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終活アドバイザーをはじめる方へ!試験内容や資格の活かし方をご紹介

終活アドバイザーをはじめる方へ!試験内容や資格の活かし方をご紹介

昨今多くの中高年が意識をするようになった「終活」。でも具体的に何をすればいいのかわからない、という人へ様々なアドバイスや、終活への理解を広げる活動を行うのが「終活アドバイザー」です。今回は、終活アドバイザーの試験内容や必要な知識、資格の活かし方などを解説します。

えりりこ63

この記事のアドバイザー

えりりこ63

元日本語教員で2児の母


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目次

1.終活アドバイザーは人生の「エンディング」をサポート

人生の終わりを迎えるための活動、終活。その内容や選択肢は人それぞれですが、生前の身の回りの整理、年賀状の打ち切り、葬儀の内容の希望や遺言、遺産に関する情報などをまとめておくなどやることはたくさんあります。そんな人生の「エンディング」に関する様々な相談、アドバイスを行うのが終活です。

終活アドバイザーとは

終活アドバイザーは「NPO法人ら・し・さ 終活アドバイザー協会」の認定資格です。終活に関する基本的な知識はもちろん、自身の希望を記しておく「エンディングノート」に関するノウハウなども学びます。資格取得後は終活アドバイザーとして終活に関する疑問や悩みに答えられるだけでなく、相談者が保険や相続などの手続きに行く際に同行することもできるのです。

終活アドバイザーは高齢化が進む中で注目を浴びる資格の1つですが、最近は40代、50代のうちから終活を始める人も少なくありません。

終活は誰しもに平等に訪れる「死」に関わるものなので、不安や疑問を抱える方たちをサポートする資格として、取っておいて損はありません。また、自分で終活に関するビジネスを立ち上げようと思っている人は、終活アドバイザーの資格があると箔が付くので、ぜひ取得することをオススメします。

人生の最後に寄り添い、よりよいアドバイスを

終活カウンセラーとは違うの?

終活に関する資格には終活アドバイザーの他に「終活カウンセラー」というものもあります。2つの資格の最も大きな違いは運営元です。終活アドバイザーは終活アドバイザー協会、終活カウンセラーは一般社団法人終活カウンセラー協会が作った資格で、その内容や資格取得のために必要な受講講座、金額なども異なります。

終活カウンセラーについて参考までにご紹介すると、初級・上級・インストラクターの3段階があります。初級は自分のエンディングノートが書けるようになるレベルですが、上級以上は、終活にあたっていろいろな専門家や施設との橋渡しをする役割を担い、インストラクターは終活カウンセラーを育てるだけの技量を求められます。全ての資格を取得しようと思うと費用はなんと30万円。本格的に終活カウンセラーのインストラクターとして仕事をしていきたいのであれば、取っておきたい資格ではありますが、自身の終活を行う範囲内であれば、あまり必要ないかもしれません。

2.終活アドバイザーになるには

ここからは終活アドバイザーになるために必要な情報をご紹介していきます。終活アドバイザ-の資格取得のための学習内容は意外と幅広いです。資格取得の為に必要な受講講座、取得後に必要な会費などもあるのでしっかりとチェックしましょう。

終活アドバイザーの学習内容

終活アドバイザーの資格を取得するには、

・終活とは何か
・エンディングノートの書き方
・金融資産、不動産
・年金や公的医療、介護保険
・高齢者施設
・高齢期の医療・介護に関する問題
・相続についての知識
・葬儀やお墓に関する知識

などを学ばなければなりません。お金や医療、介護、そして葬儀と本当に幅広く勉強するんですね。これらの知識は終活アドバイザーとしてももちろん必要ですが、自分が年を取ったときにも役立つものなので、しっかりと勉強しておきたいものです。

自分が書くだけでなく、書き方も伝えられるように

資格の取得方法

終活アドバイザーの資格を取得する方法は1つ。「ユーキャンの終活アドバイザー講座」を受講することです。こちらの講座で毎月の添削課題を提出し、4か月目のマークシート試験に合格すれば、資格がもらえます。

試験は正解率60%以上で合格、自宅受験で制限時間もないので、テキストをしっかり読んで勉強し、添削課題にきちんと取り組んでいれば、高確率で合格することができるでしょう。

もし不合格になってしまった、忙しくて学習が遅れてしまったという場合にも、終活アドバイザー講座は最長8か月までサポート可能なので、諦めずにチャレンジできるのも有難いですね。

終活アドバイザー講座でかかる費用
一括払い:35,000円
分割払い:35,760円(2980円×12回)
(税込)

わかりやすい3冊のテキストとエンディングノート、隙間時間にスマホやパソコンで勉強できるコンテンツの利用や講師への質問など、サポートも手厚いので、決して高い費用ではないかなと思います。

終活アドバイザー協会への入会が必須

ユーキャンの終活アドバイザー講座を受講、合格したら終活アドバイザーの資格取得は終了!ではありません。実は、試験合格後には終活アドバイザー協会に入会し、登録申請をする必要があります。ここまでして初めて、終活アドバイザーとしての認定証をもらうことができます。

終活アドバイザー協会への入会には費用がかかります。入会費4,000円、年会費6,000円の計10,000円です。ということは、終活アドバイザーの資格取得に必要な費用は45,000円。その後も年会費6,000円は毎年必要となってきます。勉強した内容や年会費を無駄にしないためにも、本格的にこの資格を活かした活動をしたい、終活アドバイザー協会の会員誌が読みたい、セミナーに積極的に参加したいなどの目的がある人にオススメしたい資格です。

3.終活アドバイザーの資格はどう活かせる?

終活アドバイザーは民間資格なので、就職活動などで有利になるといったメリットはあまりありません。しかし、資格を持っていることで得られる特典や、資格を仕事に活かすことは可能です。

終活アドバイザー資格があると得られるもの

前述の通り、終活アドバイザーを名乗るには年会費6,000円が必要です。年会費を払うことによって得られるメリットは、「終活アドバイザー」を名乗ることができる他にもあります。

・定期的に発行される会員誌を無料購読できる
・協会オリジナルのエンディングノートを特別価格で購入できる
・会員専用ページにログインし、終活に関する様々な情報を閲覧できる
・優待料金で終活セミナーに参加できる

無料の会員誌や専用ページを活用するだけでも、6,000円の価値は十分にあると思います。また、セミナーでは有益な情報を講師から生で聞くことができ、価値のある時間を過ごすことができます。

様々な地域から来る他の参加者との交流の場にもなりますので、活動の場を広げたいと考えている人には非常にオススメです。

終活のアドバイスやサポート

仕事に直結せずとも、終活アドバイザー講座で学習した内容を活かし、家族や友人などあなたの周りにいる人たちの終活に関する悩みや疑問に応えることができるのも終活アドバイザーの魅力。一緒にエンディングノートを書いたり、様々な手続きに立ち会ったり、ちょっとした相談に乗ったり…サポートできることはたくさんあります。

もちろん、ご自分やパートナーの終活の際にも終活アドバイザーの知識は大活躍しますよ。また、終活に関するサポートを行っているボランティア団体などもありますので、そこに所属して資格を活かすことも可能。

資格を仕事に結びつけることが難しいという人も、こういった活動で勉強した知識、また会員誌などから得た情報を活かしてみてはいかがでしょうか。

終活のNPOなどで活躍するチャンスも

別の専門資格があると尚良い

終活アドバイザーの資格を仕事に活かしたい!という場合には終活に関する会社を立ち上げたりするのも良いでしょう。また、他の資格とかけ合わせることにより、両方の資格を友好的に活用できるようになるのでオススメです。

例えばケアマネジャーと終活アドバイザーの資格を持っていると、介護や医療だけでなく、同時に相続や遺言、葬儀についてなどの相談にも乗ることができます。利用者やその家族と信頼関係の厚いケアマネジャーが、終活についてもアドバイスをくれれば安心ですよね。

健康管理だけでなく生活に直結するケアができる

続いてオススメなのがファイナンシャルプランナー(FP)。税金や保険、年金などお金に関する様々な知識を持ち、アドバイスを行うファイナンシャルプランナーが終活アドバイザーの資格を持つことで、高齢期の生活やお金について、より的確なアドバイスをすることができるようになります。相談者に提案できるライフプランの幅が広がることで、より多くのクライアントを抱えることができるようになるかもしれません。

老後・死後の資金管理に適切な助言ができます

更に、行政書士にも終活アドバイザーの資格は有効です。行政書士は法律に関する知識も深いので、終活に関して法律の面からもアドバイスが可能。遺言書の作成や相続などについての手続きを自ら行うことができるので、終活に関するアドバイスができる行政書士という独特の立場を築くことができるのではないでしょうか。

遺言・相続の面倒な処理を整理してくれます

終活アドバイザーとして「エンディング」をサポートしよう

終活アドバイザーはその人の人生の「終末」について共に考え、寄り添い、サポートする重要な立場です。

誰もが迎える「老い」や「死」に伴う必要な手続きはたくさんありますが、知らない、わからないという人も多いです。ボランティア、仕事、どんな形でも構いません。終活アドバイザーとして得た知識でたくさんの人のエンディングの手助けができると良いですね。

初めての終活アドバイザー試験、ぜひ多くの事を学んで、一発合格を狙ってみてください。

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