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永住許可申請をはじめる方へ。日本にずっと住み続けるために

永住許可申請をはじめる方へ。日本にずっと住み続けるために

外国人が日本にずっと住み続けるには、永住許可を取得する必要があります。永住許可を取得すれば、日本での活動制限がなくなるので、今までよりも自由に生活する事が出来ます。永住許可申請の手続をはじめるには、まず、要件を満たしているかが重要です。永住許可取得の手続方法と必要な要件をわかりやすく解説します。

湊 紘毅/行政書士

この記事のアドバイザー

湊 紘毅/行政書士

法律を学びたい、と思う人達を応援する記事を書いています。


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目次

3.永住許可取得には日本での生活実績が大事

最低限必要な要件を満たしているからといって、申請が必ず許可されるとは限りません。特に日本での生活において、問題となる行動があると審査に不利になります。小さな法令違反でも回数が増えると不許可になる可能性が大きいので、普段から注意しておきましょう。

素行要件で審査の対象になる事とは?

税金や社会保険料は、全く払ってなかったら審査で不利になりますので、永住を考えている人は早めに払うようにしましょう。未納分がある場合、今からでも遅くないので払っておきましょう。犯罪歴は、懲役又は禁固の場合、その執行を終わり又は執行の免除の日から10年経過していないと、永住許可は下りません。執行猶予の場合、執行猶予期間は永住許可が受けられません。

したがって居住歴なども通常より長い期間必要になる場合があります。交通違反も対象になるので注意しましょう。軽い交通違反は2、3回程度なら大丈夫ですが、回数が多くなると不利になるので気を付けましょう。

日本で安定した生活を送ろう

日本で会社員として働いていれば、安定した収入は保障されます。また、社内規則を守って真面目に働いていれば犯罪等に巻き込まれる事も少ないと思います。会社員であれば、税金、社会保険料の未納は防げます。まずは日本で安定した職に就くことが永住許可を受ける近道かもしれません。

仮に会社員にならなくても、日常生活及び社会生活で違法行為又は風紀を乱す行為は避けましょう。パートやアルバイトなど何らかの職に就いていると、そういったリスクを避けることが出来ます。日本での生活の仕方をしっかり考えて自分がストレスを感じること無く安定した生活を送れるように工夫する事も大事になってくるでしょう。

永住許可取得の為、健康維持も忘れずに

健康状態や周囲との人間関係も審査対象になる

永住許可申請では健康診断書と身元保証人の資料の提出を求められる事があります。法律上は必要な要件ではないですが、実際は健康状態や周囲に頼れる人がいるかが審査で重要になってきます。健康診断は、出入国在留管理局が指定する病院で受ける必要があります。

また、在日在外親族の概要書を提出して自身の家族構成は明らかにしておくと良いでしょう。理由書などに日本での親族や友人の存在や、普段どのように生活して、周囲とどのように関わっているのかなど説明しておくと良いと思います。

永住許可取得後も外国人である事には変わりない

永住許可を取得しても国籍は外国籍なので、重大な犯罪を犯すと永住許可を失う場合があります。また、選挙投票権などもないので、政治活動する上で、かなり制約を受ける事になります。もし、日本社会に完全に溶け込み、社会的にも日本の発展の為に活動していきたいと思ったら、日本国籍取得を検討しても良いのでないでしょうか。

日本で長く暮らしたい、そう思われると嬉しいですね

必要があれば日本国籍の取得も考えよう

日本人でなければ選挙に出ることも出来ませんし、投票する事も出来ません。社会的な活動をして日本の発展の為に活動していくには外国人であると不利になる事が意外とあります。但し、日本は二重国籍を認めていないので、日本に帰化した場合、今までの国籍は失う事になります。

祖国に帰国する時、今までよりも手続が面倒になる場合があるので、慎重に考える必要があります。日本に長く住むためなら永住許可を取得する事で十分なので、その後の帰化の検討は時間をかけて考えてよいと思います。

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