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幻想的な世界へようこそ!! 初めてクラゲを飼育したいと思っている方に

幻想的な世界へようこそ!! 初めてクラゲを飼育したいと思っている方に

ふわふわ水中を泳いでいるクラゲの姿は、ぼんやりと眺めているだけでも疲れている心を癒してくれます。そんな幻想的な世界を自宅でも見たい。そこで、初めてクラゲを飼いたい方にその費用や飼育の仕方を紹介させていただきたいと思います。

みやびん

この記事のアドバイザー

みやびん

ハード系アラサー男子


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目次

1.実はクラゲの飼育は難しい!?

水族館でよく飼われている「クラゲ」。その姿やフワフワした泳ぎに癒される人も多いはずです。誰もが一度は憧れるクラゲの飼育。

クラゲはその飼育方法、飼育機器類などが高額になることから、なかなか一般の家庭で飼育を行うのは難しいと言われています。しかし、全くできないわけではなく、しっかりとした知識と設備と予算があれば一般の家庭でもはたまたワンルームマンションでも水槽が置ければ、飼育可能なんです。

最近は熱帯魚ショップなどで、クラゲの飼育キットが販売されるようになってきたり、ネット通販でクラゲを購入することも出来ますので、徐々にクラゲ飼育のハードルも下がってきています。是非、クラゲの飼育にチャレンジしてみませんか?

飼育できるクラゲの種類は?

飼育できるクラゲはいくつか種類があります。毒があるものや大きすぎる個体は家庭での飼育には向きません。家庭の水槽でも飼育可能なクラゲの種類をいくつか紹介してみます。

・馴染みのある「ミズクラゲ」

俗に日本でクラゲといえば、このミズクラゲのことを言います。海で遊びに行った時にもよく見られる種類で、皆さんにもなじみがあると思います。別名は、ヨツメクラゲとも言われます。

クラゲを家庭で飼育するにはやさしい入門種と言われています。理由としては、個体がお手ごろな価格ということとそこまで大きくならないため家庭でも飼育可能なことです。寿命は
平均すると半年~1年ですが、飼育環境だと4か月程度と言われています。通販ではSサイズで1,600円前後。

ミズクラゲ

・水玉が愛らしい「タコクラゲ」

タコクラゲはタコと同じ8本の口腕を持っているクラゲです。日本では関東より南の暖かい海に住んでいることが多く、10~20cmの大きさとなっています。毒をもっていますが、あまり痛みを感じない程度なので、飼育する個体としても人気になってきました。通販ではSサイズ1,800円前後。

タコクラゲ

・奇妙奇天烈「サカサクラゲ」

クラゲは傘を上に向けて泳いでいますが、サカサクラゲは名前のとおり、カサが下になり口腕が上になるという上下逆さな状態で泳いでいます。これは体内にある褐虫藻が光合成をしやすくし、その光合成からエネルギーで生活しています。日本では、九州の南岸より南の海で見られます。

サカサクラゲも毒を持っていますが、毒性も弱く、個体の価格もお手頃なのとその姿から人気の種類となっています。通販ではSサイズ1,300円前後。

(海水魚 クラゲ)サカサクラゲ Sサイズ(1匹)

(海水 無脊椎)サカサクラゲ Sサイズ(1匹) です。
チャームの生体(植物含む)は、商品に明記されている場合を除き、個体サイズや模様・雌雄などの指定は基本的にお受けできません。あらかじめご了承ください。

クラゲはどこで購入できる?

クラゲは海水魚などを扱っている熱帯魚ショップやその通販サイトなどで簡単に購入することが出来ます。

海でクラゲを採ってきて飼育することも可能ですが、海に漂っているクラゲから自分の欲しいクラゲの種類だけを捕まえることも難しいことと、直接手や網などでクラゲに触れてしまうと傘や触手などが傷ついてしまう事も多いため、あまりオススメできません。

触られることはストレスですから、水族館で飼育している場合でも直接触らないように水ごと移動するほどです。鑑賞用としてクラゲ飼育を行うのであれば、やはり海水魚を取り扱っている大きめのショップや、ネットで通信販売で購入することをおすすめします。

2.実際にクラゲを飼育してみよう

ここまで飼育できるクラゲの知識の部分を紹介しましたが、ここから先は設備と予算と努力の問題が生じてきます。まず、初心者が苦戦しやすいのが、餌やりと水槽の掃除です。大抵の人がここで挫折してしまいやすいので、根気よく続けていきましょう。

クラゲの初心者向けセットでも全部購入すると5~7万程度費用が必要となります。クラゲは、熱帯魚などとは異なり柔らかいことと水流の影響を大きく受けやすい生き物です。そのため、水槽に直接ろ過するためのポンプを入れておくことが難しいため、クラゲ専用の水槽を購入する必要があります。

クラゲの飼育水槽とは? 

クラゲは普通の水槽で飼育することもできますが、水流などの微調整はクラゲ飼育初心者にはやや難しいです。そのためクラゲ飼育をするときは、クラゲに負担の少ない作りになっていたり、必要なろ過機器などがセットになっているクラゲ専用の飼育水槽を購入することをおすすめします。

カミハタ くるくるクラゲ水槽

クラゲ簡易飼育用水槽セットです。エアポンプ(別売り)で、特殊フレームをセットした水槽内に気泡を送り込むことによって、クラゲが“ふわふわ”とただよう水流をつくることができます。水流の強さ(送り込む気泡の量)は、付属のバルブで調節できます。

・カミハタ くるくるクラゲ水槽
カミハタの「くるくるクラゲ水槽」は大きさは15cm程度と小さめですが、値段も1,800円前後と比較的購入しやすい商品です。エアポンプは別売りになっていますが、特殊フレームをセットして気泡を送り込むので、クラゲがふわふわ漂うことのできる弱い水流を作ってくれます。

・飼育水
飼育水は海水を使用する必要がありますが、海水調達には海から汲んできたもの、人工海水の素を使用、市販されている人工海水を使用、クラゲ用の海水を使用-などの方法があります。海水を汲んでくる方法が一番安いと思われますが、海に近いところに住んでいる方に限られます。また水を汲んできた海水の環境に左右されますので、都心お住まいの方では難しいかもしれません。

人工海水はphや塩分濃度を調節しなければなりません。クラゲを飼育するためには、水質を良く保つ必要がありますので、高価格帯の人工海水を使う事をオススメします。天然海水も販売されています。こちらは比較的綺麗な環境の海水を汲んできて、そのまま販売している海水になります。伊豆の沖合や奄美諸島など環境的には一番近いかもしれませんが、人工海水などに比べると割高になります。

・水曜用ヒーター、クーラー
冬場は水温が下がりやすいので、必要ならヒーターを利用し、高温になりやすい夏は水槽用のクーラー等を利用しましょう。因みに目安となる水温は、クラゲの種類によって異なります。ミズクラゲ(15℃~25℃)、タコクラゲ(22℃~25℃)、サカサクラゲ(25℃)など、飼育する個体ごとに合わせた環境を作ってあげるようにしましょう。

餌は何を与えればいいの?

クラゲは自然環境では、海中に漂っているプランクトンや、小さなエビの幼生などを食べています。そのため一般家庭で飼育する際には、ブラインシュリンプや、専用のクラゲフードを与えることになります。

こちらも熱帯魚ショップはもちろん、通販サイトでも気軽に手に入れることが出来ます。

クラゲフード 給餌セット(エサ40mL+給餌用シリンジ)海水アクアリウム用品

¥1,001(税込)

●自然界では動物プランクトンを摂取しているクラゲに適した、動物質を主原料にしたフードです。
●ミズクラゲ、サカサクラゲ、タコクラゲなど、飼育用として流通している海水性のクラゲに適応。
●給餌に便利なシリンジ(注射器)付き。

クラゲフードは主原料に動物質を使用しているため、クラゲに最適な餌です。給餌用シリンジがついているタイプを一番最初に購入すれば、難しい餌の量加減も分かりやすいです。通販で大体1,000円前後で買えます。

3.クラゲ飼育には問題がいっぱい

こんな時はどうしたらいい? 

・エサ補給が難しい

クラゲは一般的にカサの裏中央についている口から食事をしますが、スポイトなどでプランクトンの粉末などを水溶液にしたものを与えます。
与えすぎると、水が汚れますので、一匹ずつ別の場所に移して与える方もいるようです。
一匹ずつ餌を与える場合は、飼育する数が増えると…とても手間と時間がかかります。

・ふわふわ泳がない…

水族館でフワフワ泳ぐ姿にあこがれたのに家で飼育しているクラゲは、あんまりフワフワ泳いでくれないと思ってしまうかもしれませんが、水族館の水槽にはポンプで水流を作っており、クラゲがフワフワと泳ぐのに適した状態になっています。

自宅で飼育する場合もある程度の水流を作って、フワフワと泳げるようにする必要があります。これには水流の調節も大事ですが、水槽内にある海水の塩分濃度も重要になってきます。はじめは難しいかもしれませんが、フワフワと泳げるように環境をととのえてあげましょう。

水槽に工夫をしてみよう

クラゲの水槽は、水族館で見ると丸い形になっていることが多いと思います。これは、クラゲの体が弱いため、すぐに傘などが壊れてしまうため、なるべくぶつかる角のない丸みを帯びた水槽で飼育するようにしているからです。

自宅で飼育するときも同じように四角の水槽よりも丸みのあるクラゲ専用の水槽を購入することをオススメします。どうしても四角の水槽で飼育を始めたい方は、アクリルの板などをいれて水槽の角を丸くなるようにして下さい。

またポンプについては、必ずクラゲとは隔離した状態で使うようにして下さい。クラゲがポンプに吸い込まれたり、噴き出した水で傷ついてしまいます。水を回すように吸い込むことを心がけてください。

そのひと手間が癒やしを生む

クラゲの数が多いと飼育に気を付けるべきポイントも多くなるため、最初は1匹から飼育を始めてクラゲ飼育に慣れることです。クラゲの寿命はかなり短く、自然界でも半年~2年程度です。しかも個人レベルでは数ヶ月程度のことが多いのです。クラゲ自身の寿命に近づくように大切に飼育してください。

一方で、やっぱりクラゲ水槽はハードルが高いので水族館で見るのが一番と感じていただいた方もいると思います。
最初にも言いましたが、それだけクラゲ飼育は癒やされる半面、かなり難しいのです。気を付けて飼育を始めて下さい!

みやびん

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