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【はじめての介護支援専門員】医療・介護に携わる人へさらなる高みを!介護支援専門員を目指して

【はじめての介護支援専門員】医療・介護に携わる人へさらなる高みを!介護支援専門員を目指して

介護支援専門員という職業は医療、介護職の人なら多くの方が知っている職業だと思います。ケアマネージャーとも呼ばれ、例えば利用者さんや患者さんのケアプランなどを作成して生活を支援します。しかし受験には条件があり、はじめてケアマネ試験を受けたい方へ合格までの流れをご紹介したいと思います。

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目次

1.介護支援専門員とはどんな職業?

介護支援専門員は、生活課題を解決していく職業

介護支援専門員とは通称「ケアマネージャー(ケアマネ)」といい介護や介助が必要な患者さんや利用者さんに対して本人およびご家族と話し合って適切なサービスを受けられるよう計画を立案し、それを調整する職業です。自分で計画したプランに合わせて本人および周囲の人が動いていくので、介護の現場において中心的な役割を担うことになり、その分責任も重大です。利用者さんと直接面会し、ご家族も含めて面談を行い、生活課題を見つけそれに基づいたサービスを提供していきます。

介護保険制度の下開設された公的資格で1998年に第1回の資格試験が始まり毎年10月に年1回開催されています。合格率は初回は44.1%でしたがだんだん合格率が下がり2018年には10.1%と過去最低の合格率を記録するなど難関な試験です。

介護支援専門員の具体的な仕事内容

完全に自立した生活が困難な介護や介助が必要な方が適切な介護サービスが受けられるよう介護計画(通称:ケアプラン)を作成していくことが主な仕事です。利用者さん側と介護施設側との間に入って仲介役を行い実際に受けていただくサービスを調整していきます。

まず利用者さん本人とお会いし本人およびご家族とインテーク(課題を抽出するための初回面接)を行い課題を抽出していきます。ただ会話をするだけでなく、話しやすい環境を作りながら、困ったいることを引き出したり細かく観察しながら課題を把握し、必要な環境やサービスを判断していきます。

そして課題をもとにケアプランを作成していきます。ケアプランを作る際、利用者さんの残存機能を改善または維持を目的とするように計画を立案していきます。そして立案したサービスが受けられる施設と調整を図り具体的にどこでどんなサービスを受けるのか決定していきます。そして利用者さんと施設を含めて「サービス担当者会議」を行い双方で合意がなされれば決定していきます。そしてケアプランを完成させ利用者さん側に改めて合意を頂きサービスがスタートしていきます。

そして定期的に「モニタリング」を行いサービスの満足度や新たな課題や要望などを抽出し、再度ケアプランを更新していきます。

2.介護支援専門員になるには?

介護支援専門員の受験資格

介護支援専門員の資格試験を受験するにはある一定の条件があります。国家資格に基づく業務および相談業務において5年以上かつ900日以上の実務経験が必要です(勤務形態は不問)。そのため誰でも受験できる試験ではありません。

例えば実務経験3年以上を通して介護福祉士の資格を取られた方であれば介護福祉士としての実務経験が別に5年以上必要となるので、ケアマネの受験は最短でも8年後ということになります。ちなみに受験者の約半数は介護福祉士の有資格者だそうです。※ちなみに年齢制限はありません。

介護支援専門員の受験対象資格
国家資格 医師、歯科医師、薬剤師、助産師、保健師、看護師、准看護師、視能訓練士、義肢装具士、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、灸師、柔道整復師、管理栄養士、精神保健福祉士、歯科衛生士、栄養士
相談援助業務 生活相談員、支援専門員、主任生活相談員、相談支援専門員

介護支援専門員の試験対策について

試験対策は主に過去問テキストによる勉強が一般的です。自分で勉強が困難な方に対しては通信講座やセミナーもあるのでそちらの利用もおすすめです。人それぞれですが、一般的に試験の1年前から対策を始めるのが好ましいとされていて1日30分でいいから毎日対策に充てる時間を作るようにとおっしゃる方もおられ、勉強方法や期間や時間は自分にあったやり方でいいと思います。

しかし分からないことや知らないことをそのままにするのはよろしくありません。過去問を解いてみて分からないところは調べて分かるようにすることが好ましいです。しかしそれでも勉強してたのに2択で迷ったりすることは必ずあります。それは選択肢を狭められているという意味で良い傾向でもあるし、この試験はどれだけ勉強してても必ずといいていい程分からない問題が出てきます。受験対策において「割り切る」という考え方も必要です。学べることは最大限勉強し、でも完璧主義にもならないことも大事だと思います。

3.介護支援専門員採用までの流れ

介護支援専門員の受験期間について

受験願書は全国の自治体の役場などで6月上旬(5月下旬)~6月下旬に無料で配布されています。その期間が願書の提出期間です。必要事項を記載し後日送られてきた受験票を持参し会場で受ける運びです。試験内容は5肢択一の複数選択マークシート方式です。選択した全てが合って特典になります。試験時間は120分です。問題は介護支援分野が25問、介護医療福祉サービス分野が35問の計60問出題されます。それぞれで合格率7割以上が合格ラインとされています。

※受験日までに実務経験の条件を満たしていれば受験可能です。そして受験後の指定日以内に改めて「実務経験証明書」を提出しなくてはなりません。また、2回目以降の受験地が同じ都道府県の場合は「実務経験証明書」は提出免除になります(別の都道府県での受験は再度提出が必要です)。

介護支援専門員の実務者講習について

試験に合格した方は「介護支援専門員実務者研修」という研修を受けなくてはなりません(10月の試験も正確には「介護支援専門員実務者研修受講試験」と言ったりします)。延べ44時間の研修があり、受講して研修をパスすることができたら、各都道府県にある「介護支援専門員資格登録簿」に登録可能となり介護支援専門員として業務に携わることができます。従事後も研修が時折あり、5年毎の更新研修や新人研修など有資格者をサポートするような体制もあります。

介護支援専門員は、生活改善を支援していく仕事

ケアマネージャーは介護職や医療従事者などが目標にしている方が多く、毎年受講者の多い人気の職業です。ステップアップのために取る方に加え、転職はしなくても持っていることでその分野の知識も携えている繋がるため、資格をとって活用しなくても現職を継続していく上でも十分有利になる資格です。元々の職業もケアマネも体の不自由な方のサポートをする仕事です。そのため責任が重く一つのミスが利用者さんの人生を変えてしまうかもしれません。

ケアマネは直接治療をする仕事ではありませんが、本人や家族、および施設と直接的に接して関わっていくため、密に関係を気づいていく必要があるため、高いコミュニケーション能力が必要となります。会話や人と接することが苦手な方も中に入ると思いますが、患者さんのニーズを聞き出したり信頼されたり、施設側とは利用者にプラスになるような交渉ができるくらいの能力は必要不可欠だと思います。また、専門職のため専門的な知識が豊富に必要になります。それに加え事務的な能力、一人ひとりに合わせた業務遂行能力なども必要で資格を持った人でないと分からないような苦労が多々あります。そして何より、人が好きで人の役に立ちたいという優しい気持ちも必要で技術面も精神面も高いスキルが必要な職業です。

2018年から制度が変わり、一部の受験者に免除されていた問題がなくなり一律で全問受験となったり、介護職や相談員の受験資格が変更になっています。変更点を気をつけて受験勉強をコツコツ行い、自分自身に色を一つつけられるよう頑張って欲しいと思います。

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