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はじめて美術館に行くなら小さな美術館などでゆったり鑑賞はいかがですか?

はじめて美術館に行くなら小さな美術館などでゆったり鑑賞はいかがですか?

いきなり大きな企画展に行くのも良いですが、大抵人が多くてゆっくり観られなかったり行列で疲れてしまったり。はじめてなら先ずは専門の小さな美術館を訪れてみてはいかがでしょう?常設展の他にも企画展をやっていたり、カフェやミュージアムショップも併設されているところもあります。気に入った作品の絵葉書などを家に飾るのも素敵ですよ。

ルピナス

この記事のアドバイザー

ルピナス

趣味も楽しむ主婦


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目次

1.はじめての美術館へ行ってみましょう!

日本には数多くの美術館がありますね。モナリザが来たから観に行こうなどというきっかけで美術館へ行く機会もあると思いますが、はじめて美術館へ行く人に向けていくつかご提案をしてみたいと思います。

小さな美術館はいかがですか?

はじめてならゆっくりゆったり観たいと思いませんか?自分の見たい作家さんの作品だけを見られるだけでなく、作家さんの家が美術館になっていたり、日本画専門、浮世絵専門、彫刻専門などのテーマの統一した作品だけを観ることの出来る小さい美術館もあります。また、混んでいないのでじっくり見られるなどのメリットがあります。

例えば、いわさきちひろ美術館は絵本画家・いわさきちひろさんが亡くなるまでの22年間を過ごしたアトリエ兼自宅跡に建てられた美術館です。バリアフリーの改修がしてあり、乳幼児が遊べるお部屋もあるので子供からお年寄りまで楽しめるところです。

カフェやミュージアムショップで余韻を楽しみましょう!

美術館に併設されていることが多いミュージアムショップとカフェ。運営している方の思い入れがとても強く出る場所でもあります。美術館よりカフェが楽しみの方も多いはず。そんなミュージアムショップとカフェが充実しているお勧めの美術館を紹介します。

東京の山種美術館には「Cafe 椿」があります。青山の老舗菓匠「菊家」に展示される絵をモチーフに特別にオーダーしたカフェオリジナルの和菓子を食べることが出来ます。毎年春に訪れて桜の絵を見て、このカフェで和菓子を食べるのを楽しみにされている方や、カフェだけを利用される方もいらっしゃるようです。

また、ミュージアムショップでは、重要文化財の「炎舞」(速水御舟)をはじめとしたハガキ、一筆箋、クリアファイルなど様々なグッズに出会えます。モチーフにした作品のエッセンスを損なわないように細部まで拘った商品は、訪れた時期には展示されていなかった作品とも出会えたかのような気持ちにさせてくれます。

東京の広尾にある山種美術館は日本画が観られる小さな美術館です。地下が展示スペースとミュージアムショップ、1階にカフェがあり、展示されている作品をもとに作られた和菓子がいただけます。その時にしか出会えない和菓子は作品がモチーフになっているだけに見た目も味も最高です。ミュージアムショップでは気に入った作品の絵葉書や文房具などを見つけるのも楽しいですよ。

2.常設展と企画展を知りましょう!

美術館の展示には常設展といって、その美術館の所蔵品を展示するところと企画展といて、よその美術館や、作品を所蔵されている個人や団体から借りた作品をテーマに沿って展示するものとがあります。

また、企画展は自主企画と巡回展があります。企画展は東京ばかりということでもないようです。国立新美術館や静岡市美術館のように常設展のないところもあります。

常設展には美術館のお宝が!

例えば東京南青山にある根津美術館には国宝7件、重要文化財87件、重要美術品94件が所蔵されています。

その分野ごとに名品を選りすぐって展示されています。中でも、尾形光琳(おがたこうりんの燕子花図(かきつばたず)ですが、根津美術館には日本庭園があり、その池にもカキツバタが植えられていて花の時期にあわせて燕子花図の展示が行われるため、庭の花と光琳の両方を観たい方が大勢詰めかけます。この時期はとても混み合いますが、都心とは思えないロケーション。一度訪ねてみてはいがでしょうか?

根津美術館の庭 カキツバタの花(筆者撮影)

企画展は日本独自の展示方法なんです。日本の多くの美術館は、バブル時代に海外の有名作家の作品を数点買い付け保持している程度が現状です。常設展では関心が薄く企画展で作品を集めなければ集客数が伸びないそう。

もちろんコレクションが豊富で、時代の流れに沿った作品を集めている美術館や、特定の作家に特化した美術館もありますが数は少ないようです。それに比べて海外は常設展がメインなのです。圧倒的なコレクションの差があるんですね。そのような理由で企画展が行われるようなのですが、小さな美術館は企画展の度に展示替えをするため休館になってしまうこともあり、海外から訪日された方が訪ねてみたら休館日でびっくりされることがあるのだそうです。美術館を訪ねる際には休館日のチェックをお忘れなく!

海外から訪日された方が美術館を訪ねると休館日でびっくりされることが、よくあるのだそうです。日本の小さな美術館は企画展の度に展示替えをするため休館になってしまうこともあります。美術館を訪ねる際には休館日をチェックしてください!

3.いろいろな美術館へも行ってみましょう!

小さい美術館の良さもありますが、大きな美術館ならではの良さもたくさんあります。
いろいろな美術館へも行ってみましょう!

規模が大きいゆえのメリット・デメリット

大きい美術館は人が多くてひたすら行列ということもあります。それでも、やはりこれは観てみたい!という作品や作家がいると思いますので、そういう時にはなるべく効率よく、でもポイントは押さえて鑑賞したいですね。

その一つとして、有料になってしまいますが、音声ガイドがおすすめです。ガイドされているのは大抵有名人で、その作家さんにちなんでなど、何か接点のある有名人の場合が多いようです。是非楽しみながら鑑賞してください!

トイレも混みがちですが、企画展などのない階などきっと穴場のトイレがあるはずです。東京六本木の国立新美術館は地下にもカフェやトイレがあって穴場のようです。利用してみてください!

地方にも素敵な美術館がたくさん!

東京だけではなく、地方にもすてきな美術館はたくさんあります。青森県立美術館、十和田市現代美術館、金沢21世紀美術館、香川県直島の地中美術館をはじめとして行ってみたい、わざわざ行きたいところが日本中にたくさんあります。

所蔵品はもちろんですが、建物も有名な建築家の設計だったりその美術館のある自治体が町ごと美術館のようにしたところなど旅をしながら行ってみるのも素敵ですね。

・青森県立美術館
こちらは、その名の通りですが、青森県青森市にある青森県が運営する美術館です。開館が2006年と県立にしては、新しく建物自体も建築物として立派な建物となっています。
こちらの展示物として、特に有名なのが「あおもり犬」です。青森出身の美術家である奈良美智の作品で高さ8.5メートルもある大きな犬の彫像です。是非、一緒に写真を撮りたいですね。

・十和田市現代美術館
アートを通した新しい体験を提供する開かれた施設として、青森県十和田市が推進する”Arts Towada”の拠点として開館しました。個々の展示室を独立させ建物を分散して配置しガラスの廊下でつなげているのが特徴です。通りを挟んだ向かいの公園に草間彌生の作品が展示されていたりと、官庁街通り全体を1つの美術館に見立て展開しています。

美術館のいろいろを知ったところででかけてみましょう!

小さな美術館から大きなもの、常設、企画、巡回展などいろいろとご紹介しましたが、気になったところはありましたか?ご自宅のご近所にも小さな美術館があるかも知れませんね。

こんどのお休みにお出かけしてみてはいかがですか?

ルピナス

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