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はじめての小学校生活を楽しむために、家庭でできること

はじめての小学校生活を楽しむために、家庭でできること

不安と期待が入り混じる小学校への入学。はじめてのことばかりで戸惑いますよね。「勉強についていけるかな?」「自分で自分のことをできるかな?」など、悩みはつきません。今回は、はじめて子供が小学校に入学する方に向けて、小学校生活を楽しくするために、家庭でできる準備を紹介します。

Yamako

この記事のアドバイザー

Yamako

整理収納アドバイザー兼webライター 個人宅の片づけ&ライター業の二足のわらじ


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目次

1.小学生になったらここが変わる!

小学校での過ごし方

小学校に入学すると、幼稚園・保育園とは過ごし方が一変します。どのように変わるのか、大きなポイントを見てみましょう。

・自分で時間割を確認して行動する
幼稚園や保育園にも、スケジュールはありますが、小学校ではより厳密な時間割りに沿って行動します。さらに、自分で「次の時間は何をするのか」という予定を確認し、行動する必要があります。

「休み時間にトイレに行っておこう」「今週は給食当番だから、4時間目が終わったら白衣を着よう」「次の時間は移動だから、早く準備をしよう」など臨機応変に予定に対応し、自分で考えて行動することが求められます。「忘れていた」「知らなかった」「やりたくない」では、先生やクラスメイトに迷惑をかけてしまうことになります。ある程度は自分を律し、集団行動をする意識が求められます。

不安と期待の学校生活

・座って授業を受ける
幼稚園・保育園でも座って工作・絵の具・簡単なドリルなどをする時間が設けられているところが多いでしょう。しかし、小学校ではもっと時間が長くなり、自由度も低くなります。

小学校によって、多少の違いはあるかもしれませんが、基本的には授業時間は1コマ45分。体育や音楽など、身体を動かす必要がある科目以外では、授業のほとんどを座って過ごします。時間内は座っていることはもちろん、内容をきちんと理解するために、先生や友達の話を集中して最後まで聞き、場合によっては、それに対して自分の意見や感想を発表することが求められます。

家庭での過ごし方

・子供一人で登下校する
親にとって、心配であると同時に、大きな喜びでもあることの1つは、子供が1人で登下校してくれることではないでしょうか?筆者も経験済み(今も継続中)ですが、幼稚園・保育園のへの送り迎えはとても大変ですよね。小学生になると、登校時間に合わせて、1人で家を出て、1人で下校し帰宅します。また、学童を利用する場合も、1人で学校から学童へ向かいます。

危険も多い登下校

・宿題をする
幼稚園・保育園の頃は、帰宅後の時間は、子供達にとっては自由時間!しかし、小学生になると、基本的には毎日、宿題が出されます。入学直後は、学校生活に慣れることが第一なので、宿題がない期間もありますが、その後は、子供たちの様子を見ながら、徐々に量が増え、難易度も上がっていきます。

・友達と約束して遊びに行く
幼稚園・保育園の頃は、園以外で友達と遊ぶときは、基本的には親が同伴します。しかし、小学生になると、子供は自分で友達と約束し、遊びに行きます。徐々に子供の交友関係と行動範囲は広がっていき、子供だけの世界ができていきます。

2 .楽しい小学校生活をおくるために家庭でできること

小学校生活を楽しむためには、子供が気持ちと時間に余裕を持てることが大切です。そのために、家庭でできることを、勉強面と生活面の2つの側面から紹介します。

勉強はだんぜん予習がおすすめ!

・予習が生む正のサイクル
勉強面で余裕を持つには、復習よりも効果が大きい予習がおすすめです。なぜなら、予習には、勉強が好きで、得意になるという正のサイクルが期待できるからです。

具体的には、次のようなサイクルです。「予習をする」→「余裕を持って授業を受けられる」→「内容を完全に理解できる」→「宿題が短時間でおわる」→「宿題に自主的に取り組む」→「テストで良い点数をとる」→「良い成績をとる」→「自分は勉強ができるという自信がつく」→「また勉強を頑張ろうという意欲がわく」→「予習の効果を実体験しているので、自分から予習をするようになる」。

予習で勉強を好きになってもらおう

一方、復習をメインに学習を進めると、授業で理解できなかった部分を復習で勉強するという、イメージとしては、マイナスを0(ゼロ)に戻すような作業になるため、苦しくなりがちです。「自分は勉強ができる!」と感じる場面が少ないため、授業で発表することに臆病になったり、自分は勉強ができないと思いこんだり、分からなくて宿題に時間がかかるため宿題をやらなかったりと、だんだん負のサイクルに陥っていく可能性が高くなります。

・予習のやり方
では、いつ、どのように予習をすればいいのでしょうか?もちろん、子供はまだ自分で学習計画を立てることはできないので、親が考える必要があります。

予習をする時期としては、学校で学習する1カ月前くらいが無理のないペースです。たとえば、算数の九九の場合、2年生の秋頃から勉強しますが、少し前の夏休み頃から九九を覚え始めると、まだ予習したばかりで記憶に新しく、かつ、授業で勉強する時点では少し頭に入っていて、余裕を持って授業に臨むことができます。

また、予習なので、その時点で内容すべてを完全に理解する必要はありません。予習で大切なことは、「理解できたところ」と「理解できなかったところ」を認識することです。そのため、ポイントだけにしぼった薄めのドリルで充分。1日5分で終わる程度の量で、毎日続けましょう。間違いがあっても、理解することに固執せず、先に進めてOKです。子供には「まだ学校で習ってないから、分からないところがあってもいいよ。分からなかったところは授業で先生の話をきちんと聞こうね。」と声をかけてあげましょう。

もちろん、勉強が好きで、理解が早く、意欲がある子供の場合は、学年関係なくどんどん先に進めてあげましょう。

自分のことは自分でする習慣をつけよう

家庭では、小学校の生活に対応できる力を育むように意識しましょう。

忘れ物がないかしっかり確認させよう

・自分で自分のことをする
幼稚園や保育園までは、翌日の用意を親が全てやっていたか、手伝っていた方がほとんどではないでしょうか。子供が小学生になったら、親子ともにそれは卒業。もちろん、入学式の翌日からいきなりは難しいので、はじめの1カ月位は手伝いながら見守り、その後は本人に任せましょう。もし忘れ物をしても、それも経験。大事なことは、忘れ物をしなかったという実績ではなく、失敗を通して、自分で考え対処する力をつけることです。

また、学校の用意以外にも、「食器の片付け」「洗濯物を畳んでしまう」「脱いだ服を脱衣所に持っていく」など、子供本人に関わることは、できる範囲でどんどん任せましょう。親が関わりすぎていると、家以外で困るのは子供本人です。

・時間を意識して行動する
小学校では、時間割りにそって行動します。それに合わせて、家庭でも時計を確認しながら、時間を意識して行動する習慣をつけましょう。まず、リビングや寝室など、子供の生活範囲で見えやすい位置に時計があるかを確認し、ない場合やあっても時間が確認しにくい時計の場合は、子供が理解しやすい時計に変えてあげましょう。おすすめは、ふんぷんクロックです。筆者の家のリビングにも掛けてあります。

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色の効果で、自分の時間をつくるのがうまくなるアナログ時計

さらに、簡単なスケジュールをたて、時計を見ながらそれを実行する習慣をつけましょう。まずはざっくりと、必要な項目だけのシンプルな予定でOK。宿題や明日の用意など、必ずしなければならないことを、何時~何時まですると決めて、予定に書きます。この時、大事なことは、親が指図するのではなく、子供本人が決めることです。

そして、予定の時間になったら、本人が気付いて自分で動けるようにします。時計をセットして、音が鳴るようにするといいですね。予定の時間になったことに、本人が気付かなかったり、気付いても動く様子がなければ、声掛けしましょう。「今は、何をする時間?」と、子供本人が考えられるような声掛けがおすすめです。

もし予定が実行できなければ、変更してもOK!「自分で決めたのに、どうしてできないの!」というセリフは禁句です。「自分で決めたから、自分で変えていいんだよ」と言って、一緒に予定を考え直してあげましょう。その日の体調や、気分によって、できる日とできない日は当然あります。できたときには褒めてあげて、できなかったときは、見守って、「どうしてできなかったのか」「次回はどんな計画を立てれば実行できるのか」を一緒に考えてあげましょう。

・集団の中で自分の役割を全うする
小学校では、給食当番の他にもいろいろな係があります。集団生活をする上で、自分の役割をきちんとこなすことは重要です。家庭でも、子供に役割を与えましょう。

たとえば、「新聞をとってくる」「ごみを出す」「机をふく」「玄関をはく」などです。ちなみに筆者の家では、小学生の2人はゴミ出しを担当し、幼稚園児の次男は掃除を担当しています。子供の好みや性格に合わせて、徐々に範囲を広げていきましょう。

3.小学生がいる家庭におすすめのアイテム

ホワイトボードでスケジュール管理

子供のスケジュール管理は、大人のように手帳に書き込んだり、エクセルで表を作成したりする必要ありません。ベストはお手軽なホワイトボード。100均に売っている大きさで十分です。

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¥3,316(税込)

ホワイトボードの基本である書きやすさ、消しやすさにこだわったプラス製ホワイトボード。
吊り金具は、縦・横に付け替え可能で、壁面スペースに合わせてご選択可能。(ペントレイも縦横どちらでも、はめ込み可能)

ホワイトボードに、「いつ」「何をするか」を書きます。子供本人が書くのがベストですが、まだ文字や数字を書くのが難しければ、手伝ってあげるといいですね。そして、その予定が終わったら、消したり、線を引いたり、シールを貼ったりして、予定通り実行できた達成感を味わえるようにしましょう。嬉しい気持ちを味わうと、またそれをしたいという前向きな気持ちになります。

時計で時間管理と集中力アップ

スケジュールを実行するために大切なのは時間管理。そのために、時計は必須アイテムです。おすすめは、セイコーから出ているスタディタイム。目覚まし時計機能に加え、時間を計るストップウォッチ機能、カウントダウンタイマー機能がついた優れものです。

セイコークロック 置き時計 01:白パール 本体サイズ: 6.0×16.0×8.9cmスタディタイム BC408W|Amazon

¥3,361(税込)

「百ます計算」の陰山先生と一緒につくりました!
1.目覚まし機能
2.ストップウオッチ機能
3.カウントダウンタイマー機能

参考に、筆者宅での使い方を紹介します。使っているのは、小学生の2人。1年生の時に1人1台買い与えました。まず、「目覚まし時計機能」で、毎朝自分で時間を決めて1人で起きます。ポイントは、自分で時間を決めてセットすること。

「ストップウォッチ機能」は算数の勉強に使います。毎日、時間を計って計算問題をすることで、集中力を鍛えます。「カウントダウンタイマー機能」は、勉強と生活の両方の場面で活躍します。勉強面では、時間を決めて課題に取り組みたいときに使います。30分勉強しようと決めたら、30分でセット。時間が鳴ったら終わりです。また、10分読書という宿題が毎日出されるので、10分でセットし読書をしています。勉強以外では、ゲームの時間は1日30分と決めているので、必ずタイマーをセットしてから遊び始め、鳴ったら終了です。

これは、あくまでも筆者宅での使い方の一例ですので、各家庭での勉強方法や生活のルールに合わせて活用するといいですね。大事なことは、時計を使うことではなく、時計を使って、時間の使い方を自分で決め、時間を自分で管理することです。

どんなに準備してもなにかが起こる!変化を楽しむ余裕を持とう

今回は、楽しい小学校生活を送るために家庭でできることをいくつか紹介しました。「これをやってみようかな」と思うことは、見つかったでしょうか?しかし、いくら準備をしていても、必ず想定外のことは起きるもの。ましてや、子供が関わることですから、何が起きても不思議はありません。

筆者の長男も、1年生の頃、「いってきまーす!」と笑顔で登校したかと思ったら、3分後に大泣きしながら帰ってきたことがありました。「宿題してなかったー!!」と、涙を流しながら大急ぎで宿題をして、もちろん遅刻。今となっては懐かしい思い出です。

これから始まる小学校という新しい世界。何が待ち受けているのか、ぜひ親子で楽しんで下さいね。

楽しい学校生活の始まり!

Yamako

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Yamako

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