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【はじめてのコインランドリー】ふとんも洗える!上手に使い始めよう、コインランドリー

【はじめてのコインランドリー】ふとんも洗える!上手に使い始めよう、コインランドリー

あちこちに大型コインランドリーが増えてきました。羽毛布団が洗えたり、天気の悪い時に重宝するコインランドリー。でも使い方がよくわからない・・・。使う時のポイントを押さえて、上手にコインランドリーの利用を始めましょう。

Evelyn

この記事のアドバイザー

Evelyn

スローライフ派/元編集者


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目次

1.こんなに便利!コインランドリーの使いどころ

コンビニエンスストアより多い?昨今のコインランドリー

最近、あちこちにコインランドリーが増えたと思いませんか?かつてのコインランドリーは、街中の銭湯の脇などにぽつんとあって、銭湯から帰る一人暮らしの方がついでに洗濯をしていく、というニーズに応えた形のものがほとんどでした。当時のコインランドリーの設備も、一般の家庭用の縦型洗濯機に、自分で洗剤を入れて操作するものでした。乾燥機があると設備の充実したところに思えたものです。

昨今のコインランドリーはほぼ乾燥機が主流です。洗濯機はあっても、洗濯と乾燥が同じマシンで行えるものに変わってきました。しかもそれで羽毛ふとんが洗えてしまいます。雨続きで洗濯物が乾かない、量が多すぎて干す場所がない、時々はふとんなどの大物を洗いたい・・・一人暮らしの方に特化した需要ではなく、洗濯機を持っている家でも、何かの折にコインランドリーを使う機会が増えてきているのです。

その結果、コインランドリーはとても数が増えてきました。2015年の調査では、コンビニエンスストア業界2位のファミリーマートと店舗数がほぼ同じになった、という結果も出ています。車で乗り入れができて、設備が充実してきれいで居心地のいいコインランドリーが増えた理由は、需要が大きくなってきたから、ということもあるでしょうが、行きやすい所に利用しやすいものがたくさんできて、使ってみようと思う方が増えた、という相乗効果もあるからなのではないでしょうか。

利用する人が増え、マシンそのものの回転数も多くなってきたためか、リフレッシュ機能のついている乾燥機も登場しています。前に使った方の衣類のほこりや柔軟剤のにおいなどが気になる場合、機内をエアスプレーでクリーニングしてくれるのです。コインランドリーのマシンそのものも、どんどん機能が追加されて新しくなってきています。

好きな時間に、しかも時間短縮で

一般的に洗濯は、朝洗濯機を回して、太陽の光がある午前から午後3時くらいまでの間に干して乾かす、というサイクルで行われます。もちろん共働き家庭なら、夜中に洗濯をして干す、ということもありますが、日に当てて乾かすプロセスがあることで、洗濯の時間というものは比較的制限されます。

ですがコインランドリーは、好きな時間に行って洗濯ができます。乾燥をさせるのに太陽光を必要としないのなら、洗濯をする時間も「乾燥をする」前であればいつでもいいわけです。夜自宅で洗濯機を回して、音がうるさいと近所からクレームが来ることもありません。

また、コインランドリーの乾燥機は業務用の大きいものですから、乾燥時間も大幅に短縮できます。たとえば、家族4人の1日の洗濯物の量はおよそ6kgとされています。日中晴れている日に干せば約3~5時間で乾きますが、家庭用の洗濯機の乾燥コースで乾燥させると、6~7時間かけてもなんとなく湿った感じになってしまいます。ですが、コインランドリーの乾燥機なら30分でふっくらと仕上がるのです。好きな時間に短時間でできるので、旅先でコインランドリーを便利に使う方も増えているそうです。

羽毛ふとんも厚手の毛布も洗える

コインランドリーで洗えるものも増えてきました。一般的な洗濯機で洗えるものはもちろんのこと、厚手の毛布、羽毛ふとん、夏用のふとん、こたつ用ふとん、カーテン、カーペット、ダウンジャケットなど、普通の洗濯機ではとても無理なものも、コインランドリーなら洗えてしまいます。

コインランドリーの乾燥機は、回転するドラムの中に80℃以上の熱風をあてて乾燥させるものですので、熱に弱い素材やゴム製のパーツが使われているものは入れることができません。また、厚手の和ふとんや羊毛のふとん、まくらやぬいぐるみなども難しく、それは専門の業者にお願いするしかないのですが、これまでなかなか自宅では洗えなかったものが洗える、ということは画期的です。中にはスニーカー用のランドリーマシンを置いているところもあり、スニーカーや上履きも洗って乾燥できてしまいます。

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2.コインランドリーを使ってみよう

乾燥させる量と時間の目安

普通の衣類の洗濯の量については、家庭でも洗っていることもあって、だいたいイメージがわくのではないでしょうか。ひとり分の洗濯物の量は、1日にだいたい1.5kgとされています。一般的な家庭用洗濯機に入る量は6~8kgが標準で、洗濯におよそ1時間弱。家族4人程度の1日の洗濯量はそんな感じですね。

さらに、シングルサイズのシーツなら1枚が500gくらい、毛布1枚はおよそ5kgです。コインランドリーの洗濯機には、洗濯量と時間の目安が書いてありますから、持って行った洗濯物の全部の重さをざっと見て、それに合わせてコースを選択すればOKです。

量で悩むのは乾燥させる方です。家族1日の衣類+バスタオルやシーツなどで、だいたい10kg前後を乾燥させる場合、やはり30~40分と見ておくとよいでしょう。春夏物の薄手の衣類なら、10kgの洗濯物でも20分ほどで乾いてしまいますが、冬物やジーンズなどの厚手のものは、それに10分上乗せして回してみるのが良さそうです。また、薄手と厚手が混在した洗濯物の場合、薄手の衣類で縮む可能性のあるものは、ジーンズなどと一緒に入れて乾燥させない方がいいでしょう。

(乾燥機は途中で中断し、乾きの早いものを取り出すことのできるマシンもあります。取り出すときはとても高温になっているので気をつけてください。)

乾燥機に入れる衣類の量は、マシンの挿入口の丸窓に示されている「適量ライン」を超えないようにします。線がない場合は、全体の大きさの1/3程度にとどめましょう。入らないわけではありませんが、乾燥機のドラムが回った時に、衣類に熱風がまんべんなく行きわたらず、乾燥の効率が悪くなり、部分的に生乾きになる可能性があります。

洗濯物は扉の線からはみ出さないように

羽毛ふとん洗いに挑戦!

これまではただ「干す」、あるいは専門業者に頼んで洗うしかなかった羽毛ふとんも、コインランドリーなら洗って乾かすことができます。コインランドリーの乾燥機で乾燥させた羽毛ふとんは本当にふわふわで暖かくなりますよ。

ただし、洗濯する前に、ふとんの洗濯記号タグをしっかり見て、洗濯と乾燥がOKかどうか確認して下さい。羽毛ふとんの羽毛部分は洗濯可能でも、カバーリングの部分がNGな場合もあるからです。

1.羽毛が片寄らない工夫をしておく
羽毛ふとんは基本、キルティングという縫いつけの加工がされています。布と布の間で羽毛が片寄らないための加工ですが、ふとんをふっくらさせるために、キルティングの縫いつけの間隔が大きくあいているものもあります。ふとんを洗うと、中の羽毛が濡れて片寄ってしまい、乾いても元の位置に戻らないことがありますので、もしそういう羽毛ふとんでしたら、片寄りをできるだけ防ぐために、ふとんをひもで縛っておくのがポイントです。

ふとんを縦半分もしくは3つ折りにたたみ、巻くかじゃばらにたたんで、ビニールひもか着物用の腰ひもで3ヵ所ほど縛ります。ぎゅうぎゅうに縛る必要はありませんが、洗っている最中に抜けたりほどけたりしないようにしてください。また、中の羽毛が外に出るのが不安な方は、ふとん用の洗濯ネットを用意して、その中に入れて洗うことをおすすめします。

2.マシンに入れた時の状態を確認する
薄手の羽毛ふとんなら2枚、少し厚めのものなら1枚で洗います。洗濯機のドラムに入れて、中がおよそ9割埋まる感じだとちょうどいいです。パンパンになってしまうのであれば、もう一回り大型のマシンに入れ替えてください。

3.コースと時間をセットし、スタート
洗濯乾燥一体型のマシンなら、洗濯→乾燥のコースを選びます。洗濯と乾燥で1時間と見ればいいでしょう。洗濯のみなら30分、その後乾燥機でも30分乾燥させます。洗濯と乾燥が別のマシンで、洗濯時にひもで縛っていた場合は、乾燥する時にひもをはずしましょう。また、ネットに入れていた場合も、ネットから出して乾燥させて下さい。

4.乾燥機から取り出して、乾燥具合を確認
乾燥が終わったら、マシンから取り出して、ふとんがまんべんなく乾いているかを確認します。マシンから出したばかりのときは熱いので、乾き具合がよく分からないのですが、冷めてくると中ほどや端の部分の湿った感じがわかるので、その状況によっては、さらに乾燥をかけておくといいでしょう。まだ湿っていると思われるところをドラムのカーブに沿わせるように入れて、2回に分けて裏表10~20分ずつ乾燥させると、湿ったところもなくふっくらとします。

ふとんは、ダニやカビ、ハウスダストの温床になりがちなものです。ただ天日に干すだけではなかなか駆除することができないのですが、80℃以上の熱風に当てることで、そういったアレルゲンを取り除くことができます。湿気が残るとまたカビの原因になるので、少しお金と時間がかかりますが、確実に乾かしていくことをおすすめします。

羽毛ふとんの洗濯におよそ500~600円、乾燥に800~1000円とお考えください。それでも、クリーニングに出すよりは間違いなく安いはずです。

スニーカーも洗って乾燥できる

コインランドリーにスニーカー用のランドリーがある場合は、水洗いできるスニーカーなら洗濯乾燥ができます(革製のスニーカーは洗うことはできませんが、部分的にスエードが使われている程度なら大丈夫です)。手で洗うよりもかなりきれいになりますし、紐の厚めの部分もきれいに乾燥できます。

シューズランドリー

1.洗濯機内を洗浄する
料金投入後、「シャワーボタン」を押して、一度マシンの中をきれいにします。前に使った人の砂や汚れを洗い流すためです。その後、スニーカーをマシンに入れます。

2.スニーカーを洗う
スニーカー用洗濯機には、大人のスニーカーなら2足、子どものスニーカーなら4足入ります。中敷きははずした上で、一緒に入れます。紐は絡まないようにしっかり結んでおきます。紐の絡みが気になる方は、はずしてしまってもかまいません。泥のこびりつきはあらかじめ、ブラシ等で落としておくと良いでしょう。

洗濯が始まると、中のブラシが回転して、スニーカーの黒ずみや、靴裏に挟まった砂や小石などを掻き出してくれます。
洗濯が終了したら、取り出さず、スニーカーの履き口を外側に向けて入れ直し、再度2分ほど脱水します(脱水は、洗濯後1時間以内であれば料金はかかりません)。これで、靴の中にたまった水分を飛ばすことができます。

3.スニーカーを乾かす
脱水が終わったら、スニーカー乾燥機の靴の差し込みパーツに、かかとを奥にして差し込んでいきます。子供の靴はひとつのパーツに左右とも差し込めます。内部を中心に乾燥させていくので、かなりカラッと仕上がります。中敷きは自然乾燥でも大丈夫。スニーカーランドリーは洗濯・乾燥どちらも200円程度です。

シューズ乾燥機

3.コインランドリーを利用する時のポイント

洗濯物についての注意ポイント

衣類には基本的に「洗濯表示記号」のタグが付いています。2016年12月に、これまでの日本独自の日本工業規格(JIS)規格の表記から、国際規格に合わせた新しい表記に変わりました。このうち、「家庭洗濯の記号」と「タンブル乾燥の記号」の2つが、コインランドリーの利用に関わってきます。タンブル乾燥とは、ドラム部分を回しながら熱風を当てて乾かす方式の乾燥方法です。

タオルについている洗濯表示タグ

タンブル乾燥の記号で、丸の中に点が2つあるものは、80℃の熱風に当ててもOKな衣類という意味です。点が1つのものは、上限60℃まで、という意味。どちらの記号も「×」がついているものは、家でもコインランドリーでも洗えないし、乾燥機にかけることもできません。

ですので、乾燥機を使う場合、タンブル記号に×がついているもの、もしくは点が1つのものは、避けた方が無難です。以前のJIS規格のタグがついている場合も、タグに「タンブラー乾燥はお避け下さい」「Do not tumble dry」等の表記がされているものは、乾燥機に入れるのは、やめましょう。

利用する時のマナー

コインランドリーは、多くの方が利用する設備です。常識的なマナーを守って使うことが大切です。

・長時間放置しない
洗濯~乾燥まで入れると、1時間以上かかるのはしかたがなく、一度家に帰るなど、どこかで時間をつぶす方も多いと思います。きちんと終了時間を見計らって戻ってくるのならいいのですが、長時間衣類を放置したままでマシンを占領するのはマナー違反です。

自分の洗濯物の終了時間を把握して、次の方のためにマシンを空ける気遣いを持ちましょう。また、衣類をマシンから取り出す際には、取り残し、忘れ物のないようにしましょう。

・マシンに入れる衣類をチェックする
洗濯をする際、ポケットにティッシュやレシート、紙おむつを一緒に入れてしまうなどのことがないようにしましょう。経験のある人は分かると思いますが、そういうものを一緒に洗濯すると、洗濯物が悲惨な状態になりますし、次に使う方にもとても迷惑です。必ず確認して下さい。

また、乾燥機に衣類をかける時も、ポケットにライター等が入っていないかを確認してください。火災の元となり非常に危険です。さらに、油のついた衣類を乾燥機にかけるのも火災の元になります。工場で使う油や食用油だけでなく、マッサージオイルやアロマオイルも、80℃の高温で発火する可能性があるからです。これらの油分を含んだものはコインランドリーでは乾燥させず、常に自然乾燥させて下さい。乾燥機への衣類の入れ過ぎも、火災の元になります。まだ入る、と思っても、入れ過ぎは結局、乾燥の効率を悪くするだけですので、ドラム内の1/3程度にとどめましょう。

コインランドリー利用時の持ち物

・100円玉
コインランドリーは基本100円玉で料金を投入します。両替機はほとんどの店舗にありますが、釣り銭切れのこともありますので、少し多めに持って行くといいでしょう。
ちなみに、マシンの大きさによって100円で使える時間は変わります。大きいマシンほど100円あたりの時間が短くなりますので、洗濯物の量とのバランスを考えてマシンを選びましょう。

・洗剤(洗濯する場合)
以前は、コインランドリーでの洗濯の際、洗剤は必須でしたが、最近では自動的に投入されるものが多くなってきました。ですが、店舗によっては洗剤自動投入の機能のないマシンもあります。予備的に持って行くと安心できますね。

・大きめの袋
衣類は乾燥させると膨らんでカサが増します。特に、家で洗濯した後にコインランドリーで乾燥させると、濡れた洗濯物を入れて持って行った袋に入りきらないことが起こりえます。せっかくふんわりと乾燥させた衣類を、ぎゅうぎゅうに詰め込んでつぶさないようにするためにも、乾燥後を想定して大きめの袋を持って行くといいでしょう。IKEAのキャリーバッグがオススメですよ。

・時間つぶしのネタ
家に帰らず仕上がりをその場で待つ場合、時間つぶしのネタを持って行くといいでしょう。コインランドリーには、マシン稼働の間待っていられるように椅子を用意してあるところが多いですし、フリーWi-Fiのサービスやカフェを併設しているところも増えています。待ち時間を有効に使いましょう。

IKEA(イケア) フラクタ キャリーバッグ

¥346 (税込)

長さ: 62 cm
奥行き: 18 cm
高さ: 43 cm
最大荷重: 25 kg
容量: 36 l
お手入れが簡単です。水で汚れを洗い流したあと、自然乾燥させてください

いざという時の強い味方、コインランドリーを使いこなそう!

雨続きのとき、とても洗濯物が多くて自宅では干しきれないとき、洗濯と乾燥の時間をできるだけ早く切り上げたいときに、コインランドリーは家事の強い味方になります。

少しお金はかかりますが、それ以上の満足を得られることもしばしば。特に、花粉の飛ぶ時期や梅雨の時期、ダニやハウスダスト対策に効果を発揮します。コインランドリーで洗って乾燥させた衣類のふんわり感は、ちょっと嬉しくなるくらいです。

ぜひ何かの折に、自分へのご褒美のつもりでチャレンジをしてみてください。そして、こんなに店舗数が増えるほど人気になった「コインランドリーの便利さ」を体感してくださいね。

Evelyn

この記事のアドバイザー

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スローライフ派/元編集者




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