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はじめて運転する前に入る「自賠責保険」について知っておこう!

はじめて運転する前に入る「自賠責保険」について知っておこう!

自動車を運転するにあたり、必要となるのが「自賠責保険」です。初めて車を所有した人にとっては、名前は聞いたことがあっても、一体どんな保険なのか分からない人もいるのではないでしょうか?そんな、自賠責保険の加入が初めての人のために、保険の補償内容や加入方法などについてまとめてみました!

ナミミナ

この記事のアドバイザー

ナミミナ

ディズニー好きの元教師


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目次

1.初めて運転する前に自賠責保険について知ろう!

自賠責保険とは一体なに?

自動車を購入したり、保有していると必ず関わってくるのが、「自動車保険」です。自動車保険には、「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があります。自賠責保険を知る上で、この2種類の保険の違いについて知っておきましょう。

まず、自賠責保険の正式名称は、「自動車損害賠償責任保険」といいます。交通事故が起きた場合、交通事故被害者の救済を目的とした、国が定めた自動車保険になります。つまり、相手方の身体に損害があったり、死亡した時にのみ補償されるのです。

原動機付自転車を含む全ての自動車は、法律に基づいて、この自賠責保険への加入が義務づけられています。保険の加入は絶対なので、「強制保険」と呼ばれることがあります。補償内容や保険料は、どこの保険会社で加入しても基本的に同じになっています。保険料については、後ほど詳しくご紹介させていただきますね。

一方で、任意保険は、その名の通り任意で加入する自動車保険になり、加入していなくても自動車を運転することができます。自賠責保険とは異なり、補償内容や保険料は保険会社や保険プランによって様々です。

そのため、自賠責保険が交通事故被害者の救済を目的としているのに対して、任意保険では自分や搭乗者、相手方の自動車や物損など補償の範囲を選ぶことができます。それによって、保険料にも違いが出てきます。

自賠責保険に加入しなかった場合のリスク

自賠責保険は、「強制保険」なので、絶対に加入しないといけない保険であることはお分かりいただけたと思います。では、もしこの保険に加入しなかったらどんなリスクがあるのかについてご紹介させていただきます。自賠責保険に初めて加入する人は、特にこのリスクをしっかりと理解しておきましょう。

まず、交通事故を起こして相手方の身体に損害や死亡させてしまった場合、自賠責保険に未加入だった場合は、自腹で補償しないといけないというリスクがあります。でも、任意保険に入っていて、相手方の補償もカバーした内容にしていれば問題はないですよね?そこが落とし穴です。自賠責保険に未加入で交通事故を起こした場合、任意保険で支払われるのは自賠責保険の補償限度額を超えた金額のみとなっています。

例えば、被害者が死亡した場合、自賠責保険では3000万円を限度額とした保険金がおります。被害者に4000万円の支払いが発生した場合、3000万円の限度額を超えた分のみが任意保険で支払われるので、1000万円のみ保険金がおりて、3000万円は自腹で支払わないといけないということになるのです。3000万円以下の支払いだった場合は、保険金は任意保険からはおりないので、全額自腹で相手に補償をすることになります。

また、自賠責保険に未加入の自動車を公道などで運転をした場合、「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」という処分が課されます。それだけではなく、違反点数6点が付加されて、免許停止処分となり、自動車の運転ができなくなります。さらには、自動車を運転する時には、自賠責保険に加入していることを証明する「自賠責保険証明書」を携帯しておく必要があります。不携帯の場合、「30万円以下の罰金」処分が課されます。

 自賠責保険に未加入の場合、上記のようなリスクがあります。未加入だけではなく、保険の期限切れのまま自動車を運転することがないように、保険の期限にも十分注意をしましょう。原動機付自転車や250CC以下のバイクには車検がなく、証明書でしか保険の期限を確認することがありませんので、期限切れには特に注意が必要です。

2.初めての人は、自賠責保険の補償内容について知ろう!

自賠責保険証明書

自賠責保険の補償範囲

自賠責保険の範囲についてご紹介させていただきます。先ほど少し触れましたが、保険の補償範囲は、被害者の身体に損害を負わせた場合や死亡させた場合に限りますので、加害者側の身体の損害や死亡した場合には、自賠責保険からは保険金はおりません。自賠責保険の補償範囲は、「傷害による損害」、「死亡による損害」、「後遺障害による損害」の3つになります。

「傷害による損害」の補償には、「治療費・通院費・看護料・諸雑費・通院交通費・義肢等の費用・診断書等の費用・文書料・慰謝料・休業損害」などがあります。治療費や通院費だけではなく、看護料や諸雑費など、傷害を受けたことにより発生した費用が補償されます。また、休業損害では、仕事を休むために賃金がもらえないことから、原則として1日5700円が支払われるなど生活補償もされるのが特徴です。被害者1名につき、120万円が支払い限度額です。

「死亡による損害」は、通夜などの葬儀費用・祭壇の費用・墓石の費用・被害者や遺族への慰謝料、免失利益などがあります。免失利益とは、被害者が死亡しなければ将来得られたであろう収入から、本人の生活費を控除した金額になります。本人の収入や就労可能期間などを考慮して算出されます。被害者1名につき、3000万円が支払い限度額です。

「後遺障害による損害」は、交通事故が原因で労働力の低下や喪失したと認められ、障害の度合いが自賠責保険の等級に当てはまった場合に、「後遺障害」と認められ、保険金がおります。そのため、たとえ交通事故の後に後遺症が出たとしても、医学的に認められなかったり、障害の度合いが等級に当てはまらなければ、「後遺症」という位置づけになり、後遺障害として認められず保険金はおりません。障害の等級により支払限度額は異なりますが、被害者1名につき、75~4000万円が支払い限度額となります。補償範囲や後遺障害を判定する等級について参考になるサイトを下記に貼っておくので、参考にしてみてください。

補償される保険期間と保険料

自賠責保険の加入期間は、自動車の場合、最短1か月~最長37か月となっています。自動車の場合は、車検の時に自賠責保険に加入できるように、新車購入時は3年目の車検や2回目以降は2年ごとの車検にあわせて加入する人が多いでしょう。この時に、車検期間+1か月で保険に加入することをおすすめします。なぜなら、車検は期限日の24時、保険は期限日の12時に切れるため、同じ期限にした場合先に保険が切れてしまうからです。車検期間+1か月で保険に加入していれば、そのようなタイムラグにも対応できますし、余裕を持って保険更新ができますよ。

バイクの場合は、総排気量によって加入期間が異なります。250CC超は最短12か月~最長37か月、125CC超250CC以下と原動機付自転車は最短12か月~最長60か月となっています。

また、保険料はどこの保険会社で加入しても同じので、少しでも保険料を抑えたいという人は、長期で保険を契約して割安にするのがよいでしょう。普通自動車を例に挙げると、24か月で加入し場合は12915円/年、36か月で加入した場合は11983円/年と、年間の保険料が安くなります。そのため、車検期間を超えた25か月や37か月などの長期期間で加入するのもよいですよ。保険料は、毎年1月に審議されるので、年度ごとに保険料が変わる可能性がありますので、保険料に差が出ることは理解しておきましょう。自賠責保険の保険料については、下記の参考サイトをご活用ください。

3.運転前に自賠責保険に加入しよう!

いつ保険に加入するの?

初めて自賠責保険に加入する場合、加入時期についてもしっかりと理解しておきましょう。自賠責保険の期間と車検期間を同じにしてあれば、車検時に保険に加入すればよいです。

保険の期限切れを防ぐために、車検と同じ期間にしているという人は多いと思います。車検時に保険の更新を済ませていれば問題はないですが、未更新の場合は、車を預けるディーラーや自動車整備会社に代行してもらって加入する方法と、自分で保険会社を決めて加入する方法とがあります。代行してもらう場合は、ディーラーや自動車整備会社が指定してきた保険会社に加入することになるので選択肢は狭まりますが、保険内容や保険料に違いはないので手間をかけたくいなら、代行してもらって加入するのがよいでしょう。

その際には、どこの保険会社で加入するのかをきちんと確認することが大切です。知らない保険会社からの請求がきてびっくり!なんてことがないようにしておきましょう。自分で保険会社を選んで加入する場合は、その旨をきちんと車を預ける側に伝えて、重複して加入してしまわないようにしましょう。また、加入のし忘れにも気を付けて自己管理をしてくださいね。

バイクの場合は、最長の5年間で保険に加入していて車検とは期間がずれていたり、250CC以下のバイクであれば車検がないので、車検と同じタイミングで保険に加入するということが出来なかったりします。そのため、自分で保険期間の期限について自己管理をして、期限が切れる前に加入するようにしましょう。

バイクならコンビニでも保険に加入できる!

初めて、自分で保険会社を選んで自賠責保険に加入する場合、どうやって選べばよいのでしょうか?保険内容や保険料金に違いはないので、どの会社でも良いということになります。任意保険にも加入するなら、その時に一緒に加入してもよいですし、保険会社のイメージで選ぶという手もあります。相談や問い合わせがしやすい保険会社を選ぶなら、カスタマーに電話して雰囲気を確認するのもよいでしょう。

総排気量125CC超250CC以下のバイクと原動機付自転車は、コンビニで24時間365日いつでも自賠責保険に加入することができます。マルチコピー機を操作するだけなので面倒な書類の記入がなく、その場で証明書やステッカーを手に入れることができます。保険会社がどこでも良いと考えるなら、最寄のコンビニで加入するというのもよいでしょう。ローソンとファミリーマートなら「東京海上日動」、セブンイレブンなら「三井住友海上」となっています。

自賠責保険に加えて、任意保険にも加入しておく

自賠責保険だけでは、補償額に限度がありますし、被害者側の身体の損害や死亡保障しかされません。自賠責保険は、最低限の補償であることを踏まえて、任意保険にも加入をして補償内容を手厚くしておくことをおすすめします。

任意保険に加入すれば、「特約」と「ロードサービス」を付けることができます。特約で補償範囲や金額を広げたり、弁護士費用特約をつけて、いざという時に弁護士を頼れるようにしておくこともできます。ロードサービスは、事故や故障対応を無料で行ってくれるサービスになります。車に乗っているとトラブルはつきものなので、任意保険に加入してこうしたサービスをつけておくととても安心です。

ここまで、自賠責保険についてご紹介させていただきました。保険と聞くと何だか難しい気がしてしまいますが、交通事故の加害者になってしまった時に、被害者にきちんと補償ができる大切な保険になります。少しでも、貴方の自賠責保険についての理解を深める手助けになったら幸いです。

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・装着後ナンバーの文字が隠れる場合はご使用出来ませんのでサイズをご確認下さい。
・250㏄以下の車両の場合、道路運送車輌法の規定により、自賠責ステッカーの設置はナンバープレート左上部と定められています。
・250㏄以上の車検対象車輌は車検シールとなりますので、本商品をお使い出来ません。

ナミミナ

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