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【はじめてのコンタクトレンズ】メリットとケアポイントをつかんでコンタクトレンズにトライ!

【はじめてのコンタクトレンズ】メリットとケアポイントをつかんでコンタクトレンズにトライ!

眼鏡をやめてコンタクトレンズにしてみたい!コンタクトレンズを使うメリットはたくさんあるけれど、気をつけたいポイントもたくさんあります。しっかり理解した上で、自分に合ったレンズを選んで、コンタクトレンズ生活を始めましょう!

Evelyn

この記事のアドバイザー

Evelyn

スローライフ派/元編集者


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目次

1.コンタクトレンズにはどんな種類があるの?

コンタクトレンズは2種類:ソフトレンズとハードレンズ

コンタクトレンズは、眼球に直接装着する、視力矯正用の高度管理医療機器です。プラスチックでできており、そのプラスチックの素材の違いによって、ソフトレンズとハードレンズに分かれます。

レンズの違いはありますが、どちらも直接目に触れるものであるため、着けるときに手をあらう、衛生に気をつける等の注意ポイントがあるのは同じです。まず、「医療機器である」ことをしっかり認識しておきましょう。

ソフトレンズの特徴

持つと柔らかいのがソフトレンズ

「ソフト」と名前のついている通り、柔らかい素材のプラスチックでできているレンズです。大きさは黒目よりも少し大きめです。

・ソフトレンズの長所
柔らかく、水分を含んだレンズなので、目に装着した時の違和感があまりありません。初めてレンズを着ける方でも、1時間もすれば着けていることを忘れるくらい、軽やかな装着感のレンズです。

また、レンズが黒目を覆うようにカバーするため、レンズのズレがほとんど起こりません。そのため、激しい動きをするスポーツをする方で、ソフトレンズを使用している人は多いのではないでしょうか。

目を大きく見せたい「サークルレンズ」や「カラーコンタクト(カラコン)」も、黒目よりも大きいレンズであるソフトレンズでつくられています。装用期間のバリエーションが豊富なのもソフトレンズの特徴です。1日1枚使い捨てのレンズ(1day)もあれば、定期交換(1日の終わりにははずし、保存して、翌日また洗って使うタイプ)の期間が2週間のもの、1ヶ月のものもあります。

花粉が飛んでいるから、今日はスポーツをするから、そういう理由でスポットで1dayを使うなど、シーンに合わせた使い方ができるのも、ソフトレンズの長所でしょう。

・ソフトレンズの短所
水分を含んだレンズではあるのですが、レンズが乾くと、目の水分を吸ってしまうレンズでもあることが、ソフトレンズの大きなデメリットです。黒目を覆うほど面積が大きく、乾く範囲も広い、ドライアイになりやすいレンズです。

ドライアイになると、涙が少ないためレンズが汚れやすくなり、その結果目に雑菌が入り傷もつきやすくなります。ソフトレンズは基本的にあまり装用違和感を感じないレンズなので、何か異物が入っても痛さをおぼえず、それが目の病気に繋がってしまう可能性もあります。また、レンズ自体の酸素の透過性が低いこと、黒目を覆うことによる目の酸素吸収が減ることで、目に対する負担の大きいレンズでもあるのです。

ですので、装用時間をしっかりと守って、きちんと管理をすることが大事です。そこは1dayも定期交換レンズも同じで、着けたまま眠るなどはもってのほかです。1dayと定期交換レンズの違いは、耐久性。1dayはすぐ汚れてしまうため、一度着けたら、もしくは、パッケージから出したあと、結果着けなかった場合でも、1日の終わりには廃棄します。レンズケアに手間をかけたくない方、レンズケアがきちんとできそうにない方には楽なソフトレンズですが、その分、コストは割高になります。

ハードレンズの特徴

ハードレンズは固いレンズになっている

ハードレンズは文字通り「ハード」なプラスチックでできたレンズです。大きさは黒目よりも一回り小さめです。

・ハードレンズの長所
水分を含まず、透過性の高いプラスチックでできているため、酸素を目に届ける構造になっており、目に優しいレンズと言えます。黒目よりも小さい面積であるのも酸素の吸収を妨げませんし、黒目にかぶさらず、黒目の上に涙で浮いている状態なので、涙がまばたきで交換されて目に酸素を届ける役割の邪魔をしません。また、目の水分を奪わないため、ドライアイが起こりにくく、瞳への負担の少ないレンズです。

堅めのプラスチックなので、近視や乱視の方に対する矯正力があります。また、小さなゴミやほこりが入るなど何か異常が起きた時に、すぐ違和感や痛みとして感じられるので、異常に気がつかず重篤になってしまう前に、目のトラブルを防ぐことができます。

・ハードレンズの短所
ソフトレンズよりも堅く、目に装用する時、慣れるまでに時間がかかります。慣れてしまえば違和感は全く感じなくなりますが、「痛いから」と、慣れるまでの時間の痛みや違和感を嫌って、ハードコンタクトは最初から選択肢に入れない方もおいでです。

ほこりやゴミが入った時の痛みもまた、ハードレンズのつらい所と言えるでしょう。目のトラブルにつながるようなことがすぐわかるのはハードレンズのメリットではありますが、痛い思いをすることはやはり否めません。

また、表面張力で浮いているだけのレンズですから、ずれやすいのも短所です。ちょっとした衝撃で外れますし、スポーツで激しく動きたい方には不向きなレンズです。そしてハードレンズは定期交換レンズしかありません。耐用年数はおよそ2年から3年と言われています。1dayの使い捨てはなく、基本的に毎日ケアをきちんと行う必要のあるレンズです。ケアが面倒と思われる方には扱いにくいかもしれません。

2.コンタクトレンズを使うメリットと、しなくてはならないこと

学校の眼科検診で近視と言われて、眼鏡をかけていたけれど、上の学校に進学したし、いい機会だからコンタクトに替えたい・・・という中高生はとても多いですね。実際、中高生でコンタクトに替えた人は、レンズ利用者の半数以上だそうです。眼鏡からコンタクトに替えることのメリットと、しなくてはならないことをしっかり理解しておきましょう。

見た目にナチュラル、わずらわしさの少ないコンタクトレンズ

・素顔でいられてナチュラル
やはり眼鏡からコンタクトに替えると、見た目ががらっと変わります。素顔に近い自分が普段から出せますし、おしゃれの幅も広がる気がします。「眼鏡をかけている人」からのイメチェンを狙ってコンタクトにする方は多いはず。

・スポーツに打ち込める
眼鏡をしてスポーツをすると、激しく運動した場合、ずれたり、汗でずり落ちたりということもありますが、ソフトコンタクトレンズなら軽減できます。ハードレンズはスポーツには向かないです。

・視界が広い
眼鏡をかけた時、眼鏡のフレームの外側は眼鏡のレンズを通さないのでぼやけた状態です。さらにフレームが若干視界をさまたげますが、コンタクトレンズを着けると、この問題は全くなくなります。眼鏡装着時の視界はおよそ120度、コンタクトレンズ装用時の視界は210度で、とても広い視界を得ることができます。

・そのままの大きさで見える
眼鏡からコンタクトに替えた時、物がそのままの大きさで見えることに感激する人もいることでしょう。眼鏡を通すと物は少し小さく見えてしまうのですが、コンタクトを着けると、自分の視力が戻ったかのように、物がくっきりと「そのまま」見えるようになります。

・マスクをしても曇らない
眼鏡をかけた時のわずらわしさ​のひとつに、マスクを一緒に着けると眼鏡が曇る、ということが挙げられます。料理中に湯気で曇ることもありますね。コンタクトレンズならこのようなことは起こりません。

・重さなどで疲れない
いくら自分の視力に合った眼鏡であっても、長時間着けているとやはり疲れます。眼鏡を支えている鼻梁のところにあとがついたり、目の疲れや頭痛につながったりもします。コンタクトレンズはそういった疲れはあまり感じずに済みます。

装用の仕方を身に付け、ケアをしっかり行いましょう

このようにいいことずくめなイメージのあるコンタクトレンズですが、やはりその「いいこと」を維持するためには、使用方法を守り、きちんとケアを行う必要があります。「目」という、日常生活に無くてはならない大事な器官に、直に装着するものですので、特に「衛生」という点に留意して使用することが大切です。

・装着する前に、手をしっかり洗う
ソフトレンズもハードレンズも、目に装着する時は清潔な手で行います。目に雑菌が入るのを防ぐためにも必要なプロセスです。ハードレンズは、ケースから出したら水洗いをして、保存液を洗い流します。ソフトレンズはケースから出したら、そのまま装着します。水洗いは絶対に行わないで下さい。

・ソフトレンズの場合は、レンズの裏表を確認する
ソフトレンズの場合、柔らかいので裏返しになってしまうことがあります。レンズの裏表を確認してから装着しましょう。

ソフトレンズの裏:レンズのふちが少し反り気味になります

レンズの着脱について

・レンズを装着する時は、落ち着いて
よく洗った手の指先にレンズを乗せ、同じくよく洗った指先でまぶたと目の下を開いて、黒目の上にレンズをかぶせます。装着のやり方はソフトレンズもハードレンズもおなじです。

・レンズを外すとき(ソフトレンズの場合)
ソフトレンズを外すときは、黒目の下の方で、レンズを親指と人差し指でそっとつまんで取り外します。

・レンズを外すとき(ハードレンズの場合)
ハードレンズを外すときは、目じりを指でつり気味にひっぱり、もう片方の手のひらで外れたレンズを受け止めます。

レンズの洗浄と保存

ハードレンズおよび定期交換タイプのソフトレンズの場合、使って外したレンズの洗浄と保存が不可欠です。このケアを怠ると、目にトラブルを招きかねません。一番面倒なプロセスですが、一番大事なことでもあります。

・レンズはこすり洗いが肝心
外したレンズをよく洗った手のひらの上に、カーブを下に向けて乗せ、洗浄液を数滴たらし、もう一方の手の人差し指の腹でカーブの内側を押さえて、レンズの外側をやさしくこすります。また、レンズの内側にも洗浄液をたらし、親指・人差し指・中指でレンズをつまんで、親指の腹でレンズの内側をやさしくこすり洗いします。

・ハードレンズはケースにセットし、保存液で保存
ハードレンズ専用のケースに保存液(洗浄成分のある保存液でもOK)を満たし、ケースにレンズをセットして保存します。ケースを常に清潔に保つのはもちろんのことです。

・ソフトレンズは殺菌も必要
ソフトレンズの場合、水分を含むプラスチックであるという性質上、カビが生えやすいという特徴があるため、殺菌のプロセスも必要になってきます。以前はソフトレンズは煮沸消毒をしていたのですが、近年は薬品の専用液を使うことで殺菌を行うのが主流になっています。よく洗って自然乾燥させたケースにケア液を満たしてから、こすり洗いの済んだレンズを液にしっかり浸します。少なくとも1日4時間以上、ケア液に保存する必要があります。

これらのケアはレンズを衛生的に管理し、目の健康を守るために必要です。ケアに手間がかかり難しいという方は、他のレンズよりも割高になりますが、1dayの使い捨てタイプのソフトレンズを選ぶといいのではないでしょうか。それでも、装着時や外すときの手を清潔に保つ必要があることは同じです。

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装用時間をきちんと守りましょう

コンタクトレンズは、長くても1日最長12時間までとし、できるだけ目に負担をかけない工夫が必要です。帰宅したらレンズは外して眼鏡を使う、長時間使用したら翌日は裸眼で過ごすなど、瞳に酸素を行きわたらせ、乾かさない、傷つかないようにするための生活リズムを作りましょう。

コンタクトレンズを初めて使う最初の3カ月は、処方された時の指示を必ず守って下さい。
これまで使ったことのない異物を目に入れるのですから、最初の日~1週間は1日5~6時間程度、それから徐々に装用時間を延ばしていき、レンズに目を慣れさせていきます。特にハードレンズの場合、レンズ装着時の違和感を感じなくなるようになるまでは、焦らずゆっくりと慣れていくことが大事です。

また、1dayの使い捨てソフトレンズは、1度使ったレンズの再利用は厳禁です。パッケージを開けたけれど使わなかったものも廃棄して下さい。定期交換タイプのソフトレンズも、2week、1monthの交換期限を必ず守って下さい。2weekレンズを、2週間以上使うことのないように、日程管理をしっかり行うことが大切です。

廃棄する際は、洗面所の水でそのまま流さずに、きちんとゴミ箱などに入れて燃えるごみとして処分してください。

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3.コンタクトレンズを選ぶ手順とポイント

一言でコンタクトレンズといっても、いろいろな選択肢があります。自分はこのコンタクトレンズがいいと思っても、目の状態、視力の状況によって、使用できるものが限られることがあります。コンタクト利用の前に必ず、医師の診察を受けなくてはなりません。

コンタクトレンズは、眼科で受診をして、処方箋が必要です

コンタクトレンズは高度管理医療機器です。医療機器である以上、眼科医師の診察を受け、コンタクトレンズ処方箋を出してもらったうえで、コンタクトレンズを購入することになります。目の状態や物理的な瞳の大きさ、視力に合ったレンズでないと、レンズとして満足できる見え方にならなかったり、思わぬトラブルのもとになったりもします。

眼科では、以下のチェックを行います。

①アレルギーがあるかどうか問診をします
②目の状態や視力を検査します
③眼圧検査、屈折の検査をし、眼球のカーブを測定します
④医師と問診し、自分の希望のレンズを伝え、それが装用できるかどうかを判断します

これらのチェックを行い、コンタクトレンズ処方箋ができあがったら、それを持ってコンタクトレンズの販売店舗に行きます。そこで実際にレンズの装用テストをして、着け方の説明、ケアの説明などを受けたのち、購入ができます。

自分の生活に合ったレンズを選ぼう

最初はとにかく「痛くないレンズ、面倒ではないレンズ」がほしい、と思うでしょう。誰もがそう思いがちですが、コンタクトレンズは決して安くはない買い物です。ずっと使い続けるタイプのレンズ(ハード、またはソフト)と、1dayの使い捨てタイプのソフトレンズを10年続けると、前者はおよそ11万円、後者は42万円という試算結果も出ています。

ですので、ケアの面倒さとコスパと、どちらを優先していくかは、よく考慮した方がよいのではないでしょうか。

また、どの程度の頻度でレンズを使うのか、ということも考えましょう。いつもは眼鏡でいいけれども、時々スポーツをするときに使いたいとか、毎日の使用は定期交換タイプで頑張るけれど、旅行中だけは1dayで身軽にしたいとか、使うシーンごとにいろいろと方法はあるものです。

自分の生活の中で、コンタクトレンズを使うこと、コンタクトレンズをケアすることを当てはめてみて、どのように使っていきたいかをよく考えましょう。

定期的に眼科でチェックも!

初めてコンタクトレンズを購入した時は、購入後1週間後に検診があります。コンタクトレンズを使うことでトラブルは起こっていないか、正しい使い方をきちんと守れているかをチェックするためのものです。

ですがその後、だいたい半年~1年に1回は定期的に眼科でチェックをしてもらった方がいいでしょう。レンズを使うことによる目へのダメージは、少し時間が経たないとわかりにくいですし、専門の検査機器でないと見えないことも多いです。さらに、レンズそのものの傷や、落とし切れていない汚れなどが分かり、感染症等を未然に防ぐこともできるからです。
また、年とともに視力も変わっていきます。

コンタクトレンズ処方箋の数値さえわかれば、インターネットでコンタクトレンズが買えてしまう時代です。いつまでも同じ度数のレンズを使っていると、自分の視力と合わなくなり、頭痛や肩こりが始まって、自分の体のバランスを崩すようなことにもなりかねません。1年に1回は眼科に行ってチェックしてもらい、常に自分の目の状態を把握しておきましょう。

コンタクトレンズは医療機器でもあることを忘れないで!

コンタクトレンズは、眼鏡をかけることのわずらわしさから自分を解放してくれます。そしてQOL(生活の質)を向上させ、ファッションの一部としても欠かすことのできないアイテムです。サークルレンズやカラコンのイメージもあり、気軽に使えると思っている方も多いと思います。

ですが、コンタクトレンズは「高度管理医療機器」です。使い方を間違えると、失明にもつながりかねない、ある意味リスクの高いアイテムでもあるのです。常に衛生を心がけ、きちんとケアすることの必要性をしっかり理解して、賢く使うことで、末長く快適な生活を楽しんでいきたいですね。

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Evelyn

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