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赤ちゃんとのお出かけが快適に!はじめての「抱っこ紐」の選び方

赤ちゃんとのお出かけが快適に!はじめての「抱っこ紐」の選び方

赤ちゃんを妊娠してはじめて、抱っこ紐の存在を知る人も多いと思います。赤ちゃんを素手で抱っこすると腕も疲れるし、手が離せませんよね。使用者の身体に負担なく、そして赤ちゃんも快適に抱っこできるようにした育児グッズが抱っこ紐です。抱っこ紐はたくさんの種類があって機能性もさまざまです。どんな種類があって、何に注意して選んだらいいのか、初めて抱っこ紐を選ぶときのポイントと使用中の注意することを紹介します。

白石佳子/ベビーグッズコンシェルジュ

この記事のアドバイザー

白石佳子/ベビーグッズコンシェルジュ

小学校教師を経て、大手ベビー用品メーカーで商品企画担当、その後ベビー用品のカタログ誌のバイヤー職など、トータル約20年ベビー業界で勤務しました。現在は、誤った商品知識や知識不足のために生じてしまう赤ちゃんの事故を減らし、不安を抱えながら孤立した環境で育児をしているママ達をサポートするため活動しています。


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目次

1.抱っこ紐の用途

抱っこ紐は、昔は「おんぶ紐」や「おぶい紐」と呼ばれ親しまれていました。当時、赤ちゃんは、巾広の長い紐で母親の背中にくくりつけられ、農作業などの仕事や家事をする間ずっと、おんぶされていました。

現在では、主に赤ちゃんとのお出かけの際に、移動する手段として使われています。赤ちゃんの顔が見やすい抱っこが主流となっているため、「抱っこ紐」と呼ばれています。産まれたばかりの赤ちゃんとのお出かけのときに、抱っこ紐があれば、新米パパやママでも安心です。

安全なお出かけのために

赤ちゃんと一緒に電車やバスなどの交通機関を利用してお出かけする場合、ベビーカーを使うと道路の段差や駅の階段、狭い場所や人混みなど、行動しづらいことがあります。その点抱っこ紐は身軽ですし、両手が空くので買い物をする時も便利です。

さらに、ベビーカーは使い始めるのが1ヵ月からとなっているため、定期検診や買い物など、どうしても0ヵ月の赤ちゃんとお出かけしなければならない場合は、抱っこ紐が必要になります。赤ちゃんにとっても、パパやママのぬくもりを感じながらお出かけできるので落ち着きます。

お出かけの時だけじゃない、便利な抱っこ紐

赤ちゃんを寝かしつけるとき、長い時間抱っこしないと寝てくれない場合があります。その際、素手で抱っこすると腱鞘炎になってしまったり、肩が疲れてしまいますので抱っこ紐を利用して寝かしつけると便利です。抱っこ紐の中に赤ちゃんを入れて抱っこしながら優しく揺らしているとウトウトと眠くなってきますので、そのままそっと布団に降ろせば寝かしつけ完了です。

また、ママが料理を作ろうとするとぐずって、離れるだけで泣いてしまう時は、昔の母親がやっていたように抱っこ紐を使っておんぶをしながら家事をすることができます。

2.新生児から使える抱っこ紐の種類

タテ抱っこタイプ

以前は、首がすわる前は横型に抱っこにする抱っこ紐が主流でしたが、今では、タテ抱っこでも新生児から使えるものが増えています。このタイプが今、最も人気のあるタイプとなっています。1つの抱っこ紐で対面抱っこ・前向き抱っこ・おんぶと、様々な抱き方ができ、使用期間も長いのが特長です。

さらに腰ベルトにより、赤ちゃんの体重を両肩だけでなく、腰にも分散してくれるため、パパやママの負担を軽減してくれます。長い移動時間のお出かけには助かる機能です。

デメリットは、多機能であるがゆえに、どうしてもベルト調節や操作する箇所が多く、使い方が難しくなってしまうことや、抱っこ紐自体が重くて携帯性が良くないということです。

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横抱っこタイプ

首がすわる4ヵ月頃までの間、素手抱っこに近い横型に抱っこするタイプです。赤ちゃんと目を合わせながら抱っこができて、赤ちゃんの首にも負担が少ないので、赤ちゃんに優しい抱っこ紐ですね。さらに、首がすわったら装着方法をタテ型に変えることで、タテ抱っこタイプと同様の使い方ができます。横抱っこ・タテ対面抱っこ・前向き抱っこ・おんぶと様々な抱き方ができて使用期間が長いのもポイントです。

お買い物や長い移動の際に横抱っこをすると、赤ちゃんの体重を片方の肩だけで支えるため、肩が疲れてしまうこと、歩くときに足元が見にくいため、少し使いにくいと思われるかもしれません。

スリングタイプ

使用者の片方の肩からななめに、たすき掛けした生地の中に赤ちゃんを入れるタイプです。肩帯の長さを調節するためのバックルやリングが付いているものもあります。

スリングタイプの良いところは、赤ちゃんの密着度が高いことと着脱が簡単なところです。スリングに入れた状態で授乳して、赤ちゃんが眠ったら肩帯を抜くだけで外せるので、寝かしつけに便利です。本体は軽くてコンパクトになるのもポイントです。

帝王切開で出産して下腹部に痛みが残っているママには、腰ベルトが無いので、おススメです。デメリットは、片方の肩だけで赤ちゃんの体重を支えるため、肩が疲れやすいことと、正しい抱っこの状態に慣れるまで装着の際注意が必要なところです。

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3.はじめて使う抱っこ紐の選び方

抱っこ紐は生後すぐ使用できるため、できれば出産時には準備しておきたいものです。ママの身長や体型によって、フィットする抱っこ紐は異なりますので、マタニティの時期、できればお腹がまだ大きくなる前にお店で試着して、商品の特徴や装着方法を確認しておくといいでしょう。

対象月齢と使用シーンで抱っこ紐を選ぶ

抱っこひもを選ぶ際、ポイントとなるのは赤ちゃんの月齢や成長の度合いです。特に生後4ヵ月頃までの新生児の赤ちゃんは、身体が柔らかく首もすわっていない時期なので、新生児対応の抱っこ紐を選んでください。対象月齢と異なる抱っこ紐を使用すると赤ちゃんの身体に負担をかけたり、成長の妨げになる恐れがありますので注意してください。

生後半年くらいになると赤ちゃんの体重も重くなり、パパやママと外出する機会も増えるので、長時間抱っこしても疲れない、荷重分散される構造の抱っこ紐をおススメします。お家の中で、家事をするとき、おんぶとして使う機会が多いならば、おんぶがしやすいタイプがおススメです。

素材で抱っこ紐を選ぶ

赤ちゃんは、口の周りにある生地をなめたり、ほっぺをくっつけて眠ったりしますので、肌に優しい綿やポリエステル素材で作られた抱っこひもを選ぶとよいでしょう。

抱っこ紐は赤ちゃんとパパやママが同時に使うため、お互いの体温が影響して暑くなります。抱っこ紐の中は熱がこもりがちになります。さらに赤ちゃんは体温も高く汗っかきなので、通気性の良い生地がいいですね。「メッシュ素材」や紫外線を遮へいしてくれる「UV対策生地」を使用した抱っこ紐もあるので、そちらをチェックしてみてはいかがでしょうか。

快適で安全に抱っこ紐を使うために

たとえ、最適な抱っこ紐を選んだとしても使用方法を間違えてしまうと事故につながることがあります。乗せ降ろしの際や、前かがみになるときは、赤ちゃんの急な動きを予測して、慎重に行ってください。

ベルトの長さはパパやママの身体にピッタリ合っていますか?赤ちゃんの足はM字に開脚していますか?いろいろ注意することはありますが、抱っこ紐によって、赤ちゃんとパパやママが密着され、一体感が得られます。

赤ちゃんも大好きなパパやママと触れ合えるので落ち着いてくれます。使用できる期間も限られていますので、今しかできないスキンシップを楽しみましょう。

白石佳子/ベビーグッズコンシェルジュ

この記事のアドバイザー

白石佳子/ベビーグッズコンシェルジュ

小学校教師を経て、大手ベビー用品メーカーで商品企画担当、その後ベビー用品のカタログ誌のバイヤー職など、トータル約20年ベビー業界で勤務しました。現在は、誤った商品知識や知識不足のために生じてしまう赤ちゃんの事故を減らし、不安を抱えながら孤立した環境で育児をしているママ達をサポートするため活動しています。




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