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国際化社会で生きる人々に、初めてのTOEIC受験に向けて

国際化社会で生きる人々に、初めてのTOEIC受験に向けて

就職に向けて、また会社での昇進などにTOEICで良い点数を取ることは絶対に有効です。また海外出張や海外旅行などに、英語はもはや必須と言ってもいいでしょう。そこで今回、初めてTOEICを受験する方向けにおすすめの書籍や効率的な勉強法などをお教えしたいと思います。

ソルティライチ

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目次

1.まずはTOEIC参考書の選び方から

TOEICとは何か

TOEICとはTest of English for International Communicationの略であり、「トーイック」と発音します。日本語に直すと国際コミュニケーションのための英語のテスト、正式には「国際コミュニケーション英語能力テスト」となります。開発したのはアメリカの非営利団体で、TOEFLも実施している教育試験サービス(ETS)です。ひとことにTOEICといっても幾つか種類があり、通常TOEICといったら聞き取りと読み取り能力を測るListening & Readingテストの事を指します。その他にも話す能力と書く能力を測るSpeaking & Writingテスト、学生などの英語初心者向けのTOEIC Bridgeテストなどがあります。ここでは一番メジャーなTOEIC Listening & Readingテストの解説を行っていきます。
 
日本ではかつては英語の能力を測るのは英検が主流でしたが、現在ではTOEICが主流になっています。ただ、日本人の提案によって日本人向けに作られたテストであるがゆえに、国際的にはTOEICは決して主流とは言い難いのが現状です。
 
TOEICは聞き取る力を測るListeningセクションと読み取る力を測るReadingセクションに分かれます。点数は5点刻みの10点~990点で、各セクションが495点づつの配点になっています。点数は正解数ではなく、統計的な計算法で出されるため、その時々のテストの難易度によって点数が変わることがないように考えられています。

まずはTOEIC公式問題集から試してみよう

まずTOEIC対策ではじめにやるべき事、それは最新のTOEIC公式問題集で実際にTOEICと同じ形式で問題を解いてみることです。ちゃんと時間も計り、問題集の指示通りに計算すれば、点数も出すことが出来ます。最初ですので、点数は低くて当たり前、あまり点数自体は気にしないようにしましょう。

公式問題集で自分の実力が分かったら、次はその同じ問題集を2回、3回と解いていきます。間違った箇所で同じ間違いをしないように、いくら時間をかけても構いません。CDを繰り返し聞き、解説をよく読みこんでください。飽きて問題を解く気が無くなるまで、繰り返し問題を解きます。

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5

新形式問題に対応した公式教材最新刊。 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5から、付属CDのリスニング音声の他、特典としてリーディングセクションの音声をスマートフォンやPCにダウンロードしてお聞きいただけるようになりました。

その他の参考書類の選びかた

その他のTOEIC関連の参考書の選び方ですが、基本的にTOEIC公式問題集と同じ形式の問題集をひたすら解くことが最も効果的だと思います。古いTOEIC公式問題集を解いてみてもいいでしょう。TOEICに出てくる単語やイディオムは、TOEICならではのものが多いです。通常の英語の単語帳をひたすら覚えるより、TOEIC問題集に出てくる単語をそのまま覚えてしまうほうが効率がいいように思えます。

リスニングもTOEIC問題集についてくるCDをひたすら何回も聞きましょう。英語に耳を慣らすために英語のラジオ(今はインターネットでいくらでも英語のラジオが聴けます)を聴くのもいいのですが、大抵TOEICのリスニングのスピードより速いので、最初のうちは聞き取るのは難しいでしょう。

TOEIC問題集を何冊ぐらい解けばいいかというのは、目標とする点数等によって個人差がありますが、一般的な町の本屋さんにおいてあるTOEIC問題集は全て解くくらいのつもりでいてください。つまり10~20冊くらいは繰り返し解きます。これが出来れば800~900点台はかたいと思います。

2.勉強方法やモチベーションの保ち方

勉強の仕方:リスニング編

具体的な勉強法ですが、リスニングの場合、飽きてもう聴き込む気力がなくなるまでCDを聴き込みましょう。また、聴き込んでいくうちにTOEICの問題の傾向も分かってくるようになります。リスニングのスピードはセンター試験のリスニング問題とほぼ同じか、やや早い程度です。つまりネイティブの英語や英語のラジオ放送よりかなり遅めです。

最初のうちは本文を見ながらでもよく聞き取れない事も多いと思いますが、聴き込んでいくうちに必ず聞こえるようになります。英語のリスニングは質よりも量だと思っています。是非根気よく勉強を続けてください。

勉強の仕方:リーディング編

リーディング編の勉強方法ですが、読解力と文法力が問われるので、解説を読んでも解らない文法についてはネットでも文法書でもいいので改めて勉強しなおしておきましょう。文法が完璧でも、読解スピードが遅いととても時間内に全問題を解くことは出来ません。繰り返し問題集を解いて、文を素早く読めるようになっておきましょう。

普段から洋書などを読んで、読解スピードを上げるのも一つの手ですが、TOEICのリーディングでは主にビジネス関連の文章を読むことになります。洋書を読むのは気晴らしにはいいですが、一番効率がいいのはTOEICの問題集を1冊でも、1回でも多く解くことです。リスニング同様、質の良い文、質の良い勉強法よりも、量を読むことで読解スピードは上がってきます。

モチベーションが続かなくなってきたら

TOEICの勉強を始めた時はそれなりに目的意識と熱意があったと思うのですが、初めてしばらくたつとそれも失われがちです。それでは、TOEICの勉強のモチベーションが下がってきてしまった時に、どうすればそれを持ち直すことが出来るでしょうか。これは人それぞれやり方が違うと思いますが、一つのやり方としては、一度TOEICの事を忘れ、何か好きな事を英語で楽しんでみる事をおすすめします。

洋画を英語の字幕で見てみるのもよし(デジタルなら簡単に設定できます)、洋楽の英語の歌詞を調べて歌ってみるのも良し、洋書を読んでみるのも良し。好きな漫画やアニメ、ゲームの英語版を探してみてもいいでしょう。自分の好きな物事と英語を結びつけることによって、英語学習のストレスを少しでも緩和させることが出来ると思います。そしてしばらくしてTOEIC学習の気力がわいていきたら、また新たな気持ちで取り組んでみましょう。また、最近では英語学習のためのアプリがたくさんあります。ゲーム感覚で出来るものもあるので、勉強とは思わず遊び感覚でやってみても良いかも知れません。

3.はじめてのTOEIC本番にむけて

準備、費用、予備知識など

TOEICの申し込みは企業などで一括で行う場合を除き、インターネットかコンビニの端末から行うことになります。基本的には2~3か月先のテストに申し込むことになります。受験料は6千円弱です(消費税によって変動します)。

試験会場はあなたの申し込んだ際の住所によって変わります。主に学校が試験会場になります。試験会場までの行き方は事前に良く調べておきましょう。時間になったら指導員の方の指示に従ってください。また試験中に退室して戻ってくる事も出来ますが、再び問題を解くことは出来ません。トイレなどは事前に済ませておきましょう。

いよいよTOEIC本番!

いよいよTOIEC本番になったら後は、今まで問題集を解いてきたとおりに問題を解いていくだけです。リスニングの際の問題のスピードや難易度は公式問題集の通りです。リスニングは45分間で、基本的には放送によって流されます。練習と違い本番では人の咳払いや紙やペンの物音で聞きづらい箇所もあるかもしれません。問題文は公式問題集どおり2回流れますので、あせらず平常心で臨みましょう。

リスニングが終わったらリーディングです。75分の時間がありますが、TOEICはリーディングの文章が長く、ゆっくり読んでいたら時間が足りません。解らない所に時間を余り割かず、分かる所から優先的に解いていきましょう。早めに終われば一時退室することもできますが、できれば見直しをする時間に使ってください。一度退室をすると、問題を再び解いたり見直しすることは出来ません。

その後もTOEICを受け続けよう!

試験結果は基本的には試験から1か月以内に郵送で届きます。また、インターネットなら試験17日後に確認することが出来ます。点数は正解数ではなく、統計を用いた換算値によって出されます。なので、TOEIC公式問題集で出した点数の出し方とは異なります。

なお、TOEICの点数に有効期限はありませんが、TOEICを運営するETSによると、英語の能力は日々変わるものであり、基本的に2年間くらいを目安に試験を受けて欲しいとしています。企業などから見てもあまりにも古いTOEICの結果は信用性が低いと思いますので、必要に応じてTOEICの結果を更新しておくといいでしょう。

実践で使える英語能力を身に着けよう

TOEICの試験を頑張って、TOEICでいい点が取れるようになっても、実際に仕事や留学などで問題なく英語を使いこなせるようになるには、まだまだ勉強が必要です。今回解説したのはTOEIC Listening & Readingテストですが、英語を話す、書く能力を測るTOEIC Speaking & Writingテストを受けてみるのもいいでしょう。TOEICはビジネス英語をふんだんに取り入れているので、実際のビジネスでも役立つはずですが、実際に英語を使う場ではTOEICには出てこない専門用語なども覚えていく必要があるでしょう。必要に応じて、英会話を習ったり(最近はオンラインで安価に英会話レッスンを受けることが出来ます)、文章の添削サービスを使って実践で使える英語力を養いましょう。

TOEICで高得点を取ることは勿論英語の上達にもつながりますが、TOEIC受験はあくまでもスタート地点に立った状態です。これからはもっと長期的な視点で英語の学習を行っていきましょう。みなさんがそれぞれ必要に応じた英語力を身に着け、世界で活躍されることを願っています。

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