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ポケットに数万冊を持ち歩こう!初めてにぴったりなブックリーダー選び

ポケットに数万冊を持ち歩こう!初めてにぴったりなブックリーダー選び

初めて電子書籍を読むためのブックリーダーを選ぶなら、どれがお勧めなのでしょうか? じつは読む本の種類や、読む場所、どこの電子書籍ストアを利用するかなどで、最適な選び方は大きく変わってくるのです。今回はたくさんあるブックリーダーの中から、長く愛用するための選び方を紹介させていただきます。

もんど

この記事のアドバイザー

もんど

貯金好き家電販売員


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目次

まず、ブックリーダーがどんなものかを知ろう!

2018年2月26日、出版業界の調査研究機関である「全国出版協会・出版科学研究所」は、2017年度の漫画市場規模を発表しました。これによると単行本の電子書籍市場は17.2%増の1711億円、紙書籍市場は14.4%減の1666億円。このとき漫画市場だけではありますが、初めて電子書籍の売り上げが紙書籍を上回ったのです!

そして2019年1月25日、同研究所は2018年度の出版市場規模を発表しました。これによると紙書籍市場は5.7%減、そして電子書籍市場はさらに11.9%増なんだそうです。主流はもう電子書籍に変わりつつある、というのが現実のようです。

そんな電子書籍を読むためには、いくつかの方法があります。パソコンで読むという方法。iPadに代表されるタブレットで読むという方法。スマートフォン、いわゆるスマホで読むという方法。そしてこの記事で扱う、ブックリーダーで読むという方法です。

本を読むことに特化した『ブックリーダー』

 タブレットやスマホで読めるなら、別にブックリーダーは買わなくていいのでは?と思われる方もいらっしゃると思います。そんな方のために、ブックリーダーだけのメリットを紹介していきましょう。

1.本を読むために特化したディスプレイ

ブックリーダーと呼ばれるものは基本的に、ディスプレイが「液晶」ではなくモノクロの「電子ペーパー」になっています。これは10分の1mm程度の薄さで、電子インクで画面の表示と消去が可能なディスプレイのことです。視認性も高く紙と同等とされ、「液晶」のように画面自体を発光させず外部の明かりを反射させて表示内容を見せているため、長時間の読書でも目が疲れないという大きなメリットがあります。

2.バッテリーが長持ち

「電子ペーパー」は他にメリットとして、消費電力が少ないということがあります。「液晶」であれば使用中、画面を表示するために電力が常時必要です。それに対して「電子ペーパー」は、画面を書き換えるときだけ電気を必要とするのです。そのため楽天の『kobo forma』ではバッテリー持続時間の目安は「数週間」とだけ記載されています。ただしこれは「ライトおよびWi-Fiをオフにした状態で、約1分/1ページで1日30ページ読書した場合の計算値です」とのこと。現実的には、普通に1週間使ってもバッテリーは半分ほどしか減らなかった、という報告がなされています。

基本的にひとつの電子書籍ストアしか利用できない

ブックリーダーの大きな特色として、基本的にひとつの電子書籍ストアのみしか利用できないということがあります。例えばamazonの『kindle』シリーズではkindleストアのみ、楽天の『kobo』シリーズでは楽天Koboのみでしか購入できません。

ですので、すでに電子書籍を購入していた方は、そのストアを利用できる機種を選ばないと、今まで購入した本が読めなくなってしまいます。今まで複数のストアで購入していた、またはこれから複数のストアを利用したいと考えている人は、複数のストアを利用できる機種を選ぶことになるかと思います。具体的にはGooglePlayに対応していて、各ストアを利用できるアプリをインストールできる機種になります。

選び方のポイントは?

「基本的にひとつの電子書籍ストアのみしか利用できない」ということを上でお伝えしましたが、そうすると、どのストアが一番サービスが良いか、というのが選び方の重要なポイントになると思います。電子書籍ストアは、基本的に品揃えはどこも変わりません。紙書籍が出版されると各ストア、つまり日本中の書店で同じく販売されるのと一緒ですね。ただし雑誌成人向け書籍に関しては、大きな扱いの差があるようです。

ここでは日本の電子書籍シェア率が1位のKindleストアと2位の楽天Kobo、3位の紀伊國屋書店kinoppyのサービスを比較してみましょう。

Kindleストアの最大のサービスは、月額980円で小説、ビジネス書、漫画、ライトノベル等、数10万冊が読み放題Kindle Unlimitedです。この中に読みたい本が複数ある方には、とってもお得なサービスとなっています。1ヶ月無料で利用できるのでとりあえず体験してみて、あまり利用しなさそうだったら解約する、というのがオススメです。

楽天Koboストアの最大のサービスは、楽天のサービスをたくさん利用する人ほどポイント還元率が上がる楽天スーパーポイントアップです。楽天カードを利用して楽天市場で買い物をした場合は倍率+2、楽天市場アプリでのお買い物をした場合倍率+1倍とアップし、最大15倍のポイント還元率になります。つまり500円の電子書籍を購入すると、最大75ポイント還元されるということです。楽天の多くのサービスを利用している方にはオススメです。

紀伊國屋書店kinoppyの最大のサービスは、時々なのですがポイントキャンペーンをやることです。これが25倍、ごく稀に30倍というとても高い還元率になります。つまり500円の電子書籍を購入すると、最大150ポイント還元されるということです。対応しているブックリーダーはソニー『Reader』となります。ただし、すべての電子書籍を読める訳ではない、という注意書きがありました。

画面の大きさ、軽さ

電子書籍を選ぶポイントとして次に重要なのは、画面の大きさと、本体の軽さです。小説だけを読む場合には、画面が小さくてもまず大丈夫でしょう。電子書籍は文字を拡大することができて、それに応じてレイアウトが変更されるからです。つまり文字を拡大したとき、改行位置が自動的に変更されて、画面の外に文字が出るということがないのです。これをリフロー型と呼びます。

それに対して漫画の場合は、拡大してもレイアウトが変わることはありません。よって拡大することによって画面からはみ出す部分が出てしまい、その部分はスクロールをしないと読むことができません。これをフィックス型と呼びます。

ですので、文字メインの本を読むか漫画を主に読むかによって、画面の大きさの選び方は大きく変わってくるでしょう。もちろん漫画を読む場合は、大きい方が楽になります。またリフロー型でも、文字を拡大することによって画面に表示される文字数は減るので、大きい方が楽だという見方もあります。

以下、amazonの『kindle』と楽天の『kobo』の性能表の一部です

機種 画面サイズ 重さ メモリ容量
kindle 6インチ 174g 4G
kindle Paperwhite 6インチ Wi-Fiモデル182g/Wi-Fi+セルラーモデル191g 8G/32G
Kindle Oasis 7インチ 188g 8G/32G
kobo forma 8インチ 197g 32G
kobo aura H2O Edition2 6.8インチ 207g 8G
kobo clare hd  6インチ 166g 8G

本体の軽さは、長時間持っていても疲れないかに直結します。わずかでも軽い方が、もちろん楽ですね。ちなみにAppleの『iPad mini』は7.9インチで約310gです。ブックリーダーというものが、いかに軽いかおわかりになると思います。

何冊まで入る?

ブックリーダーのメモリ容量によって変わりますが、1台にたくさんの本を入れておくことができます。楽天の『kobo forma』は32Gモデルなのですが、漫画であれば約700冊、小説であれば約28000冊が入るとしています。さらにMicroSDカードが使える機種もありますから、その容量に応じてさらに拡張可能です。ですからメリットとして、家に置ききれないほどの大量の本を、たった1台のブックリーダーに入れておくことができます。

しかし使い方によっては、そんなにメモリ容量は気にしなくていいかも知れません。なぜなら電子書籍とは基本的に、本のデータを買うのではなく、ダウンロードする権利を買う、というシステムだからです。
つまり購入した本を読み終わったら、ブックリーダーから消してしまえばいいのです。また読みたくなったら、再び購入ストアからダウンロードします。このような使い方をするのであれば、メモリ容量は少なくてもそんなに不便ではない、ということになると思います。
上記の表で一番少ない『kindle』の4Gでも、文字中心の小説であれば小説1冊を約1MBと計算しても約4000冊は持ち歩ける訳で、メモリ容量を気にする必要は、ほぼないのではないでしょうか。

こんな機能もあると便利!

これまでブックリーダーには、たくさんの種類があることを紹介いたしました。以下はさらに、長く愛用するためにあると便利な機能です。

セルラーモデルなら、外でもダウンロードできる!

ブックリーダーの多くは、Wi-Fi通信の機能しかありません。つまりWi-Fi環境のみで、書籍を購入とダウンロードができるのです。
それに対してセルラーモデルは、SIMカードを使うことにより携帯電話の電波を利用できます。つまりWi-Fi環境のない外でも、好きな時に書籍の購入とダウンロードができるのです。
この機能は、外で使う機会が多い方には大変に便利なのではないでしょうか。ただしもちろん、SIMカードの契約料が別途に必要になります。

防水モデルなら、お風呂場でも読める!

お風呂場でゆっくりと読みたい! または雨が降っても大慌てしたくない! という方には防水モデルがオススメです。
上記の表のamazonの『Kindle Paperwhite』『Kindle Oasis』、楽天の『kobo forma』『kobo aura H2O Edition2』は、IPX8等級の防水機能を持っています。IPX8等級とは、深さ2mの真水に60分沈めても有害な影響がないと確認されている等級です。

amazonと楽天ではエントリーモデル以外すべて防水ですので、この機能は徐々にブックリーダーでは当然となるかも知れません。

Kindle Paperwhite 電子書籍リーダー | Amazon

¥15,980 (税込)

数千冊がこの1台に。これまでのKindle Paperwhiteの中で最も薄く、最も軽い。防水機能搭載(IPX8等級)。ベゼルがフラットになったモダンなデザイン。紙のように読みやすいE Inkディスプレイ。目に優しく、明るい陽射しの下でもまぶしくない。一度の充電で数週間利用可能。

こちらはamazonのスタンダードモデル『Kindle Paperwhite』。ディスプレイは6インチ、メモリ容量は8G、防水機能もあるというお徳なモデル。初めての購入で「長く使う!」と決めてるなら、これくらいからスタートしてもいいと思います。

Kobo Aura H2O Edition 2|楽天Kobo電子書籍ストア

¥19,980(税込)

性能×価格×サイズのベストバランスを実現した電子書籍リーダーのスタンダードモデル:「楽天Kobo」なら話題の作品がスマホ、タブレット、パソコン用無料アプリで今すぐ読める。

こちらは楽天のスタンダードモデル『kobo aura H2O Edition2』。6.8インチと、漫画を読むのにも最適な大きさだとうたっています。ちなみに紙書籍の漫画とほぼ同じ大きさになるんだそうです。もちろん防水機能もあります。コストパフォーマンスも良くオススメですが、6.8インチと少し大きいので好みが分かれるかも知れません。

ブックリーダーはこんなに楽しい!

電子書籍には、紙書籍と違うメリットがたくさんあります。たくさんの本を持ち歩くことができるというのもそうですが、欲しい!と思ったらすぐに購入できて、すぐに読めるということが、とりわけ大きいのではないでしょうか。

ブックリーダーはさらにタブレット等よりも軽く、目に優しく、バッテリーも長時間持ち、読書に特化した製品となっています。ブックリーダーを購入することによって、読書ライフは大きく変わるのではないかと思います。

最後になりましたが、ブックリーダーはどれも本体は地味な色をしています。しかしカラフルなブックカバーがたくさん用意されています。本体や画面を守るのにも便利なブックカバー。これを選ぶのも大変に楽しいと思います。ぜひ長く愛用したくなる、素敵なブックカバーを選んでみてはいかがでしょう。

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