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初心者必見!カブトムシ・クワガタムシの探し方

初心者必見!カブトムシ・クワガタムシの探し方

少し大きい雑木林ではカブトムシやクワガタムシが木に止まっていたり、土の中に隠れたりしています。探し方のコツがわかってくると、カブトムシやクワガタムシを意外に簡単に見つけることができます。またおびき出すコツがわかるとたくさんつかまえることだってできます。ここでは、カブトムシ・クワガタムシを見つけるコツ、誘い出すコツを紹介していきたいと思います。

ニャートパイツ

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ニャートパイツ

記者・編集者として20年以上の実績があります。


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目次

1.森を分け入りカブトムシ・クワガタムシ探しを始めよう!

静まり返った森の中、カブトムシ・クワガタムシは樹液を求めてやってきます。でもどんな木にもカブトムシ・クワガタムシが来るのかといえば決してそういうわけではありません。マツやスギなどの木にはカブトムシ・クワガタムシはやってきません。また昼間明るい林を探してもなかなかカブトムシ・クワガタムシには出会えません。

ではどんな場所にいついるのでしょう? ここではカブトムシ・クワガタムシを見つけやすい場所や時間帯について紹介します。

樹液に集まるカブトムシ

カブトムシ・クワガタムシが森の中に姿を現す時期は?

5月中~下旬、気温が20℃を超える日が続くようになると、雑木林で冬ごもりをしていたコクワガタなどのクワガタムシがまず現れてきます。そして、本格的に夏を迎える6月下旬ごろからは蛹の殻を脱ぎだしてカブトムシが土の中から出てきます。

カブトムシのおおよその活動時期は6月下旬から8月上旬あたり、カブトムシより長生きするクワガタムシは5月下旬から9月下旬あたりまで姿をみかけることができます。

カブトムシ・クワガタムシはどんなところにいるの?

夏にカブトムシ・クワガタムシが集まるのはクヌギ、コナラ、アベマキ、ヤナギ、クリなどの広葉樹です。これらの樹木に傷がついて出てくる甘い樹液をなめにやってくるのです。

樹液には糖質、タンパク質が多く含まれており、カブトムシ・クワガタムシの栄養源となります(雑菌が多いので真似をしてほしくないのですが、実際にクヌギやコナラの樹液をなめてみると甘い味がします)。

カブトムシ・クワガタムシ採集には適した時間帯がある!

カブトムシ・クワガタムシは夜行性の昆虫です。活動するのは暗い時間帯なので昼間探してもなかなか見つけることはできません。それでも樹液がよく出ている木には昼間でもカブトムシやクワガタムシの姿を見かけることがあります。そのような場所は夜行くと、もっとたくさんのカブトムシ・クワガタムシを見つけることができます。

またカブトムシ・クワガタムシは夜、街灯や自動販売機などの光のあるところに集まる習性があります。キャンプや旅行などでクヌギやコナラなどの雑木林のあるところで夜を過ごすときは、光のあるところに行ってみると出会えるかもしれません。

2.昆虫採集初心者必見、カブトムシ・クワガタムシの見つけ方のコツ

森の中、カブトムシ・クワガタムシはいつもいるとは限りません。むしろいないことの方が多いものです。それでも見つけて捕まえられる確率を上げることのできる方法がいくつかあるので紹介したいと思います。

こんな光景に出会えるかも!?

カブトムシ・クワガタムシが生息する場所は?

・カブトムシはこんなところでよく見つけられる
先ほど紹介したとおり、カブトムシ・クワガタムシが集まるのは樹液の出ている木です。またカブトムシは光に集まる習性があるので、雑木林の周囲に立っている電灯の周りをブンブン飛んでいたり、道路の明るいところをのそのそと動いていたりします。また昼間は木の根元の土の中に潜って休んでいるので樹液のある木の下をスコップなどで掘ってみると見つかるかもしれません。

・クワガタムシはこんなところでもよく見つけられる
地面に転がりキノコの菌が回り、腐って柔らかくなっている木をひっくりかえしてみましょう。そこには交尾をしようとしているクワガタムシのペア、あるいは交尾を終えて卵を木に産み付けようとしているクワガタムシのメスがよくいます。

木の間にいるコクワガタ

カブトムシ・クワガタムシを誘い出してつかまえよう!

雑木林の中で樹液が出ているところはカブトムシ・クワガタムシがやってきやすいのですが、こうした場所にカブトムシ・クワガタムシをおびき寄せる仕掛けを作るとさらに多くのカブトムシ・クワガタムシたちが集まってきます。

この仕掛けは「樹液トラップ」と呼ばれます。樹液トラップはバナナをつぶして、ストッキングやネットにつめこんで作ります。カブトムシ・クワガタムシの大好きな甘ったるい発酵臭が出てくれば完成。バナナをつぶしたものに砂糖やビールなどのアルコールを加えて煮込んでトラップを作ると、発酵臭はより強くなり、トラップ効果もより高まります。

樹液トラップを樹液の出ている木の近くにぶら下げておくと、雑木林中にいるカブトムシ・クワガタムシたちが臭いを嗅ぎつけてやってくるのです。

3.昆虫採集を始めるにあたっての注意点

カブトムシ・クワガタムシが棲む雑木林にはいろいろな動物、植物、昆虫たちも生息しています。肌の露出が多い軽装で行くと、何カ所も刺されてしまいます。ビーチサンダルなどはもっての他、蚊にさされてしまうのはもちろん、木や枝の尖った部分に突き刺さったり、こすられたりして思わぬケガをしてしまうことがあります。またせっかく捕まえた虫も収容するものがないと持って帰ることができません。ここでは昆虫採集をするときの装備や必須アイテムを紹介します。

カブトムシと蝶

虫刺されには注意! 肌を露出しない服装を

樹液にはカブトムシ・クワガタムシだけでなく、スズメバチ、アシナガバチなどもたくさん集まってきています。また顔の周りにはヤブ蚊がぶんぶん飛んできます。ある程度、蚊にさされることは仕方ないとしても毒針を持つ蜂に刺されると大変です。

カブトムシ・クワガタムシ採集をするときは長そで長ズボン、帽子、手袋の着用は必須です。虫よけスプレーも持っていきましょう。雑木林に入る前に蚊よけスプレーを手の甲や肌が露出しやすい箇所に噴射しておきましょう。虫よけスプレーを手の平に噴射し、乾かず液体状のうちに、耳の後ろに塗っておくと顔周りに蚊が寄ってきにくくなるので効果的です。それでも少しくらいは蚊に刺されてしまうことは覚悟しておきましょう。

カブトムシ・クワガタムシ採集するときの必須アイテムは?

実際につかまえたカブトムシ・クワガタムシなどを収容する虫かごは必須アイテムです。カブトムシ・クワガタムシを入れるときは近くの葉、枝、土を採取して、虫たちが身を潜めて休むことができる環境を作りましょう。プラスチックの中にそのまま入れておくことはやめましょう。虫に強いストレスがかかり、寿命を縮めてしまいます。

ピンセットも必須アイテムです。クワガタは体が平べったくて木の穴に潜り込むと手で引っ張り出すことができません。そんなときピンセットが役に立ちます。

スコップの持参もおすすめです。樹液の出ている木の根元の土の中にカブトムシ・クワガタムシがもぐっている可能性があるので、そこを掘ってみましょう。

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マナーをきちんと守って昆虫採集をしよう

森の中でカブトムシ・クワガタムシたくさん見つけたら、嬉しくて全部採って持って帰りたくなります。でもそれを全部持ち帰るようなことは控えましょう。雑木林の生態系を壊してしまうリスクが大きくなりますし、昆虫採集にやってきた他の人の楽しみまで奪ってしまうことになります。持ち帰るのは最小限、自分でしっかり飼育できる範囲にとどめておきましょう。

また、腐った木を見つけると、成虫してまもないクワガタ、あるいはクワガタの幼虫がいるかも? などと考えて思わず蹴り崩したり割いてしまいたくなります。でもそれはやめておきましょう、クワガタムシたちが訪れて卵を産むための大切な場所が減ってしまうことになります。

なお、私有地での昆虫採集は侵入罪や窃盗罪に該当してしまうおそれがあります。私有地で昆虫採集をする場合は、あらかじめ地主さんに了承を得て行いましょう。

クワガタムシ1匹でも出会えると感動します!

ハンター気分で自然とたわむれ、大人も子供も心が開放される

ひっそり静まった真夏の雑木林を分け入り、カブトムシ・クワガタムシの採集をするとき、カブトはいるかな? どんなクワガタがいるかな? コクワガタかな? ノコギリクワガタかな? それともヒラタクワカタか? などと考えてワクワクします。

ときにスズメバチや蚊の群れ、クモの巣などに気をかけながら、カブトムシ・クワガタムシを一心に探しているとき、自然と同化したような快い開放感とハンターさながらの冒険心に浸ることができます。

このときこそまさに童心に帰っている瞬間。大人でも子供でも昆虫採集は楽しく満ち足りた時間を過ごすのにうってつけなのです。

ニャートパイツ

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ニャートパイツ

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