
タクシーは電話ではなくアプリで呼ぼう!簡単便利な配車アプリの始め方
2020.09.08 | 107view
位置情報システムを使用してタクシーを効率的に探し、配車の手配ができるタクシーの配車アプリ。その利便性はどんどん増し、アプリの種類も豊富になっています。そんなタクシー配車アプリの配車から予約、決済などの使い方や注意点、使いやすいおすすめアプリを紹介します。
目次
1.配車アプリって最近聞くけど、何ができるの?
あなたはタクシーを予約・手配するとき、何を使っていますか?タクシー乗り場を探しますか?大きな通りに出て空車を探しますか?それとも電話で配車をお願いしますか?
今までは当たり前だったそんなタクシーの探し方ですが、タクシーを探すために走ったり、電話をかけ続けたりする方法は過去の方法になりつつあります。スマートフォンを持っていれば、簡単にアプリでタクシーを配車できることをご存知でしょうか?
今回はそんな気になるタクシーの配車アプリについてご紹介します。
配車アプリの仕組み
配車アプリはタクシーの検索、予約、利用したい場所への配車、決済までをオンラインで行えるアプリです。
タクシーの検索には、基本的にスマートフォンの位置情報とタクシーについている位置情報(GPS機能)を利用します。その位置情報を使って、利用したい出発地点から近いところにいるタクシーを呼び出してくれるのです。
雨の日などにタクシー会社に電話が殺到して繋がらないこともなく、複数のタクシー会社に電話をかける必要もなく、自分の現在地の住所や特徴を説明する必要もありません。タクシーの空車検索から予約、アプリによってはタクシー運賃の決済までスマホで完結できる便利なアプリです。
アプリの利用については登録料を含めて基本的に料金はかかりません。タクシー利用に係る料金だけが発生するため、タクシーが見つからなければ余計なコストはかかりませんし、安心して利用できるのもポイントです。
使い方はこんなに簡単!アプリ一つでできます!
配車アプリの使い方はとても簡単です。まずは、アプリストアで「タクシーアプリ」や「配車アプリ」などと検索をしてお好みのアプリをダウンロードします。
タクシーアプリは種類も増えており、有名な会社が運営しているものや、最近配車アプリに参入してきた会社など様々です。また、配車アプリは海外から日本に参入した会社も多く、どのアプリが良いかは、使う頻度や利用する状況、住んでいる地域などユーザーの使い勝手の良さによって異なってきます。
初めは、いくつかアプリをダウンロードしてみて、ユーザーのニーズに合ったものを残しておくのも良いでしょう。
アプリをダウンロードしたら、次はアカウント登録が必要です。単にタクシーを配車してもらうだけであれば、メールアドレスと電話番号といった基本情報だけの登録で利用可能です。ただ、アプリ上で運賃の支払いを行う場合や割引キャンペーンなどを利用する際には、合わせて決済を行うクレジットカード情報の登録も必要になることがあります。
アプリ上の決済は事前にタクシー料金を確定できたり、アプリによっては初回キャンペーンや友人紹介キャンペーンなど割引が適用されるものもあります。配車アプリを利用する際は、アプリ上の決済機能も合わせて活用するのがおすすめです。
2.配車アプリはこんなとき、こんな人に便利!
では、配車アプリはどのような時に役立つのでしょうか?配車アプリのメリットはとにかく様々な「手間が省ける」という点です。
方向音痴でも、知らない土地でも大丈夫!呼ぶだけでタクシーが来る!
まず、配車アプリを使って筆者も大助かりしたのが、スマートフォンの位置情報を使ってタクシーを検索できることです。
アプリには大抵地図機能がついており、その地図上でどの程度利用できるタクシーが走っているかを目で見て確認できるようになります。地図上でタクシーの空き状況が確認できると、タクシーを配車してもらうまでの所要時間も予測ができます。さらに、電話でのタクシー予約とは違い、アプリ上で位置情報を使って配車をしてもらう場合、住所や目印を運転手側に正確に伝える必要はありません。
旅行先など初めて行く場所で住所がわからなくても、目印の説明ができなくてもスマートフォンを持っていれば安心して待っていることができます。
逆に、行き先については住所がわかっている場合はアプリ上で登録しておけば、これについても説明が省けます。所要時間の予測やタクシー運賃の試算もアプリ上で行ってくれる場合もあるので安心ですよね。
予約だってできます!雨の日の大助かりな使い方
地図上でタクシーを検索できると、タクシーを配車してもらうまでの予測も立てやすくなります。
筆者は、配車アプリを使うまでは、タクシー会社ごとに都度電話をかけていましたが、利用希望者が急増する悪天候の時にはタクシー会社に電話がつながらず、繋がっても「空いている車両がありません」と断られることが多かったです。
アプリ上では効率的に現在空車のタクシーを検索できますし、空車がない場合は目で見てすぐにわかるので、早めに他の公共交通機関に切り替えることもできます。出先で急いでいる時は特に検索から配車までの時間がもったいないため、アプリで効率的に一括でできるのは助かります。
3.おすすめ配車アプリはこれ!
利用者数が多いアプリ。各アプリそれぞれに強みがあります!
まずご紹介したいのは、日本国内ダウンロード数も多く、人気を誇る「Japan Taxi」。
タクシーの検索、予約、配車、タクシー料金の支払いまで一通りの機能を揃えています。アプリ上の操作の仕方もとても簡単で位置情報の検索をONにすると、すぐに近くのタクシーを検索して、予測到着時間や行き先までの運賃の予測もしてくれます。
Japan Taxiのメリットとしては、とにかく国内のタクシーが見つかりやすいこと。これはもともと海外からの参入が多い配車アプリの業界において、国内の会社が配車アプリを展開しているためです。国内のタクシーであれば、圧倒的に登録数が多いため、日本でタクシーを配車するにはこのJapan Taxiがおすすめです。北は北海道から南は沖縄まで登録されているタクシーの事業者からタクシーを配車でき、登録してあるタクシーは65,000台を超えています。
また、Japan Taxi には「ビジーチケット」というシステムもあり、朝方の混雑時間や雨天時などタクシーが近所で見つからない場合に、ネット決済にて980円を支払うと、遠くのエリアからくるタクシーを予約できる機能もあります。通常の配車方法で見つからなかった場合でも追加料金を払えば利用できる確率が上がる機能で、緊急時やどうしても利用したい場合に大助かりのシステムです。(もちろん追加料金はタクシーが確定できたら発生するため、ビジーチケットのシステムを利用してもなおタクシーの利用がかなわなかった場合、追加料金は発生しません。)
次にご紹介したいのがこちらも世界的にユーザー数が多い「DiD」。
こちらの配車アプリも他と同じく、検索、配車、決済までが一通り行えますが、何と言ってもDiDiの特徴はAI(人工知能)を活用して、タクシーの配車を行うことです。「乗りたい」ユーザーと「乗せたい」タクシードライバーをマッチングし、「どこに行くか」までを分析してもっとも最適だと思われるタクシーが配車されるというなんとも近未来的なアプリです。
もともと、DiDiはタクシー配車だけではなく、ヒッチハイクや自転車シェアなどを世界中で展開している中国のDiDi社が日本に上陸したもので、世界共通で同じシステムでタクシーの配車ができます。世界1000都市以上で交通網やユーザーの分析を行ってサービスを展開しており、海外旅行や海外出張があるユーザーには国内外でも安心して利用ができると人気があります。
また、同じく海外からの参入で有名なのは、飲食店の宅配サービスでも話題のUber。
タクシー利用システムはもちろん一通り網羅され、こちらも世界共通でサービス利用が可能です。Uber の特徴としては料金が乗車前に確定される事前確定料金システムや相乗りなどの新たな取り組みが行われていること。また、タクシー利用後の評価によって、ユーザーとタクシードライバーの信頼を高めているところにあります。
タクシー配車アプリとして国内では上記2つの配車アプリにユーザー数では遅れをとっていますが、欧米などの世界では定着しており、海外での利用が多い人には安心です。
便利にタクシーが呼べる配車アプリでゆとりあるお出かけを
大通りで流しのタクシーをつかまえたり、電話で必死にタクシーを確保する時代はもうおしまいです。
タクシー配車アプリはタクシーの検索、予約、配車から決済までをスマートフォンのシステム一つで完結できます。配車も地図上の位置情報を活用したものから、AI(人工知能)を活用したものまで最新のテクノロジーが多く導入され、その利便性はどんどん上がっています。
あなたも配車アプリをダウンロードして、焦らずタクシーを利用してみませんか?