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【はじめてのクワガタ飼育】初めてクワガタを飼う方へ。育成、飼育をする際に必要なこと

【はじめてのクワガタ飼育】初めてクワガタを飼う方へ。育成、飼育をする際に必要なこと

クワガタを飼ってみようと思うけど、初めてでどうしたらいいか分からない...。そんな方のために、クワガタの飼育方法を紹介!飼育に必要な道具や、飼う時に注意する点などを分かりやすく説明します。幼虫から育成する方法も紹介するので、クワガタに興味がある方はぜひ!

コダケン

この記事のアドバイザー

コダケン

プロレス好きカルトライター


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目次

1.クワガタの飼育について

ミヤマクワガタ

クワガタの飼育とは

まずクワガタの飼育がどのようなものなのかというのを説明したいのですが、クワガタの飼育と一言で言っても、クワガタの種類や育成段階(幼虫、サナギ、成虫など)によって、必要なものや注意するべき点も異なります。そのため、まずは大まかなクワガタ育成の流れと、飼育する際のポイントを説明していきたいと思います。

まず、育成の流れから説明します。クワガタ育成の流れは大きく分けると、成虫の飼育、産卵、割り出し、幼虫の飼育、サナギ・羽化の4つに分けられます。どの段階から育成を始めるのかは人によると思いますが、幼虫から育成されることが多いです。次に、飼育する際のポイントを説明します。飼育のポイントも大きく分けて4つあります。

飼育道具、幼虫のエサ、温度管理、育成期間、の4つですが、育成段階によって特に注意するべき点も異なりますし、クワガタの種類によっても、飼育ポイントの具体的な内容が異なってきます。そのため、クワガタの飼育を一律で説明することはできませんが、飼うクワガタの飼育のポイントをしっかりおさえていれば、あまり難しいことはなく、誰でも飼育に挑戦できます。

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クワガタの幼虫や飼育道具の入手

今回は、国内に生息し一般的にも名前が知られている、“オオクワガタ”に的を絞って飼育方法を紹介していきたいと思います。今回は特に、幼虫の段階から育成する方法と、その際に注意するポイントなどを説明していきます。

クワガタを飼うには、まずはクワガタの幼虫(人によっては成虫)や飼育道具を手に入れる必要がありますが、クワガタについては幼虫・成虫に関わらず、購入されている方がほとんどのようです。

今回紹介するオオクワガタの幼虫は、1頭500円ほどで、(クワガタやカブトムシは~頭と数えます)各店舗やネットショップで購入できます。幼虫を飼育するためのセットも800円ほどで購入できます。ちなみに後の項目では、オオクワガタの幼虫の育成には菌糸ビン飼育をすすめるため、飼育セットは菌糸ビンの購入をおすすめします。

2.オオクワガタの幼虫の飼育方法

オオクワガタの基本知識

オオクワガタ成虫

まず、オオクワガタの基本の知識を紹介します。オオクワガタは日本各地に生息しているのですが、日本各地の一部の場所にのみ生息しているようなので、なかなか野生のものは見かけません。性格はおとなしく、体長は最大で70㎜ほどです。オオクワガタは寿命が長く、たいていの場合3年以上生きます。7年以上生きたという報告もあるようです。

オオクワガタ幼虫の飼育方法

オオクワガタの幼虫

それではオオクワガタの幼虫の飼育方法を紹介しましょう。まずはオオクワガタの幼虫と、飼育道具である菌糸ビンを用意します。菌糸ビンは幼虫1頭あたり1本用意します。幼虫は上記の通りショップで購入するか、野生のものを捕まえるかのどちらかとなりますが、オオクワガタの幼虫の捕獲は、成虫同様かなり難易度が高いため、ショップでの購入をおすすめします。

今回紹介する飼育方法は“菌糸ビン飼育”と呼ばれるものです。そもそも菌糸ビンとは何なのでしょうか。菌糸ビンとは、広葉樹のおがくず成分をきのこの菌で分解したものをビンに詰めたものです。きのこの菌も生きている状態で使用します。オオクワガタの幼虫はこの菌糸を食べて成長していきます。

では、具体的な飼育の流れを説明します。作業自体はそれほど難しくはなく、まず手に入れた幼虫を菌糸ビンの中に入れます。スプーンなどを使って優しく入れてあげましょう。

2~3か月経つとビンの中身が減ってくるので、幼虫を新しい菌糸ビンに入れ替えます。ビンの中身が減ってきたら交換のタイミングだと覚えておいてください。基本的にそれを繰り返すだけなのですが、この際一番注意したいのが温度管理です。具体的には18~20度の温度で育てるのがいいとされています。

この場合、10~17カ月ほどで成虫になるのですが、温度が違うと成虫になるタイミングが変わってきてしまいます。もう少し温度が高ければ早めに成虫になりますが、成虫になったときの大きさは、幼虫のときにどれだけ成長できたかによって変わってきます。また、28度以上が長い間続いたり、寒すぎたりすると幼虫が死んでしまいます。丈夫で大きな成虫を育てたいときは適した温度で育てましょう。目安の期間が経過した後、幼虫があまり動かなくなったり、菌糸があまり減らなくなったりしたらサナギになる合図です。

この幼虫がサナギになることを蛹化(ようか)と呼びます。この場合はあまり動かさないようにし、そっと様子を見守りましょう。サナギでいる期間は4~8週間程度ですが、羽化した後もしばらくは外に出てこないため、無理に引っ張り出したりしないようにしましょう。オオクワガタは自分のタイミングで外に出てくるので、元気な姿を現すことを楽しみにしましょう。

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幼虫が成虫になったら

成虫になった後は、飼育ケース(ある程度の通気性のあるもの)にマット(腐葉土や木屑を細かくしたもの)を3㎝ぐらいの深さまで敷いて、その中に入れてあげます。このマットは10月になったら、ケースの6割の深さまで増やしてあげてください。クワガタも冬眠をするのでそのためです。

エサは市販の昆虫ゼリーを与えましょう。バナナなどでもいいのですが、腐りやすく不衛生のため昆虫ゼリーをおすすめします。この昆虫ゼリーも高価なものほど栄養価も豊富で、与えるとより長生きするため、できるだけいいものを与えましょう。クワガタが隠れるための木も入れてあげます。これも市販のものでいいでしょう。クワガタがストレスを感じないようにしてあげるのが大切です。

また、コバエ対策として、ケースと蓋の間にキッチンペーパーか新聞紙を入れるのも忘れないようにしましょう。

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クワガタを育てるときに抑えておきたいこと

菌糸ビンでの育成中、幼虫の動きが悪くなる場合があります。この場合考えられる理由はいくつかあり、酸欠状態、病気になった、死んでしまった、などが挙げられます。

酸欠状態だった場合は、一旦ビンの中から幼虫を出してあげて、十分な酸素を吸わせてあげましょう。そうした場合、少しずつ幼虫が動き始めるはずです。その後は菌糸ビンに戻しますが、ビンの蓋を通気性のいいものに変える(小さな穴をあけたり、蓋の代わりにキッチンペーパーを使用し輪ゴムで止めたりする)といいでしょう。上記の対応をしても幼虫が動かなかった場合は、病気になっている可能性があります。病気になっている場合は死んでしまう可能性が高く、治すための薬もないので、残念ですがあきらめるしかないようです。

また、外から見えないところに潜った状態で動かない場合ですが、この場合死んでしまっているか蛹化が始まっている可能性もあるので、しばらく見守るか、幼虫やサナギが見えるまで優しく掘り進めて確認しましょう。死んでしまっている場合は取り出し、サナギになっていた場合はそっと見守りましょう。

そして成虫になった後の話ですが、絶対に自然界に放したりしないようにしましょう。法律に触れる場合もあります。最後まで責任を持って育ててあげてください。

3.オオクワガタの採集について

オオクワガタの採集は初心者には難しい?

ここまでオオクワガタの育成・飼育方法を紹介してきましたが、野生のものを捕まえたい場合はどうすればいいでしょう。正直言って、初心者の方が野生のオオクワガタを捕まえるのはかなり難しいです。上の基本知識の項で述べた通り、そもそも生息地を一般の方は知らないでしょう。そして、オオクワガタはとても臆病でもあるので、生息地を探しても人前にはなかなか姿を見せません。飛び回ることも少ないため、野生のものを捕まえるのは非常に大変です。もちろん知識を身につけたうえでコツもつかめれば、採集も不可能ではありません。ここではオオクワガタを採集する際にどこを注意すればいいか、というのをかんたんに紹介していきたいと思います。

まず採集の時期からです。一般的なクワガタは7~8月頃に活動的になるため、この時期に探すのがいいとされています。オオクワガタはこれよりも少し早い6月頃に探すのがいいです。プロの方たちもこの時期から探し始めます。

次に、とても重要な探す場所について。クワガタは通常木で生活していて、木を探すのが基本になるのですが、ここでのポイントはどの種類の木を探すかです。オオクワガタはクヌギの木にいることが多く、コナラやミズナラという木にいることもよくあります。写真画像などでこれらの木を確認し、近くにこれらの木が生えている雑木林などがあるかチェックしておきましょう。

上記の木が生えている雑木林があっても、必ずしもオオクワガタがいるとは限りません。ポイントは雑木林の風通しのよさ。あまり見かけないので、山奥の草木が生い茂った場所にいると思う方もいるかもしれませんが、そういった場所にはオオクワガタはいません。逆に人の手の入った、風通しのいい雑木林にいることが多いので、そういった部分もチェックしましょう。

そしてもう一つ重要なのが、高い木を探すということ。オオクワガタは高い木に生息しているため、できるだけ高い木(目安は5m以上)を探し、上の部分を見る必要があります。また、大きい木にいる場合が多いため、幹の太い木を探すようにしましょう。探すときは、ウロ(木の穴)を見ます。穴の中には手を入れづらいので、捕獲の際はピンセットなどを使用しましょう。

捕獲を狙う時間帯については、オオクワガタの行動が活発になる日が暮れた後、あるいは早朝がいいでしょう。気温が25度以上あり、風があまり吹いていない日を狙います。

ここまで色々と説明しましたが、オオクワガタも光に集まることがあるので、自販機の明かりの近くにいる場合もあります。とはいえ狙って捕まえるのは難しいので、最初の内は慣れている人と探すようにしましょう。

ナラの木

結局はクワガタ愛が大事!

皆さんいかがでしたでしょうか。しっかり基本をおさえていれば、オオクワガタに限らずクワガタの飼育は誰でも行えます。とにかく一番大事なのはクワガタへの愛です。

しっかりと手をかけて大事に育てれば、幼虫は大きく育ちますし成虫になってからも長生きします。これからクワガタ飼育にチャレンジしようと思っている方は、愛情をもってクワガタに接してあげてください。

国産オオクワガタ

コダケン

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