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難易度が高く感じる楽器?初めてお琴を弾く時に知っておきたいこと

難易度が高く感じる楽器?初めてお琴を弾く時に知っておきたいこと

琴はピアノやギターと違って、あまり身近な楽器に感じられないですよね。難しそう、気軽にできなさそう、とマイナスにとらえてしまいがち。ですが最近は部活や選択授業で取り入れられることもあるようで、以前ほど「雲の上の存在」ではなくなってきています。どのように学習すべきか、どこで購入したら良いのか?など、初めて挑戦する方にご説明致します。

たかなし亜妖

この記事のアドバイザー

たかなし亜妖

フリーライター


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目次

1.琴を弾く前に

和の風格が素敵です

琴の弦は全部で〇〇本

琴とは日本の伝統的な楽器で「和楽器」にカテゴライズされます。古くから存在しているようで、すでに弥生時代にはあったと記録されているのだとか。「古事記」にも登場するため、私たちの想像する遥か昔から人々に使われていたそうです。

現在、一般的に演奏される琴の弦は全部で13本。三味線は3本、ベースは4本、ギターは6本……それらと比べると、数が少々多いですよね。数え方としては1~10までは数字で呼びますが、以降の11~13は

11=斗(と)
12=為(い)
13=巾(きん)


と呼びます。なぜこの呼び方なのか?と言いますと「11、12、13」と書いてしまうと12本目の弦なのか、それとも10と2の弦を弾くのか?と紛らわしくなるのを防ぐためです。

琴の流派について

琴には大まかに分けると流派が二つあり、生田流と山田流というものがあります。違いは演奏を行う際の「爪」の形にあり、生田流は四角く角張った「角爪」を、山田流は先が少し尖った「丸爪」にあります。

ただ使う爪が違うだけでなく、弾き方も異なってくるのだとか。角爪は琴に対して斜めに構えるのですが、丸爪は正面から。流派によって違いが出てくるのは、とても面白味のあるポイントではないでしょうか?

また選曲についてはどちらの流派も、大幅な差はありません。どちらかというと山田流の方が歌ものを扱うことが多く、生田流は現代曲を積極的に作っていますね。

ちなみに琴の形状は、生田流がかつての雅楽の名残を残す作りとなっています。山田流の方が音量も大きく音色が豊かであることから、現在生産されている琴のほとんどは山田流なんだそうですよ。

琴を始めるメリットはあるのか?

どうせ楽器を始めるのなら、ある程度のメリットは感じたいものですよね。「楽器を弾いても何か他に役立つことはあるの?」と疑問に思う方もいますが、実は意外な効果を発揮します。

琴とは指先を使いますが、頭も体も全神経を集中させなくては弾けません。そのため集中力が身に付きます。弦楽器を全く触ったことがない方が13本もの弦を扱うなんて、なかなか大変なことですよね。丁寧に、間違いなく進めていこうという意思も働きますので、注意力も同時についていくことでしょう。

それを「弾こう!」と思うのですから、当然頭も使います。指先をしっかり使うことで物忘れなどの「ぼけ」防止にもなるのだとか。昔から折り紙など、手先を動かすと脳トレになると言われていますから、最近頭が働かない方こそ挑戦してみると良いかもしれません。

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