「はじめて」をわかりやすく。

お世話になった方にお中元やお歳暮を贈るまえに気をつけたいこと

お世話になった方にお中元やお歳暮を贈るまえに気をつけたいこと

はじめてお中元やお歳暮を贈る時、どのように贈れば相手に喜んで頂けるでしょうか。お中元は、関東・関西・九州など、地域ごとに贈る時期が違います。自分の地域の送る時期とマナーを把握して、スマートな贈り物をしましょう。また、お歳暮の贈る時期と選び方についても、お伝えします。

ぶちうに

この記事のアドバイザー

ぶちうに

スポーツ好き元塾講師


CLOSE

目次

1.お中元とお歳暮について詳しく知ろう

「お中元」も「お歳暮」も、元々は先祖の霊に感謝する習慣から来ています。現代に於いて「お中元」は、贈り物をすることで半年間の感謝を相手に伝えます。「お歳暮」は、贈り物をすることで相手に一年間の感謝を伝え、来年への挨拶も兼ねる役割をしています。それぞれの成り立ちと由来を見ていきましょう。

お中元(お歳暮)の由来は?

・お中元の由来
お中元の由来は、中国の漢民族の土着の宗教の道教にあります。「中元」は道教に於ける「三元(上元・中元・下元)」のひとつで、陰暦の7月15日です。この日は「地官大帝」という道教の神様の誕生日で、死者の罪が赦される贖罪の行事が催されます。一日中、火を焚いて地官大帝を祭り、お供え物もしていました。

道教の「中元」のお祭りは、偶然、仏教でご先祖様の霊を供養する儀式を行なう「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と同じ日でした。同じ日の「中元」と「盂蘭盆会」が結びついて、中国から日本に伝わり「盂蘭盆会」はお盆の行事となったのです。

お盆の風習としてあった「盆礼」は、室町時代には公家の間で物を贈答する風習として流行し、江戸時代には庶民の間にも広まりました。また、江戸時代には武家文化の「八朔(はっさく)」というものもありました。「八朔(はっさく)」は、「普段からお世話になっている仕事上の相手に対して贈答を行なう」という文化でした。

こうして、道教と仏教と武家文化の3つが結びつき「中元」は「お盆の時期にお世話になっている人に贈り物をすること」になりました。これが「お中元」の起源です。

・お歳暮の由来
「お歳暮」も、元々は先祖の霊に感謝する習慣から来ています。ですが、「お歳暮」の由来は宗教的なものではありません。「歳暮の礼」という習慣にあります。「歳暮の礼」では、本家の先祖の霊に分家や嫁いでいった人が挨拶をするのが決まりです。

「歳暮の礼」も江戸時代に「両親に感謝して贈り物を贈る」儀式に変化し、やがて「お世話になった人への贈り物」という儀式にまで拡大していきました。現在も同様な解釈がされており、主に親戚間で「お歳暮」と称する物のやり取りがなされています。

お中元(お歳暮)に食料品が多いわけは?

民俗学者の柳田国男の説によると、米・酒・餅には特別な力があり、祭りなどのハレの日の祝宴に於けるお供として用いられていました。お供え物を人々で分かち合って食べることで、神と人間との共同飲食をすることが本来の贈答の目的でした。

現代に於いて「お中元」や「お歳暮」に食品が多いのは、贈られた方の心理的負担にならないようにという意図が込められています。人間の好みというのは多種多様です。「これが似合う」と思って贈った洋服が好みではなかったなどという話は、枚挙に暇がありません。「貰っても確実に使用し、無駄がないもの」は、食料品なのです。

2.お中元・お歳暮を贈るときのマナー

贈ってはいけない職業も

「お中元」や「お歳暮」を贈る時、「贈ってはいけない職業の人」もいます。まず、公務員。お世話になっている学校の先生に、感謝を込めて贈り物をしたい気持ちはやまやまですが「公務員は利害に絡む関係者から金品を受け取ってはいけない」という決まりがあります。学校の先生に「お中元」や「お歳暮」を贈るのは控えましょう。

また、政治家に贈ると公職選挙法に触れるので、政治家に知り合いがいたとしても「お中元」や「お歳暮」を贈るのは、控えたほうが良いです。

「お中元」の地域別の送る時期と期間

・北海道の場合
北海道では「お中元」は、7月中旬から8月15日までの旧盆の期間に贈ります。1ケ月間あるので、余裕を持って贈ることが出来るでしょう。ただ、別の地域からは7月中旬以前に「お中元」が届くので、近頃は北海道発の「お中元」も早まる傾向にあります。

・東北・関東の場合
スタンダードとされる東北・関東の「お中元」。一般的に7月初旬から7月15日までが「お中元」の時期とされています。近年では、東京や神奈川を中心に6月20日頃から贈る場合もあるようです。東北や関東は「お中元」の期間が短いので、早めに贈るご家庭が多いのだと予想されています。
  
・北陸の場合
北陸は、地区によって7月と8月に分かれます。関東と同じように7月初旬~7月15日に「お中元」を贈る地区と、北海道と同じように7月15日~8月15日の時期に贈る地区が存在するのです。札幌など都市部を中心とした広い地域は、関東と同じ時期。それ以外の地域は、北海道と同じ時期に贈ります。      

・東海・関西・中国・四国の場合
7月中旬から8月15日までに贈ることが一般的なのは、東海・関西・中国・四国の地域。関東の影響を受け、年々、時期が早くなっているのが特徴です。

・九州の場合
九州は特殊な地域で、8月1日~8月15日までの「お中元」が一般的。関東や東北とは、1ケ月も「お中元」の時期が異なります。九州の方に「お中元」を贈る際は、8月15日までに贈ります。近年は、九州でも7月中に「お中元」を贈る方が増えているようです。

・沖縄の場合
沖縄は、旧暦の7月15日までに「お中元」を贈るのが主流。旧暦に合わせるため、その年によって「お中元」の時期が異なります。沖縄の方に「お中元」を贈る場合は、旧暦を把握して贈るように心がけます。

3.お中元とお歳暮を贈ってみよう

定番ギフト

・お中元
お中元で上位にランクインするのは、ビールやジュースなどのソフトドリンク。食べ物系では、夏場は特に、うどんやそばや素麺といった麺類が人気です。素麺も値段が手頃で、冷たくてのどごしが良いので好まれます。スイカ・メロン・マンゴーなどのフルーツも選ばれる傾向にあります。果物は痛みやすいので、大量に贈る際は、気をつけましょう。飲料系では圧倒的にビールが多く、次にジュースやコーヒーとなっています。

okuru そうめん 素麺 お中元 内祝い 贈り物 贈答品 ギフトセット 紅白麺 40a/un 800g | Amazon

¥4,150(税込)

三輪そうめんの老舗「池利」とコラボしました。

okuruは創業嘉永三年そうめんの老舗「池利」とのコラボギフトです。
風雅な大和の味「三輪素麺」は、遠く万葉の昔には保存食として重宝し、御供や引き出物としても広く用いられたようです。

・お歳暮
一方、お歳暮は冬という時期を鑑みて選ぶので、鍋に最適なフグ・カニなどの海産物。お正月に皆で食べることの出来る肉類やハムが人気です。少し高級なお肉やハムの詰め合わせは、冬に喜ばれる贈り物。冬でもビールやカルピスなどのドリンク、フルーツは一定の人気があります。焼き菓子や洋菓子、ご当地の特産品なども喜ばれるでしょう。ただ、スイーツ系は好みがあるので相手の好みを熟知した場合のみに贈ると良いです。

ギフトセット 鎌倉ハム 食彩銘品 [KV-150] | Amazon

¥7,000(税込)

リニューアルで更に増量いたしました。味わい深い逸品と伝統の製法で作りあげた個性光る高級ギフトはどなた様にも喜ばれる商品です!お値段もお買い求めやすくボリュームたっぷりです。

金額別に選ぶ

お中元やお歳暮の相場は、贈る相手によって金額も変わってきますが、一般的に「3千円~5千円」と言われています。

友人やご近所などの親しい人には「3千円前後」。親類等は「3千円~5千円」ぐらい。仕事関係の人は「5千円~1万円ぐらい」が目安です。

お中元(お歳暮)には、「送り状」を忘れないで

正式に「お中元」を贈りたい場合、「送り状」を添付すると良いでしょう。「送り状」は、「お中元」の品物に添える手紙のことです。「お中元」を贈ったことを伝えるハガキ(手紙)を指すこともあります。「送り状」を贈る方法は、品物に添えて贈る場合と先方に品物が到着する2~3日前までに別便でハガキ(手紙)を贈る場合とがあります。

いきなり品物だけを贈ると「お中元」や「お歳暮」の時期でも、先方はビックリしてしまいます。日頃の感謝を一言、したためて先方に贈るのがマナーです。親しい人にはメールや電話でも良いとされていますが、心を込めて「送り状」を書きましょう。

ぶちうに

この記事のアドバイザー

ぶちうに

スポーツ好き元塾講師




この記事をシェアしよう

こちらの記事もおすすめ