「はじめて」をわかりやすく。

IT系資格の入り口!ITパスポートの勉強を始める方へ

IT系資格の入り口!ITパスポートの勉強を始める方へ

現代では、パソコンやスマホ、インターネットなどのテクノロジーは欠かせない技術です。そうしたテクノロジーを体系的に理解しているということを示すのが、国家試験としてのITパスポートです。この記事では、ITパスポート試験の勉強をはじめる方に向け、ITパスポート試験の勉強の始め方、進め方について解説します。

Aries

この記事のアドバイザー

Aries

元IT系のOL兼ライター


CLOSE

目次

1.ITパスポートってどんな資格?

IT系の資格というと、「プログラミングができなければ取得できないのでは」とか、「IT系の仕事を経験した人や専門学校に通ったことがある人しか取得できないのでは」といったように、とかく「難しそう」「IT系の深い知識・長い経験がなければ取得できない」というマイナスイメージがあります。

実際のところ、ITパスポートという試験はどのような試験なのでしょうか。また、上に述べたように、ITパスポート試験は本当に、IT職種を経験した人や専門的に学んだ人しか取得できないような資格なのでしょうか。

パソコン使う人なら必要な資格

ITパスポートは「国家資格」!

世の中にはいろいろな資格・試験があります。そしてそれらは、実施主体・認定主体によって、民間の事業者や団体が認める「民間資格」と、国家が認める「国家資格」とがあります。このうち、ITパスポート試験は「情報処理の促進に関する法律」に基づいて実施される試験であることから、「国家資格」に分類されます。

つまり、ITパスポート試験に合格することは、国家によってその人が、ITパスポートを保持する情報処理技術・知識を持っている、ということを認定されるという試験であるということです。現在のIT系資格試験においては、IT系資格試験として知られる「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」の入り口と位置づけられており、その知識についても基礎的な理論・技術要素が出題されます。

IT必須の時代の心強い味方!

現代の仕事は、コンピュータやITと切っても切り離せない関係にあります。コンピュータやネットワークを一切使わない企業のほうがむしろ珍しいと言ってもよいでしょう。オフィスワークを行う人々は、さらにその傾向が強いといえます。こうした時代に生きて仕事をしていくうえで、コンピュータの基礎知識や技術を学んでおくことは、たとえば就職時の採用試験、転職時においても間違いなく強い味方となってくれるでしょう。

資格を保有していなくとも実際には高いスキルを持っているという方も世の中にはたくさんいますが、そうした方々とITパスポート保有者との明確な違いは、その知識や技術が一定の水準にあると、公に証明されているかどうかです。ITパスポートは国家資格であるということを上に述べましたが、このことは、他でもない日本国が、その人のスキルレベルを認定してくれるということになりますので、第三者に対して自分のスキルのレベルを話すときには、そのスキルレベルがしっかりと認定されたものとして伝えることができるのです。

2.ITパスポートにはどのような知識が必要?

ここまでは、ITパスポートという試験がどのような試験なのか、そしてそれを受験し取得することでどのような効果が得られるのかということを解説してきました。では実際に、ITパスポート試験の合格に向けて勉強を勧めていくためには、どのような勉強が必要なのかについて見ていきましょう。

世の中にあるITパスポート試験の勉強に使用する参考書などは、どれも分厚くて、いかにも多くの知識が必要というような印象を受けますが、その内容についてしっかりと見ていくと、実はそれはいくつかの分野に分けることができ、分解して勉強していくことが効率よく学んでいくための近道であるということを知ることができます。以下には、ITパスポート試験の科目について解説していきます。

ITパスポートの科目:ストラテジ系科目

ITパスポートの出題科目の範囲のひとつとして、「ストラテジ系科目」が挙げられます。「ストラテジ」とは経営戦略のことを指します。この科目では、コンピュータがどのようにできているかということやその操作方法ではなく、そうしたITをツールとして使い、いかに経営をしていくかという戦略・企画的な問題が出題されます。

業務プロセスやソリューション、企業における調達計画や会計・財務、知的財産権などの広い範囲が出題範囲となります。経営学や経済学を修めている方にとっては基礎の基礎となる内容ですが、IT系職種の経験があってもこうした経営戦略などの部門への関わりが少なかった方にとっては、初見の用語などもあるでしょう。

略語や用語への理解が得点を大きく左右するため、充分に理解していない用語は面倒でもひとつひとつ調べて、その用語の意味だけでなく、どのような場面で使われるものか、それがなぜ企業にとって必要とされているかというような視点で理解していくと、効率よく得点していくことができます。

【令和2年度】 いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集 | 高橋 京介 |本 | 通販 | Amazon

¥1,738(税込)

本書は『ITパスポート』試験に、短期間で一発合格するための試験対策本です。「試験に合格すること」のみを目的に企画・構成されています。ITの知識がまったくない、未経験者や学生、新社会人の方々でもスラスラと学習を進めることができるよう、初歩の初歩からとことん丁寧に解説しています。

ITパスポートの科目:テクノロジ系科目・マネジメント科目

ITパスポート試験の午後試験では、「テクノロジ系科目」と「マネジメント科目」があります。「テクノロジ科目」は、「テクノロジ」という言葉が示すように、コンピュータの構造、構成要素、ソフトウェア、ハードウェア、マルチメディア、ネットワーク、セキュリティなどの技術的な問題となります。近年では、身近なコンピュータとしてスマートフォンがありますが、コンピュータを使ってどのように通信がされているのか、また、写真や動画などを撮影したデータがどのようにコンピュータに保存されているのかなど、身近なものに置き換えたり、自分なりにわかりやすい理解の仕方を見つけて勉強を進めていくとよいでしょう。

「マネジメント科目」は、企業における様々な活動をマネジメント(運用・管理)に関する問題が出題されます。プロジェクトマネジメントやサービスマネジメント、そして経営戦略・技術戦略マネジメントなど、現場の第一線で働く人々とは少し違った視点での考え方が必要となります。自分が実際にマネジメントを担当する社員になったら、という考え方で勉強を進めていくことで、正解を導いていくことができます。

3.ITパスポートにチャレンジしたいと思ったら

前項の「ITパスポートの科目」では、ITパスポート試験において出題される問題の範囲が広いことがわかりました。それらを全てマスターするということになると、かなりの時間・期間が必要となることは明らかです。

では、IT初心者やITパスポート試験初学者が、ITパスポート試験を突破するためには、どのような点に気をつけて学んでいくとよいのでしょうか。以下には、ITパスポート試験の勉強を進めていくうえでのポイントについて解説していきます。

勉強のポイント1:全体をざっくりと理解する

出題範囲が非常に広範囲にわたるというITパスポート試験の特徴を考えたとき、まずもっとも重要なのは、「一分野に特化して集中するのではなく、全体をざっくりと理解する」ことです。たとえば、ストラテジ系科目は、技術者としてこれまでIT業種に就いていたという方でも、企業戦略の部門にいなかったとすると、なかなか学ぶ機会に恵まれない分野です。もちろん、逆も然りですが、ITパスポートの試験においては、なにか一つの得意科目があればそれだけで合格できる、というものではありません。

また、IT分野にも経営分野にも、マネジメント分野にも特化した知見がないという場合には、それらすべてを完璧に学習することは非常に困難です。まずは、各分野で7~8割の理解度を目指して、全体を広く見て理解することを目標に勉強を進めていくとよいでしょう。

勉強のポイント2:コンピュータを使いながら覚える

ITパスポート試験は、コンピュータに関する試験でありますが、必ずしも自宅にパソコンを持っていなければいけないというわけではありません。しかしながら、やはりコンピュータを持っていると、実際にパソコンの画面を見ながらテクノロジ系科目の問題に取り組んだりすることもできますし、わからない用語・略語などをスムーズに検索し、それをメモしておけるという利点もあります。

参考書は一冊でも、インターネット上にはITパスポートで求められるような知識が解説されているサイトも無数に存在していますので、これらを活用して試験勉強を進めていくのも賢いやり方です。

IT系資格の入り口、ITパスポート取得を目指そう!

ITパスポート試験の受験を検討している方にとって、その理由は様々でしょう。しかし、どのような理由であったとしても、この時代にITに関わる知識を持っていて損をすることはありません。また、ITパスポートは国家資格であるという強みもあります。

まったくITや経営に関わらなかった方が、すぐに取得できる資格ではありませんが、科目の分野を分けてひとつひとつしっかりと勉強していけば、試験の突破は決して不可能なものではありません。ITパスポートを取得したら、より専門的な「基本情報技術者」や「応用情報技術者」への道も開けてきます。まずはIT系資格の「入り口」として、ぜひITパスポート試験の合格を目指してみましょう。

情報処理教科書 出るとこだけ! ITパスポート テキスト&問題集 2020年版 | 城田 比佐子 |本 | 通販 | Amazon

¥1,738(税込)

過去問を徹底分析、出るとこだけを徹底解説。そうだったのか!がわかる巻頭カラー特集。スマホでサクサク問題が解けるWebアプリ。

Aries

この記事のアドバイザー

Aries

元IT系のOL兼ライター




この記事をシェアしよう

こちらの記事もおすすめ