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スペイン語があれば世界を旅できる!はじめてスペイン語を学ぶ方へ

スペイン語があれば世界を旅できる!はじめてスペイン語を学ぶ方へ

スペイン語と聞いても、あまり身近に感じないしピンとこないという人も多いでしょう。でも、スペイン語が話せることで、スペインだけでなく中南米など、世界のあらゆるところで活躍できるのです。実は日本人には学習しやすいスペイン語、はじめて学習してみたい人へ、その魅力と学習のヒントをお伝えします。

みかんサンド

この記事のアドバイザー

みかんサンド

海外在住ブロガー


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目次

1.スペイン語って、どんな言語?

まずは、スペイン語とはどのような言語なのかについて見ていきましょう。「スペイン語」とだけ聞くと、スペインで話されている言語と思われますが、実はスペイン以外でも、世界中で話されている言語なのです。

こんにちは!

世界第4位の話者数

いろいろなデータがありますが、スペイン語を母国語とする人の数は、中国語に続いて世界第2位。英語を母国語とする人よりも多いのです。さらに、第2言語とする人を含めた話者数としては、英語、中国語、ヒンディー語に次いで世界第4位で、5億2700万~5億3900万人と言われています。英語話者の半分に満たない程度ではありますが、日本語話者が全体で1億3000万人ほどですから、その差は圧倒的です。世界の5億人と話せると思うと、わくわくしてきませんか?

世界20カ国の公用語

スペイン語は、スペインの他、アルゼンチン、チリ、コロンビア、コスタリカ、メキシコなど、中南米諸国の合計21カ国で公用語とされている言語です。最近では移民の関係などから、アメリカにおけるスペイン語話者数は、英語のそれを上回ったとも言われています。中国語は中国、ヒンディー語はインド以外の国で使用されている率が非常に低い一方で、スペイン語は上記のような、世界の様々な国で使用されていることが大きな特長です。

さらに、インターネット上で使用されている言語はスペイン語が第3位で、約4.2%。第1位の英語は59.3%、2位のロシア語が8.4%、日本語は第8位で2.4%ですので、日本語と比較すると、その情報量の多さも見てとれます。英語の次に別の言語を学習したい人、世界を相手に仕事をしたい人、マチュピチュやウユニ塩湖など観光名所の多い中南米へ旅行してみたい人などには、ぜひスペイン語がおすすめです。

朝のスペイン広場の馬車

日本人には学びやすいと言われる理由

日本語の中に溶け込んでいるスペイン語はあまり多くなく、スペイン語という存在は、日本人にはあまり馴染みのない存在かもしれません。でも、実はスペイン語は、日本人にとって非常に学習しやすい言語なのです。その理由は主に2つ。1つ目は、読み方に規則性があり、単語はほとんどローマ字読みで読めてしまうという点です。英語の発音にはイレギュラーなものも多く、例えばbookとtoothでは「oo」の読み方が、capとcapeでは「a」の音の読み方が変わりますよね。

一方、スペイン語はルール通り、そしていくつかの例外を除いてローマ字読みをすれば、ほとんどの単語が読めるのです。例えば、cama(カマ=ベッド)、libro(リブロ=本)、computadora(コンプタドーラ=コンピューター)などです。2点目は、発音が日本語にとても近いことです。

意外かもしれませんが、日本人にとって発音しづらい音は片手で数えるほどで、前述の通りローマ字読みをすればほとんどが通じます。ただし、発音の仕方は国や地域によって大きく異なるので、自分の行きたい国、興味のあるところの発音ばかりでなく、いろいろな音に触れておくことがおすすめです。

2.スペイン語を学ぶうえで知っておきたいこと

次に、スペイン語の特長についてもう少し詳しく見ていきます。スペイン語を学習する前に知っておくと、学習がよりスムーズになるかもしれません。

まずは慣れる為に聴くだけでも

英語ができる人は、習得が速い

英語が話せる人が第3の言語として学ぶ例も多いのが、スペイン語の特長。英語ができる場合は、できない人に比べて習得が速いことが多いです。これは、スペイン語に限らず多くのヨーロッパ言語、アルファベット言語に共通して言えることですが、その理由は、似たような単語が多いことと、文法などの規則が似通っていることが挙げられます。

例えば、「おもしろい」という意味のinteresante(インテレサンテ)は英語のinterestingとよく似ていますし、名詞だと、telefono(テレフォノ)はtelephoneとスペルも発音もほぼ同じ。このように、英語を知っていると、知らない言葉でもそのスペルや発音などから、意味が想像できる場合が多いのです。さらに文法も、日本語は主語の後、述語は1番後ろに置きますが、スペイン語は英語と同様、主語のすぐ後ろに動詞を置き、その後に目的語や修飾語を入れる形が多いのも特長です。

ただし、ここで私はスペイン語の前にまず英語を勉強しましょう、と言いたいわけではありません。あくまで、英語がわかる人は多少のアドバンテージがある、というだけで、英語ができなくても、スペイン語を学ぶことには全く何の問題もありません。

つまずきやすい、女性名詞と男性名詞

日本人にとって、最も難しいと感じるスペイン語の特長の1つが、女性名詞と男性名詞があるということです。無生物である「モノ」にも、文法上の男女があるのです。例えば、先に出てきたcama(ベッド)は女性名詞、computadora(コンピューター)も女性名詞ですが、libro(本)は男性名詞です。

当然、「なぜ?」という疑問がわきますが、この謎を解決するには、おそらく言語学や言語の歴史を学習する必要があるでしょう。この感覚は最初はよくわからないかもしれませんが、あまり深く考えず、1つ1つ覚えていきながら、こういうものなのだと受け入れるのがおすすめです。

壁にぶち当たっても闘う

動詞の活用数が、半端ない

もう1つ、非常に苦戦するのが、動詞の活用形がものすごく多いことです。例えば「食べる」という日本語は、主語が誰であっても、現在形であれば「食べる」という形は変わりません。私が「食べる」、彼が「食べる」、君たちが「食べる」といった具合です。しかしスペイン語では、主語によって、動詞の形が多様に変化します。

同じ現在形でも「食べる」の活用は6種類。「飲む」も「眠る」も「歩く」もそれぞれ6種類、そしてさらに、過去形、未来形、接続(仮定)法、とそれぞれに活用があるのです。なんだか気の遠くなりそうな話ですが、多くは規則性がありますので、1つ1つ全てを覚える必要はありません。ただ、この動詞の活用の多さが、多くの日本人学習者がぶち当たる壁であることは間違いないでしょう。

3.スペイン語を学ぶ方法

では、スペイン語を学んでみたいと思ったら、どのように学習したら良いのでしょう?最後に、いくつかおすすめの方法をご紹介します。自分に合ったスタイルをぜひ見つけてみてください。

他力を有効に

独学でもできる、けど…

個人的に、発音が難しい言語に関しては、実際に講師について学習することをおすすめしています。ただスペイン語は日本人にとって難しい発音が少ないため、ある程度は独学がしやすいと言えるでしょう。書店に行くと初心者向けの教材がたくさん出ていますが、できるだけCDなどの音声教材が付いているものを選んでください。文字だけよりも、耳と口をたくさん使って学習するのが、語学上達のコツです。

また、NHKのラジオ講座、テレビ講座もおすすめです。テキストは1ヶ月分でラジオは450円、テレビなら600円で購入でき、ラジオは専用のアプリを使えばいつでも好きなときに学習ができるので、手軽でおすすめです。

ただ、言語はあくまで人と人とのコミュニケーションツールです。「スペイン語の文献を読みたい」など特殊な目的でない限り、時々にでも、後述する方法で講師と実際にスペイン語で話す機会をつくってみてください。リスニング力、スピーキング力に磨きをかけることができますし、実際に使ってみることで、より学習のモチベーションが上がるはずです。

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教室に通う

しっかり、本格的に学習したい人には「スペイン語教室」に通うことがおすすめです。定期的に通い、宿題や復習などの必要性から適度な強制力がはたらき、学習が習慣化できることがメリットです。グループレッスンなら、同じような興味や趣味を持った人たちと知り合えたり、語学以外のカルチャーなども学べたりするのがポイント。パーティなどのイベントを開催するところも多いです。

首都圏などの都心部には多くのスクールがあり、レッスン時間にもよりますが、グループレッスンだと月謝が8,000~15,000円程度が相場です。地方在住や、都心まで出るのが難しい、という人も、英会話スクールなどでスペイン語講座を開講しているところがありますので、問い合わせてみてはどうでしょうか。

オンライン・カフェでの学習もおすすめ

教室に通うまでではないが、講師につきたい、自分のペースでレッスンをしたいという人には、オンラインレッスンがおすすめ。各スペイン語教室にはオンラインプランを提供しているところもありますし、「カフェトーク」など、学びたい人と講師をマッチングさせるサービスもたくさんあります。カフェトークなら1レッスン1,000円程度から受けられ、いろいろな講師を試してみることが可能。気軽に、自分に合ったスタイルを探すことができますね。

また、「サイタ」などでは、対面式レッスンのマッチングをしてくれます。講師と相談し、お互いの行きやすい場所にあるカフェや、公共のスペースなどを使用してレッスンをするスタイルです。オンラインに比べて講師が見つかりにくいという点はありますが、オンラインの距離感が苦手、実際に顔と顔を合わせたい、という人にはおすすめです。

スペイン語を学ぶことで、世界が広がる

スペイン語を習得した後の味は別格!

スペイン語を話せると5億人と話すことができ、人間関係だけでなく、人生における様々な選択肢が広がります。日本ではまだまだマイナーなスペイン語ですが、スペイン語圏には、日本ではまだ馴染みのない、おもしろいカルチャーがたくさんあります。本場のフラメンコを見に行ってみたい、メキシコ料理を食べに行きたい、ウユニ塩湖で写真を撮りたいなど、スペイン語ができたらやってみたいこと、行ってみたいところを、ぜひたくさん見つけてみてくださいね。

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