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【はじめての理学療法士】体が不自由な方の生活のサポートをしたい!理学療法士になりたいと思っているあなたへ!

【はじめての理学療法士】体が不自由な方の生活のサポートをしたい!理学療法士になりたいと思っているあなたへ!

理学療法士という職業は多くの方は一度は耳にしたことがあると思います。主に病院で患者さんの歩いたり立ったりといった日常動作を指導したりするお仕事です。今回は理学療法士になる勉強を始めたいと思っている方へどのようなお仕事をされていて、どうやったらこの職業に就けるかご紹介したいと思います。

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目次

1.理学療法士とは

理学療法士は、どんなお仕事?

理学療法士は通称PT(英語でPhysical Therapistの略)と呼ばれています。ケガや病気で身体に障害を負ってしまった、もしくは今後その可能性が高い方を対象に座る、立つ、歩くなどの日常の基本動作の改善や維持、予防を目的としたリハビリテーションを提供するお仕事です。治療は理学療法士自ら一人ひとり評価し残存能力や生活能力などから適切な訓練を立案し日常生活のサポートを行います。

最も多いのは脳血管障害の後遺症に対してのリハビリで、片麻痺を呈した方への機能回復や代替機能の獲得、長期の臥床などによる筋力低下や廃用などに対してアプローチを行います。また骨折後の歩行困難などでは整形外科によるリハや、呼吸器疾患や心疾患などに対してもリハビリを行い、機能を徐々に回復させ社会復帰や自立生活をサポートしています。

半世紀続くリハビリの花形とも言える職業

日本の理学療法士は1965年に「理学療法士及び作業療法士法」という法律が施行され翌年に第1回国家試験が実施され、国家資格を持った理学療法士誕生しました。それまでも準じた職業はありましたが法整備されておらず作業療法士と混同したような業務内容だったそうです。第1回の試験から50年以上の歴史がありリハビリテーションの花形とも言える職業です。2019年現在、有資格者は17万人を超えそれに伴い様々なニーズに対応できるようになってきています。

アメリカでも理学療法士は存在します。日本のように国レベルではありませんが、各州ごとに資格を取り業務にあたります。脳卒中後の後遺症や整形外科など基本的には日本とさほど変わらない業務内容のようですが、日本に比べ理学療法士の重要性が高いようです。福利厚生も日本の平均年収よりやや高く、安定していると思う職業の上位に名を連ねているようです。

2.理学療法士はどこで活躍している?

理学療法士は医療の多様な現場で活躍

理学療法士の主な活躍の場は病院のリハビリテーションセンターです。急性期、回復期、維持期どのタイプの病院でもリハビリの中心となって患者さんの治療にあたっています。重い後遺症が残り機能回復や残存機能の活用などを行う脳血管障害に対してはもちろんですが、整形外科や呼吸器科、循環器科などで機能回復に努めたりもしており幅広く活躍しています。医療分野における理学療法士は約7割ほどと言われています。

病院以外では介護老人保健施設などの介護分野やスポーツチームに帯同する理学療法士もいたりと活躍の場は多岐にわたります。

最近では介護の分野でも多く活躍

近年国が在宅介護などを推奨していたり核家族化が顕著だったりすることもあり、病院ではない場所で理学療法士の需要が徐々に高まっています。在宅介護や老健や特養などの施設の空き待ち状態の利用者が急増しているため訪問や介護施設での需要が高まっています。

徐々に福祉分野のPTも需要が高まっていますが、まだまだ需要と供給が追いついていない状態です。

3.理学療法士になりたい!

理学療法士になるには国家資格が必要

理学療法士になるには国家資格が必要で、養成校に入学し規定のカリキュラムを受け単位を取得すると国家資格の受験資格を得て、合格したものだけがこの仕事につくことができます。多くの学校では3年または4年間通い講義や実習を受けます。医学的立場から人の命を扱う仕事ということもあり、専門的な技術や知識を身につける必要があります。

国家資格の合格率は他の資格に比べ比較的高いものの、養成校が非常に厳しく、まず入学だけでも高いところは倍率10倍以上と狭き門でなおかつ進級や卒業もカリキュラムの単位取得が難しく留年や退学をせざるお得ない学生さんも多々いらっしゃるほど資格を取るのが非常に難しい職業です。

理学療法士の養成校に通うために必要な学費ですが、国立四年制の養成校で約250万円程かかります。私立になると四年制で約600万円と二倍以上の学費が必要となります。学校によってはバイトをすることすら困難なくらいカリキュラムが忙しく厳しいこともあったり、長期実習では2ヶ月以上の期間を費やし場合によっては2回以上繰り返さなければいけないので学費以外の金銭面のやりくりも考慮しなければなりません。

合格したら、晴れて理学療法士に

国家資格に合格すると理学療法士として業務に就くことができます。合格率は同業の作業療法士や言語聴覚士よりも高く2018年度は85.8%でした。しかし国家資格を受験するまでの養成校のカリキュラムが非常に厳しく受験までは相当の険しい道のりを覚悟しなければなりません。しかし養成校では同じ目標に向かって厳しい学生生活を乗り切ろうと頑張る仲間との出会いがあり、学生生活を有意義なものにしてくれると思います。

就職してからも職場をはじめどんどん人間関係が広がり、多職種や協会活動などを通じて他の地域の同業者の方とも交流があり、意見交換や勉強会など自分の成長に繋がる出会いや機会がたくさん待っていると思います。

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理学療法士は多くの現場で活躍します!

理学療法士は日常生活に必要な基本動作を治療していくお仕事で、歩く、立つ、座るなど我々が普段意識せずに行っている動作を治療します。もしそれが当たり前にできなくなってしまうと無意識を意識的にやらざるを得なくなったりその動作自体ができなくなるので、一つ一つの動作がとても苦痛に感じます。そうなるともちろん日常生活に困難をきたし介助や補助具、代替行為などが必要となってきます。

理学療法士はそういった方々のための生活を改善し自立や社会復帰を目指していくのに大切な支援者の一人となります。もちろん仕事をする上で専門的な知識や技術は必須ですし、患者さんや同職種や他職種と連携や密な信頼関係を作らなければならないため高いコミュニケーション能力も必要となってきます。そして勉強会参加や学会発表、協会活動など業務外の活動も多々あるため精神面、肉体面ともにとてもハードな職業です。

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