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初めてのパスポート作成前に必要な手続きと書類をチェックしよう!

初めてのパスポート作成前に必要な手続きと書類をチェックしよう!

海外へ行く際に必要なだけでなく、身分証明書としても活躍するパスポート。作成するのが面倒だと思いがちですが、書類さえ揃えれば誰でも発行が可能。一度作れば長きにわたって使えるので、ぜひ持っておきたいものですね。今回は初めてパスポートを作る方に向けて必要な物やかかる時間などを解説していきます。

たかなし亜妖

この記事のアドバイザー

たかなし亜妖

フリーライター


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目次

1.パスポートを作るその前に

思い立ったらすぐに作りたい気持ちは分かりますが、パスポートは事前に準備しておかなくてはならない書類があります。人によってはすぐ手に入らない場合もありますので、余裕を持った作成をしましょう。

パスポート作成にあたって必要な書類

パスポートを作成するには書類が必要ですが、意外と種類が多いのも特徴。パスポートセンターに行ってから「あ!忘れた!」とならないように、しっかりと確認しておくのがベストです。

①一般旅券発給申請書(一通)
あまり聞き慣れない言葉ですが、要するにパスポートを申し込みする時の基本的な申請書です。用紙が有効期間10年と5年で異なるため、よく注意して下さい。記入方法はどちらも同じですが、未成年の方は保護者の署名が必須となります。

こちらの申請書は申し込みをする窓口でも記入できますが、事前にインターネットでダウンロードも可能。しかし提出は必ず窓口で行うため、それまで折り曲げたり、汚したりしないように気を付けましょう。機械が書類を読み取れなくなってしまうかもしれません。

②戸籍抄本or戸籍謄本(一通)
こちらの書類は自分の本籍に該当する地域での発行が可能で、発行後半年以内のものが対象です。例えば現在新宿区に住んでいたとしても、本籍が千葉県船橋市なら船橋の市役所でしか発行ができません。この距離なら足を運ぶことも出来ますが、遠方の場合だとそうはいかないです。その場合、郵送で区(市)役所に取り寄せをする必要があります。一通450円で、土日祝を挟むと発送に時間がかかることも。余裕を持って取り寄せましょう。

またマイナンバーカードを所持しており、本籍地への利用登録申請が済んでいればコンビニで発行が出来ます。

③住民票の写し(一通)
次に住民票の写しです。これは現在住んでいる区または市役所か、マイナンバーカードがあればコンビニで発行ができます。一通300円で、取得後半年以内のものが対象です。先程の戸籍謄本(抄本)にて、本籍地が分からない人は住民票の写しを「本籍地の記載あり」にしてから発行すると分かるのでぜひ参考にしてみて下さい。

④パスポート用の写真(一枚)
パスポート用の写真はサイズが決められており、タテ45ミリヨコ35ミリです。縁取りは不要で、背景は無地・淡い明るい色という指定があるので、きちんとした場所で撮りましょう。パスポートセンターによっては現地で撮影できる場所もありますので、事前に用意しなくていいケースもあります。もし準備しておくなら、撮影後半年以内の写真でないと使えませんのでご注意を。

⑤本人確認書類
最後に本人確認書類が必要となってきます。何を提示するかによって一点で良いのか、二点必要なのかが変わってきます。

1点でいいもの 2点必要なもの
運転免許証・マイナンバーカード、障がい者手帳など 保険証、社員証、年金手帳、印鑑登録証明、学生証、恩給証書など

ちなみにマイナンバーカードは通地カードですとNG、印鑑登録証明は登録している印鑑も持参するなどルールがあります。顔つきの身分証明書がない場合は基本二点必要となりますので、パスポートセンターのHPを確認し、漏れのないようにしましょう!

パスポート申請用紙

パスポートを作るにはお金がかかります

当たり前のことですがパスポート発行は無料で行えません。よほど小さな子供でない限り、必ず1万円以上の費用がかかることを忘れないでください。後払いや直接窓口でクレジットカード購入も不可となっておりますので現金を持参しましょう。

パスポートの発行費用は以下のようになっています。

パスポート期限 発行費用
有効期間10年 16000円
有効期間5年(12歳以上) 11000円
有効期間5年(12歳未満) 6000円

発行するには最短でも1週間かかる

発行では最短で一週間ですので、土日祝を挟んだり申し込みが多い場合は時間がかかることも。だいたい一週間から10日と見ておきましょう。いざとなった時焦らないためにも、余裕を持った作成がおすすめです。

また受け取りは発行後半年以内で、原則的に申し込みをした本人しか受け取ることが出来ません。仮に代理人を立てる場合は委任状を書かなくてはならないため、なるべく自分で取りに行くようにしましょう。

2.パスポートを作りに行こう

パスポートは最寄りのパスポートセンターや市役所など、住んでいる場所によって異なります。東京に住んでいるなら有楽町や新宿、池袋や立川にありますのでどこが最寄りから近いのか確認してみて下さい。

5年と10年どっちがいいか?

初めて発行する時に迷ってしまうのが有効期間。20歳未満なら5年しか選べませんが、それ以上の年齢ならどうしよう……と考えてしまうはず。値段に差もありますので、用途や目的によっても選択肢は変わってくるでしょう。例えば顔つきの身証明書を他に持っていない場合や、よく海外に行く場合は10年を選んでください。一度に持ち出す金額は大きいですがパスポートの更新に行くのも手間なので、最初から長い有効期間の方が良いです。

他に顔つきの身分証を持っている、一時的な旅行へ行くためだけに作成するのなら5年でもいいかもしれません。しかし迷ったのなら個人的には10年をおすすめします。持っておいて損はないですし、ふとした時に使うことがあるかもしれないからです。

赤い表紙のパスポートが10年有効
紺色の表紙のパスポートが5年有効

パスポートの写真についての注意

パスポート写真の注意点、背景色やサイズについては上述の通りです。しかし意外と盲点なのがカラコンや過度な髪色の違い、メガネのフレームの大きさです。

・カラコンは外そう
まず外務省のホームページでも指示があるように、カラコンを着用しての写真は認められていません。国際的な証明書=パスポートですので、瞳の色があまりに違えば入国の際手間となってしまう可能性も……。
サークルレンズやブラウン、ブラックなら大丈夫と示唆しているサイトもありますが、おすすめできないので裸眼で撮影して下さい。

・フレームが大きい?輪郭が隠れている?などなど注意点がたくさん!
例えば前髪が長すぎて輪郭が隠れてしまっている、メガネのフレームが大きすぎるのもダメ。きちんと顔を確認できない写真は撮り直しを命じられることがあります。ハッキリと顔が分かるようにし、伊達メガネなどはかけないようにしてください。

もし最寄りのパスポートセンターに写真撮影ブースがあるなら、そこで撮ってもらうのも手。ちゃんと受け付けてもらえるような写真になるので撮り直しの手間がありません。

・髪色が過度に違うと入国・出国の際大変?
パスポートの写真が金髪なのに、今は黒髪……というように過度な変化は入国の際少々手間取る場合も。入念に調べられる可能性が高いので、そこは覚悟をしていきましょう。だからといって入国拒否、全く入れないケースはあまりないので、そこは安心して下さい。

3.パスポートについてのあれこれ

パスポートは旅行に必要なだけでなく、身分証明書としても活躍します。運転免許証やマイナンバーを持っていない場合は、パスポート一つで立派な公的証明書として使えるので、持っておくと便利です。

日本のパスポートが最強と言われる理由

「日本のパスポートが最強」と言われるのをご存じですか?ヘンリー&パートナーズ※1が展開しているパスポートインデックスにて、日本のパスポートが最も強力と取り上げられ、話題となっております。

その理由としましては日本パスポートを保持していれば、ビザなしで渡できる国が191か国!世の中にはビザなしで行ける国が30を下回るという場所もあるため、いかに有能かが分かります。

※1:ヘンリー&パートナーズについては、以下のリンクをご参照ください。

もしパスポートを紛失してしまったら?

そんな便利な日本のパスポートですが、紛失してしまうと大変です。個人情報が記載されており、ましてや顔写真も貼られていますからそれが悪い人の手に渡ったら……?想像するだけで恐ろしいですね。

もし失くしてしまった場合は、以下の書類を用意して再発行の手続きが必要になります。

・紛失一般旅券等届出書(パスポートセンターでも貰えます)
・紛失理由がわかる証明書類(例えば警察に届けているなら遺失届出書など)
・住民票の写し
・パスポート用の写真
・身分証明書
・再発行料金(パスポートの値段と同額です)


と、新規発行申し込みをする書類に加えて、紛失に関する書類も必要となってきます。提出先はもちろん発行をする場所と同じですので、紛失をしたら早めに再発行の申し込みをしましょう。申し込みが済んだ時点で、失くした以前のパスポートは使用できなくなりますので、ご注意ください。

パスポートを作成して、色々な場所へ行こう!

持っているだけで便利なパスポート。海外旅行にも行けて身分証明書にもなるスグレモノと言えるでしょう。発行までが少し大変ですが、一回作ってしまえば後はラク!

まだ日本人は4人に1人しかパスポートを所持していないので、何とも勿体ない話です。この機会にぜひ、発行してみませんか?

たかなし亜妖

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たかなし亜妖

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