません。そのため、両足で踏ん張って我慢することが難しく、初めての人が躓くポイントは一番最初にやってきます。
人間は前進するとき前に一歩ずつ出して歩きます。そのため、スキーのように前に進む動きは、体重移動も含めて簡単にできます。しかし、スノーボードのように横に向いた状態のまま滑っていく動きや体重移動は他のスポーツでも中々経験しません。
サーフィンやスケートボードのような横乗りスポーツの経験者であれば、スノーボードの動きにスムーズに入れます。しかし、そのような経験が無い場合は、斜面に対して一枚の板を真っ直ぐにして滑る行為は非常に危険に感じ、ブレーキをかけることも難しく感じるはずです。
はじめてスノーボードで滑る場合は、必ず付き添いの方と一緒に滑るようにしましょう。