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【はじめての青春18きっぷ】格安旅行の第一歩はこれ!JR「青春18きっぷ」で旅行しよう!

【はじめての青春18きっぷ】格安旅行の第一歩はこれ!JR「青春18きっぷ」で旅行しよう!

はじめての格安旅行の入門編「青春18きっぷ」。新幹線の半額以下で、予約不要で思い立った時に時間さえあれば旅行がはじめられます。のんびり移動出来る、時間に余裕のできた時向けの各駅停車の旅の決定版!JR「青春18きっぷ」の使い方・旅行プランの立て方についてご案内します!

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目次

1.「青春18きっぷ」を知っておこう

「青春18きっぷ」とは、どんな切符?

・青春18きっぷの歴史
1982年3月1日に、当時の日本国有鉄道(国鉄)旅客局が、運賃増収策の一環として企画し、「青春18のびのびきっぷ」として発売を開始しました。1983年(昭和58年)春季発売分から「青春18きっぷ」という名前が使われています。

主に学生などの春季・夏季・冬季休暇期間を利用期間として発売され、原則として新幹線・特急・急行を除く旅客鉄道会社全線の普通列車・快速列車など、運賃のみで乗車できる列車に乗車することができます。

「青春18きっぷ」とは、日本全国のJRの「各駅停車」「快速電車」の自由席に限り、1日乗り放題の券が5日分1セットになっている切符です。通年発売されているわけではなく、主に学生の春休み、夏休み、冬休みの期間に限定されて発売されています。

価格は、5日分1枚で、2019年春現在では、11,850円です。1日あたりで割ると、2,370円です。なお、2019年10月に消費税増税のため、12,050円(1日あたり2,410円)になりました。

1日乗り放題でいわゆる鈍行列車に乗り放題になるお得なチケットで鉄道好きな人や旅行好きの方達の間では、当たり前のように使われるチケットです。

「青春18きっぷ」の名称の由来については、1982年の発売当時の国鉄旅客局長だった須田寛により、青少年・学生をイメージした「青春」と、その象徴的な年齢で「末広がりの8」にも通じる「18」を組み合わせたと、後年に述べられています。

使える期間と購入できる期間をチェックしよう

利用期間は学生・生徒がおおむね長期休暇(春休み・夏休み・冬休み)に入る期間となっています。開始日約10日前から終了日の10日前まで発売されます。また、販売期間以外には一切買えません。また、利用期間を過ぎた青春18きっぷは、すべて無効になります。

ちなみに、2019年の発売期間は以下の通りです。

青春18きっぷ 春期
 販売期間:2019年2月20日~3月31日
 利用期間:2019年3月1日~4月10日

青春18きっぷ 夏期
 販売期間:2019年7月1日~8月31日
 利用期間:2019年7月20日~9月10日

青春18きっぷ 冬期
 販売期間:2019年12月1日~12月31日
 利用期間:2019年12月10日~2020年1月10日

払い戻しは、利用期間内で5回とも未使用の場合に限り取扱箇所で行えますが、220円の払戻し手数料がかかります。また、利用期間が終了した後は5回とも未使用でも払い戻しは受けられないので、ご注意ください。

青春18きっぷの使い方

前述の通り、日本全国のJRの「各駅停車」「快速電車」の自由席に限り、1日乗り放題の券が5日分1セットになっている切符です。あくまでも切符は1枚なので、1枚のきっぷである人は北海道へ、ある人は大阪へ同時に出かけるということはできません。1枚の切符を2回分使って、2人で一緒に行動する、というのは可能です。

特急列車や新幹線を利用する際は、特急券のほかに普通乗車券も買う必要があります。つまり特急や新幹線は完全に別料金で利用するということです。特急列車に乗車できる特例が一部区間であります。例えば、普通列車が運行されていない区間であるとか、利便性向上のために特急に乗れる区間も一部あります。

ちなみに、改札は自動改札機は利用できませんので、有人の改札を利用して通過してください。

2.青春18きっぷを使ってのはじめての旅行プランを立ててみよう

青春18きっぷで行く日帰り旅行

日本全国の普通列車が乗り放題ということは、出発駅にその日のうちに戻ってくることももちろんOKです。むしろ、宿泊の手配がいらないということから、予約のいらない手軽な日帰り旅行が楽しめます。ちなみに東京-静岡間の普通運賃は3,350円なので、静岡を往復するだけで、十分元が取れます。

山梨方面への旅行も日帰りで楽しむことが出来ます。JR中央線で勝沼ぶどう郷で途中下車して、ワイナリーを見学します。勝沼から甲府へ向かうとほうとうなど郷土料理のお店を堪能できます。駅から少し歩くと甲府城址もありますので、観光するにはもってこいです。

誰もが思いつく、東京-大阪間の移動

別にどこからどこまで乗っても普通列車である限りは一切自由なのですが、代表的なルートが、首都圏に住んでいる人が大阪に行く、というコースです。

新幹線で行くと、片道だけで13,620円かかりますが、時間さえかければ、1日で普通列車だけで行くことができます。新幹線で13,620円かかるのが、青春18きっぷだと2,410円(1日分)で行くことが出来るのは大きな魅力ですね。

・高速バスにはない、途中下車可能というメリットを使った旅行
残念ながら、青春18きっぷは5枚で1セットなので、あくまでも12,050円は最低かかります。バラ売りはしていないので、1回だけの利用の場合は、高速バスなどが一番安い移動手段となります。しかし、高速バスは、途中下車が出来ません。それに対して、青春18きっぷは、普通列車であれば、日本全国どこでも乗り降り自由です。

東京から大阪までの普通列車の旅ならば、途中で富士山をじっくり見るために、静岡県の駅で降りるもよし。残念ながら東京から大阪までは直通の普通列車はないので、必ず乗り換えが必要になります。乗り換えの時間を利用して途中下車の旅をするというのも、時間というものを贅沢に使った旅行になりますね。

3.シミュレーション 東京-大阪間の移動タイムテーブル

それでは、東京から大阪まで、普通列車を使ったシミュレーションをしてみましょう。

東京|7:42発 東海道本線 熱海行き

熱海|9:31着 

熱海|9:37発 東海道本線 島田行き

島田|11:19着 

島田|11:30発 東海道本線 浜松行き

浜松|12:15着 

浜松|12:24発 東海道本線 豊橋行き

豊橋|12:59着

豊橋|13:02発 東海道本線 快速 大垣行き

大垣|14:32着

大垣|14:41発 東海道本線 普通 米原行き

米原|15:16着

米原|15:17発 東海道本線 新快速 播州赤穂行き

大阪|16:42着

以上のように、東京から大阪まで普通列車のみで行くと、途中6回乗り換えが生じます。このタイムテーブルは休憩なしで行った場合ですので、途中で昼休憩を取ることももちろん出来ます。

東京から大阪までは、東海道本線で行くことがほとんどでしょうから、東海道本線なら、比較的日中も列車の本数が多いので、乗り換えで1本遅らせても、到着が極端に遅れるということはありません。ただし、繰り返しますが、東海道本線の列車であっても、特急列車はまったくの別料金になりますので、注意が必要です。

・東京~熱海間は別料金を払えばグリーン車も利用OK
普通列車は、ずっと座っているとお尻が痛くなりますが、青春18きっぷを使っていても、グリーン車料金を支払えば、普通列車のグリーン車を利用することが出来ます。

グリーン車に乗る時には、事前にグリーン券を買っておいたほうがおトクです。駅の「きっぷ売り場」や、ICカードを持っている方は、駅のホームでも買うことが出来ます。グリーン料金は、東京-熱海間で980円です。残念ながら、現在のところ、東海道本線では、グリーン車がついている区間は、東京-熱海しかありません。

別料金を払って新幹線の短区間利用でワープ!

普通列車だけですと、移動に時間がかかります。また、座席も硬く、座り心地もよくありません。そこで非常手段として、短区間だけ、新幹線を利用するという方法があります。新幹線の利用は青春18きっぷだけの利用に比べると高額になりますが、ラクに移動するためには、考えてもいい方法だと思います。

特に、東京-大阪の移動の場合は、熱海-豊橋の間は、快速電車がほとんど走っていない、座席もロングシートという、長時間の移動には適さない座席での列車がほとんどなので、この区間をいかにラクに過ごすかが、カギになってきます。

新幹線は、新幹線の隣の駅までの移動であれば、自由席だとおトクな制度があります。静岡-浜松の新幹線利用ですと、途中に掛川駅が存在しますが、これは特例で、2,300円余計に出せば、この区間を新幹線利用できます。青春18きっぷは、もともとが安いので、場合によっては、このくらいの追加出費を考えてもいいのではないでしょうか。

上記のタイムテーブルで、新幹線を使った移動でシミュレーションしてみましょう。

静岡|10:50着 東海道新幹線に乗り換え

静岡|11:11発 ひかり467号 自由席に乗車

浜松|11:30着

浜松|11:44発 東海道本線 普通列車 豊橋 行き

豊橋|12:18着

豊橋|12:32発 快速 大垣行き

大垣|14:02着

大垣|14:10発 普通列車 米原 行き

米原|14:45着

米原|14:50発 新快速 姫路 行き 

大阪|16:13着  

大阪には、先ほどのシミュレーションよりも29分早く到着出来ます。この29分をどう見るかですが、色々な車両を楽しみたい方は、新幹線を挟むのもアリかもしれません。

廃止の噂も?青春18きっぷで乗れる「ムーンライトながら号」

上記のように、需要の多い東京-大阪の移動は、普通列車だけですと、かなりの乗り換えを必要とします。そこで、特に需要の多い期間には、臨時列車が運行されます。「ムーンライトながら」号という列車です。このムーンライトながら号は、青春18きっぷで乗れるにも関わらず、特急型車両で運行されますので、その運行日には、凄まじい人気となります。

この列車は、東京-大垣を乗り換えなしで、しかも夜行で結ぶもので、全席指定席です。そのため、指定券がないと、利用出来ません。この列車の指定席は、発売と同時に一瞬で売り切れることが多く、発売は始発駅を発車する日の1カ月前、朝10時からです。したがって、この発売日に駅のきっぷ売り場に並んでいなければいけません。非常に入手に難易度の高い乗車券です。

この「ムーンライトながら」は、185系という車両の置き換えにより、まもなくその車両の引退が発表されています。人気列車なだけに存続を望む声は大きいですが、車両の引退とともに、ムーンライトながら号も廃止になってしまうのではないかという予想も、ファンの間では出ています。安く移動出来るということは、それだけ鉄道会社の利益にはならないわけで、難しいところです。

余談が長くなりましたが、みなさんも是非「青春18きっぷ」で格安旅行をしてみませんか。

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