
ママにも赤ちゃんにも良い影響がマタニティヨガはじめて妊婦期間もアクティブに!
2020.06.07 | 104view
妊婦期間に行うマタニティヨガは赤ちゃんとママのコミュニケーションや、お産のための体づくりとして多くの良い効果があります。でも、体調も不安定になりやすい妊婦期間。安心してヨガに参加するための準備や体調の目安、マタニティヨガの内容やオススメのヨガ教室についてご紹介します。
目次
1.マタニティヨガってなに?普通のヨガとの違いは?
妊娠は神秘的で幸せな期間ですが、悪阻(つわり)があったり、お腹が大きくなってくると身体が重くなり、なかなか思うようには生活ができなくなりますね。また、妊娠後期には体重の増えが心配になる妊婦さんも多いです。でも、激しい運動は妊娠期間はNG・・・ということで、妊娠期間に適度に身体を動かせると人気のマタニティヨガ。
今回はそんなマタニティヨガをはじめてみたいプレママさんにマタニティヨガとは何か、マタニティヨガをするメリットや効果、人気の教室について紹介します。
マタニティヨガは妊娠している人向けのヨガ!
マタニティヨガは名前の通り、妊娠しているママと赤ちゃんのためのヨガプログラム。お腹の中の赤ちゃんと自分の体と心に、ヨガの呼吸とポーズを通して向き合います。お腹に負荷をかけたり、激しく息が上がるようなポーズはなく、ゆったりと、でもお産に必要な筋力としなやかさを育む内容になっています。
また、精神面にもアプローチしていきます。妊娠すると、ホルモンバランスが乱れ、食生活に影響が出たり、気持ちの面でも不安感が強まったりしますが、ゆったりと呼吸を深く行うことで自分が抱えているネガティブな感情ごと、受け入れることができます。
マタニティヨガは体調が整い、適度な運動が認められた全ての妊婦さんが対象で、クラスに通ってヨガを楽しむヨガスクールの他にも、妊娠中に自宅でできるヨガのDVDなども人気で、書店などでも簡単に手に入れることができます。
マタニティヨガをするとどんな良いことがあるの?リスクは?
マタニティヨガは自分の体の変化にとことん向き合います。つわりで体力が落ちてしまったり、お腹が出てくることで骨盤が歪み、立ち姿勢や歩き姿勢がアンバランスになったり、妊娠後期には股関節や腰などに痛みが出て、血流が悪くなることで脚のむくみが出ることもあります。
そんな体調変化をまずは自覚し、それに対してその時の体調の中でできる範囲で、ヨガのポーズをとりながらアプローチをしていきます。ストレッチやマッサージをして血流を促すだけで楽になることはいっぱいあります。
また、マタニティヨガではお産に向けた体づくりの面もあります。妊娠中に活動が制限され、体力低下した部分を補うことも必要ですが、お産は普段の生活とは違う筋力を使います。産道周りの骨盤底筋がお産における重要な筋肉ですが、その筋力を強化したり、長時間のお産に耐えうる身体のしなやかさ(出産の時、大きく脚を開き、その状態でいきむので足がつるなんてこともよくあります!)をヨガではつけられます。
一方、マタニティヨガをする上で注意するべきこととしては、自分自身の体調と向き合い、不調な場合は絶対に無理をしない、ということです。体型の変化を気にして無理なダイエット目的で激しく行ったり、長時間行うことは母体はもちろん赤ちゃんにも悪影響です。
また、無理なポーズをすると妊娠中の筋肉は妊娠前よりもずっと固まっている妊婦さんが多いため、肉離れなど炎症につながってしまうこともあります。誰でもできるマタニティヨガですが、レッスン中であっても決して無理はせず、その時にできることをリラックスして行いましょう。