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はじめての異文化交流で外国文化に触れるには?その方法とポイント

はじめての異文化交流で外国文化に触れるには?その方法とポイント

外国の文化や外国人とふれあい、知見や人脈を広げてみたい。でも、どこでどうしたら良いのかがわからないあなたへ、いくつかの方法をご紹介します。海外旅行に行くだけではダメ、ではその理由は?日本にいながらにしてできることは?ポイントをまとめてお伝えします。

みかんサンド

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みかんサンド

海外在住ブロガー


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目次

1.外国人や外国の文化を知ることの意義

外国人と友だちになったり、外国の文化に触れ、新しいことを知ったりすることは、はじめの一歩は勇気のいることですが、とてもわくわくしますよね。さらに、少しのことを知ることで、さらにもっともっと広く深く知りたくなるのが、外国文化の醍醐味です。ここでは、異文化を知ることの良さと、そのときにちょっと気を付けたいことについてお話しします。

オリンピックイヤーだからこそ、今、始めよう

いよいよ2020年は、東京オリンピック・パラリンピックですね。(2021年に延期となってしまいました。)これまで以上に、世界中からたくさんの人が日本に集まるこのタイミングを、チャンスとしない手はありません。今後、日本にいる人の4人に1人が外国人になると言われています。様々な世界の人とふれあったり、言葉の学習を始めてみたり、実際に海外へ出てみたりするのは、まさに今がチャンスではないでしょうか。

海外の文化を知ることで、見えてくる世界と日本

では次に、海外の文化や人について知ることによるメリットを考えてみましょう。

1点目はまず、視野が大きく広がることです。世界には、本当に様々な文化や言語、宗教、生活習慣があり、約77億人の人がいて、その下でいろいろなものの考え方があります。日本にいて、日本人とだけ話していると、どうしても考え方やものの見方に限界があるうえ、その限界があることに気付くことも難しくなります。世界に目を向けることは、人生の選択肢を広げることにもなるのです。

2点目は、世界を知ることで、日本のことにさらに目を向けることができるようになることです。海外に出た人の多くは、いかに自分が日本のことを知らないか、ということに気付いたと言います。また、日本の良いところ、世界にはない日本独特のものなどにも気付くことができます。世界を見ることは、政治、経済、文化など、改めて日本を見直すきっかけになるのです。

3点目は、世界を知り、違う言語を身につけたり文化や習慣について詳しくなったりすることで、新たなキャリアが開けてくることです。外国語が話せる人の求人は増えていますし、そう遠くない未来、「英語は話せて当たり前」の時代が来ることも予想されます。AIによって多くの職業が代替されることも取り沙汰されている中、自分のスキルを上げて「100年時代」の人生を生きる術を身につけていくことは、とても重要でしょう。そのきっかけになることの一つが、異文化交流です。

「外国」「海外」と、ひとくくりにしない

異文化を知り始めてくると、日本との違いに驚き、さらに興味をもつようになりますが、その際に少し気を付けたいことがあります。

「海外」「外国」と言っても、世界には約195の国があり、そしてその中でさらに地域差、家庭、個人によるいろいろな違いがあります。お隣の中国も外国ですし、ジンバブエもトリニダードトバゴも外国。そこで、「外国ではこう」「海外は日本と違って…」と「外国」「海外」とひとくくりで考えないようにするのが、世界を広く知るためのコツです。

また、一つの経験などから「○○はこういう国だ」「△△人はこういう性格だ」と決めつけるのもNG。例えば、友だちになったインド人がすごくおしゃべりな人だったとしても、「インド人=おしゃべりな民族」と短絡的に考えてはいけないということです。

2.外国へ行くことで、異文化交流

ではここから、具体的にどのような方法で異文化交流ができるのかを見ていきます。まず初めに思いつくのは、実際に海外へ自分の足で出向くことです。

海外旅行へ行こう!でも…

今やLCCなどが発達し、気軽に海外へ行くことができるようになりました。ぜひ気になっている国や地域へ、休暇を利用して行ってみましょう。

日本では特に、旅行会社などのツアーで行くのが一般的ですね。でも、ちょっと待ってください。日本のツアーで行くと、旅行中も周りは日本人ばかりで日本語漬けになることが多く、異文化交流が目的の場合はあまりおすすめしません。せっかくお金と時間を使っていくのであれば、現地の人や文化、言語にどっぷり浸かりましょう。

そのための提案として、航空券や宿泊先、現地でのツアーなどは旅行会社を通さず、すべて自分で手配してみましょう。海外旅行が全く初めての人には少しハードルが高いかもしれませんが、実はその方が費用も抑えられたり、現地では好きなように自由に行動ができたりするうえ、現地の文化や人に触れる機会も多くなります。難しそうに思えるかもしれませんが、インターネットがこれだけ普及している今、実際にやってみると案外簡単にできるものなのだと気付くと思います。

Airbnbを使ってみよう

さて、宿泊先を手配するときに、ぜひ選択肢に入れてほしいものがあります。それは、Airbnb(エアービーエヌビー)。海外で異文化を体験するのに最もおすすめの宿泊方法です。日本でも民泊が少しずつメジャーになってきましたが、簡単に言うと、一般の家庭に宿泊する方法です。一軒家からアパートメントなどいろいろな家のタイプがありますが、実際にそこで人が生活している様子を見ることができ、現地の生活を体験することが醍醐味です。また、ホストや現地の人、他の宿泊客と深いコミュニケーションを取ることができたり、それによって、ツアー旅行では知り得なかった情報を得ることができたりします。

ホストがその家にはおらず、管理だけをしている場合なども多いのですが、ぜひ、ホスト側と交流ができる環境のものを選びましょう。セキュリティには十分注意が必要ですが、ホテル滞在ではできないような異文化体験をするには、ぜひ利用したいサービスです。

一般の家に泊まることに抵抗がある場合は、ゲストハウスなどもおすすめです。

ホームステイ・短期留学という手もあり

一般家庭に泊まる方法をご紹介しましたが、1週間以上の滞在ができるならば、さらにおすすめの方法があります。それは、ホームステイ。現地の人の家に部屋を借りて暮らす方法ですが、Airbnbと違って朝と夜は食事が付いていたり、洗濯など身の回りの世話をホスト側がしてくれたりする場合が多いのが特長です。家族の一員のように扱ってくれ、一緒に食事を取ったり出かけたりすることで、現地の人の暮らしが、より深く見えてくるのがおもしろい点です。

通常は1週間から週単位でできますし、最近は親子ホームステイ、家族みんなで、という方法もありますので、長期休暇が取れる場合はぜひチャレンジしてみましょう。短期留学というかたちで、日中は現地の語学学校などに通うこともおすすめです。こちらも、通常は1週間から可能。友だちができたり、いろいろな国の人と交流したりと、さらに深い経験をすることができます。

3.日本国内でできる、異文化交流

ここまで、実際に海外へ出る交流方法をお話ししてきました。でも、休暇がなかなか取れない、経済的に厳しいなど、状況によっては難しい場合もあるでしょう。そんな方へ、日本にいながらにしてできる、異文化交流の方法をお伝えします。難易度が易しい順に紹介していますので、参考にしてみてください。

各国のイベントへ出かけてみる

最もメジャーなのは、ドイツのオクトーバーフェストではないでしょうか。10月になると、各地でビールやソーセージなどの屋台が並んだり、伝統音楽やダンスのステージが催されたりしていますね。都内では代々木公園が有名で、台湾、タイなどのアジアから、スペインなどのヨーロッパといった、様々な国のイベントが年中行われています。これも立派な異文化交流。

でも、せっかく行ったなら、おいしいものを食べるだけでなく、ぜひイベントに参加してみましょう。その国の語学を学べるものから、伝統舞踊にチャレンジできるものなど、様々なものがあるでしょう。その国に興味を持ったら、その国の料理を作ってみたり、言語をもっと学んでみたくなったり、最終的には実際に足を運んでみたくなったりするかもしれません。自分の興味や関心を広げる、良いきっかけになるはずです。

日本でも行われるオクトーバーフェス

バーやパブを覗いてみる

人に会うことが好きな人、社交的な人にぜひおすすめなのが、外国人がよく集まる場所に行ってみることです。スポーツバーのようなところや、外国人が経営しているレストランなどには、日本在住や観光で訪れている外国人が集まってお酒を飲んでいるところが多いです。

いきなり話しかけることに抵抗があれば、そのお店が主催するパーティーなどのイベントに参加するのが良いでしょう。また、「外国人と知り合う」「異文化交流」目的のイベントをやっているところもあります。パーティーやイベントが好きな人はぜひ、インターネットなどで調べてみてはどうでしょうか。

外国人が集まるパブなど

ホームステイを受け入れる

自宅に空き部屋がある、ゲストルームがあるなどの場合は、外国人を受け入れてみるのはどうでしょう。先ほど、外国でホームステイをする方法をご紹介しましたが、今回は逆のパターン。日本で勉強したい人や、日本に興味があって来ている人などを受け入れて一緒に生活をすることで、コミュニケーションを取り、相手の国のことをたくさん知ることができます。

欧米ほど、ルームシェアなど他人と一緒に暮らすことが一般的でないため、どこの誰だかわからない人を受け入れる、ということには抵抗があるかもしれません。でも、きちんとした仲介業者(エージェント)を利用することで、最低限のトラブルを避けることができます。「小さな子どもがいるから女性が良い」など、ある程度の希望を出すこともできますし、旅行に行く予定がある場合などはその時期を避けて人を紹介してくれるので、安心です。

地方に住んでいる場合、外国人は来ないのでは?と思われるかもしれませんが、日本の田舎を見たいという外国人もたくさんいます。住んでいる場所にかかわらず、部屋に余裕があるなら、ぜひチャレンジしてみてください。

世界は広い、そしておもしろい

ここまでで、やってみたいこと、気になることはありましたか?今回はあえて、語学を学習するという方法は除外してご紹介しました。もしかしたらこれを読んで、「でも英語ができないし…」と思われた方もいるかもしれません。もちろん、語学ができるに越したことはありませんし、言葉が話せないことで起こってしまうトラブルもあるでしょう。でもまず大切なことは、世界を知りたい、違う文化に触れてみたいと思って、行動してみることです。

はじめの一歩を踏み出すことで、世界はものすごく広い、世界には様々な文化や考え方があって、おもしろいと思い始めるはずです。少なくとも私の周りには、海外へ出てから、「日本にとどまっていた方が良かった」と言っている人は1人もいません。

異文化に触れること、異文化を知ることは、これから先の人生において、ものの見方や考え方をより広く柔軟にし、人生そのものをより豊かにする第一歩なのです。

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