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今だから中国語を始める意義は?はじめてでも中国語を着実に身につけるためのコツ

今だから中国語を始める意義は?はじめてでも中国語を着実に身につけるためのコツ

インバウンド客が増え、さらにはオリンピックも始まる今、外国語の学習はこれまで以上に注目されています。その中でも特にニーズが高いのが、中国語です。日本語と同じ漢字を使っているとはいえ、すごく難しそうなイメージがある中国語を無理なく始め、マスターしていくための秘訣をお伝えします。

みかんサンド

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みかんサンド

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目次

1.なぜ今、中国語?

観光立国を目指す日本、2018年の訪日外国人客は3,119万人と言われており、さらには東京オリンピックも。日本を訪れる外国人の数は、今後ますます増えることが予想されています。そんな中、語学ができる人のニーズはますます高まっており、中でも中国語ができる人の求人は、後を絶ちません。

街に出ると中国人観光客の多さに気付くでしょう。また、電車のアナウンスや駅の案内表示にはほぼ必ず中国語がありますし、近所に中国人が住んでいたり、子どものクラスメイトにいる、職場の同僚が中国人、といったりしたことも少なくないはずです。それなのに、日本ではまだ、中国語を話せる人の数がさほど多くありません。

そこで、これから語学を勉強したいと思っている方へ、「今やるなら絶対中国語!」と強くおすすめします。一般的には「語学をやるなら、まずは英語かな」と思う人が多いかもしれませんが、そこをいったん立ち止まり、中国語という選択肢を入れてみてはどうでしょうか。このトピックでは、今中国語がアツい理由と、初めての人が中国語を学習する上でのポイントをお伝えしていきます。

実は英語に次ぐ、世界最多の話者数

中国語をおすすめする第一の理由は、なんと言ってもその話者の多さにあります。世界共通語である英語は、母語話者(ネイティブスピーカー)と第二言語話者を合わせて11億3,000万人いると言われています。では、中国語を話す人は世界にどのくらいいると思いますか?実は、母語話者と第二言語話者を合わせ、世界で11億1,000万人と言われており、その多さは英語に次いで世界第2位。ちなみに、第3位がヒンディー語で6億1,500万人と大きく数字が減少しますので、中国語の規模の大きさがよくわかるかと思います。

中国語をおすすめしたい第二の理由は、日本人は漢字がわかるという利点によるものです。中国語の常用語3805個のうち、日本語と同じ漢字は1013個もあります。つまり、他国の中国語学習者よりも、日本語ネイティブのみなさんはすでに有利な位置にいるということ。漢字がわかるのは日本人の特権ですから、これを利用しない手はありません。

ビジネスチャンスを広げよう

冒頭でもお伝えしたとおり、中国語ができることで仕事を得たり、収入を増やすことができたりするのが、今中国語を学ぶべき第三の理由です。中国観光客の訪れる百貨店などの商業施設、飲食店だけでなく、在住者が必要とする役所や病院、そして中国企業と取り引きをしたり中国に支社をつくったりする各企業でも、これから中国語ニーズはますます高まっていくはずです。

友だちをつくったり、旅行に活かしたりするだけではなく、自分のキャリアアップに繋げられる可能性が今一番高い語学の一つが、中国語なのです。

2.中国語って、どんな言語?

さて、今中国語がアツい、ということがおわかりいただけたところで、「でも、中国語って難しそうだし」「いくら漢字だといっても、知らない漢字の方が多いし」と思われるかもしれません。もちろん、日本語と違う点、難しい点はたくさんありますが、それを踏まえた上で学習していくことで、確実にマスターすることが可能です。ここでは、学習する前に知っておきたい、中国語の特長についてお話ししていきます。

なんと言っても、発音:四声とピンイン

少なくとも日本人にとって、中国語で最も難しいと言われていること、それが発音です。例えば日本語だと、「マ」という音の発音方法は1つしかありませんが、中国語には音の高低と上げ下げにより4種類もあります。第一声から四声まであり、これを、「声調」または「四声」といいます。第一声での「マ」は「お母さん」、第二声では「麻」、第三声では「馬」、そして第四声では「罵る」という意味になり、発音で全く違う意味になってしまうのです。

そして、「ピンイン」と呼ばれる、中国語漢字の読みを表す発音表記です。ローマ字の通りに読めるものもありますが、日本語にない発音もあるので、ここもしっかり学習が必要なポイントでしょう。

まず始めに練習すべき点は、この発音です。自分でしっかり発音の区別ができ、確実に聞き分けられるようになることが、中国語マスターへの第一歩です。

文法:語順が大切

次に特徴的なのが、文法です。後にも触れますが、例えば中国語には動詞や形容詞の活用がありません。そのため、ポイントとなるのが語順です。日本語には「てにをは」などの助詞があるので、これを間違えなければ、語順が多少違っていてもおおよそ意味が通じます。例えば、「私は 買い物へ 行きます。」「買い物へ 私は 行きます。」のように、前者が自然ではありますが、後者でも意味は十分通じますよね。でも、中国語ではこのやりかたは通じず、単語を正しい順に並べる必要があるということです。

基本の文法の形は「SVO」または「SVOO」であったり、否定語を否定する事柄の前に置いたりと、英語に近いところが多いとも言えます。

英語など他の言語と違うところ

ちょっと難しそうなポイントが続いてしまいましたが、他の言語と違って簡単、また学習が楽に感じられるポイントをお伝えします。

・動詞、形容詞の活用がない
国語の授業で、動詞・形容詞・形容動詞の活用表を学習した記憶がある方もいるかもしれません。また、英語も「go」が「went」「gone」などと活用しますが、中国語にはこれがありません。覚えた単語をそのままどんな文型においても使えるのです。

・男性名詞・女性名詞がない
ヨーロッパ言語を学習したことのある方は、この点にストレスを感じたかもしれません。例えばスペイン語では、ワインは男性名詞でビールは女性名詞、めがねは女性名詞で帽子は男性名詞です。それによって使われる冠詞もなりますが、中国語にはこの区別がありません。ここは、日本語と同じです。

・名詞の単数形・複数形、冠詞がない
中国語において、「An apple」 「two apples」と、単数複数で悩む必要はありません。そして、「a」「an」「the」のような冠詞もありません。

まず発音と文法を抑えてしまえば、あとは意外とすんなりできるような気がしてきませんか?どんな言語でもそうですが、自分の母語にはないものと、自分の母語に近いものがあります。その、母語にない点を徹底的に集中して学習し、スムーズにできる部分は簡単に済ませる、といった学習のメリハリをつけることで、効率的に無駄なく学習することができるのです。

3.中国語をどうやって学習する?

さて、中国語の特長や学習のポイントがわかったところで最後に、具体的にどこで誰に習ったら良いのか、いくつかの方法とポイントをご紹介していきます。

日本語ができる先生に習おう

第一のポイントは、日本語が話せる先生を選ぶことです。中国語ネイティブか、日本人で中国語を話せる人かは、好みが分かれるところかと思います。日本語が話せる人の方が良い理由は、日本語で質問ができること、日本語にはない発音のコツを教えてもらうことができること、などがあります。

先生自身に日本語を話す力がないと、わからないところや複雑な点などがあっても、質問することができない、あるいは質問できたとしても先生の言っていることがわからない、という点がネックになります。また、日本人にとって複雑な発音の仕方(口の形や音の出し方など)は、ネイティブにはうまく説明できないこともありますので、体験レッスンなどで相性も含めて確認してみると良いでしょう。

・独学が難しい理由とは​
先生につかず、テキストなどを使って独学で勉強する方法もありますが、中国語に関してはあまりおすすめしません。一番の理由は、やはり発音面にあります。音声を聞き、自分で発音してみるだけでは、「本当にその発音(音の出し方)で合っているのか」がわかりません。

録音して自分で聞いてみるという方法も可能ですが、日本語にない発音がある限り、正しいと思っていても意外と間違っていたり、その逆もしかりだったりします。そのため、正しい方法やコツを直接教わり、自分の発音を聞いて修正してくれる存在があることで、後になってついてしまった癖を直す手間も省け、効率的と言えるでしょう。

もし独学で頑張る場合は、挫折を防ぐために、一緒に学習する仲間がいるとベストです。たとえ周囲にいなくても、アプリなどで仲間を募ることもできるので、利用してみると良いでしょう。

実際に中国語を習う場所は?

では、先生はどのように探したら良いでしょうか。いくつかの方法とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介しますので、自分に合った方法を探ってみてください。

1.中国語教室、英会話スクールの中国語コースに通う
個人で開いている教室から、大手スクールまで様々な規模があります。また、レッスン形式もグループとマンツーマン、オリジナルテキストを使用しているのか市販ものなのか、など様々なスタイルがあります。直接対面で教えてもらえることや、グループレッスンならば一緒に頑張る仲間を見つけられることがメリットで、デメリットとしては費用が比較的高くつくことです。

2.カフェや公共の施設を利用しているレッスンを探す
周りの目や雑音が気になることもありますが、マンツーマンで、比較的安価に習えることがメリットです。また自分の教えてもらいたいこと、やりたいことに集中できますが、決まったカリキュラムがないことが多く、レッスン内容が一貫しないことがデメリットとも言えます。

ネットや駅前の掲示板で見つけたり、「ストアカ」「サイタ」などといった仲介アプリを利用したりする方法があります。

3.オンラインサービスを利用する
英会話同様、中国語のオンラインレッスンサービスも充実しています。ネット環境により映像や音声が安定しなかったり、直接対面していない分、コミュニケーションが取りにくくなったり相手の言っていることがわかり辛かったりすることがありますが、何よりも安価に気軽に始められる点がメリットです。

大切なのは、楽しむことと、継続すること

さあ、中国語を学習してみたくなりましたか?どんな言語でも習い事でも、必ず飽きてしまったり挫折を感じてしまったりして、辞めたくなることがあると思います。でも、重要なのは、細々とでも続けていくことです。特に語学は、普段使っていない限り学習してもすぐ忘れてしまいます。定期的に言葉に触れること、そして何よりも大切なのは、学習を自分自身が楽しむことです。

少しずつできることが増えたり、人とコミュニケーションが取れるようになったりすると、もっと頑張ろう、次はこういうことができるようになりたい、とモチベーションが上がってきます。その喜びを忘れずに、ぜひ新しいことにどんどんチャレンジしてください。中国語で、みなさんが新しい未来を切り開いていくことを、願っています。

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