「はじめて」をわかりやすく。

【はじめての有料制通勤電車】座って出勤ができちゃう!たまにはリッチに有料制通勤電車に乗ろう

【はじめての有料制通勤電車】座って出勤ができちゃう!たまにはリッチに有料制通勤電車に乗ろう

毎日身動きが取れないほどの混雑した電車で通勤通学を強いられている方は大勢いると思います。最近大都市を中心に座席有料制の通勤電車を運行する鉄道会社が増えてきました。JRなどでは新幹線や特急電車の指定席はよく目にすると思いますが、それらとはどう違うのか、説明していきます。

left

この記事のアドバイザー

left

何でもチャレンジ系男子


CLOSE

目次

1.有料制通勤電車についての基礎知識

毎日の通勤通学に電車を利用している方、身動きがとれないほどの大混雑の中、毎日会社や学校に通われていることと思います。朝から精神的にも肉体的にもつらく、始業前からヘトヘトになっている方も多いのではないでしょうか。そして激務の後に家路につく電車も満員電車だと心身ともに疲れた体にさらなる追い打ちをかけるような感じになってしまいます。

そんな満員電車を避けるように大都市圏では通勤通学客を対象にした特別列車が走っています。一部の鉄道会社では以前から運行されていましたが、近年新たに導入を開始した鉄道会社が増え、元々運行していた会社も新型車両の導入や新たな種別の列車を運行させたりしています。

有料制通勤電車とは

定義としては、定期券+料金券で乗車可能な列車として、JR旅客各社や大手私鉄などで主に着席を提供することを意図して運行されている列車のことで、JRおよび私鉄の座席指定制特急列車や、私鉄の座席定員制列車、普通列車のグリーン車指定席および普通車指定席が該当します。特急自由席およびグリーン車の自由席は、着席が保証されていないためにこの定義には該当しないことになります。

呼び方は会社や路線によってによって異なりますが「ライナー」と呼ばれることが多く乗車するには乗車券の他に別途料金が必要です。同じように別途料金が必要な特急電車や新幹線とはまた趣が異なり、優等列車用の特別車両でなく一般の車両を使用したもの、座席指定制のもの、だんだん少なくなりつつありますが座席数分だけ整理券が販売される定員制のものなどがあります。

新幹線や特急電車とはどう違うの?

仕組みとしては特急電車の指定席と同じように乗車券の他に別途料金を支払って座席指定を受けます。特急電車との一番の違いは種別が特急ではないことでしょうが、客層を通勤通学客にあわせ、運行時間も基本的に朝の上り及び夕方以降の下りのみといったラッシュの時間帯に設定されています。そして特急電車で使用されるような特別車両でなく、一般の電車を使用していることが多いです。

乗車方法は座席指定制であれば特急と同様に駅の窓口もしくは指定席券売機で発券し、座席指定を受けその席に乗車します。定員制であれば乗車列車を指定し整理券を発券した上で当該列車の空いている席に乗車します。

特急と通勤ライナーはきっぷに関して大きく違う点があり、一般の特急は手持ちの定期券を乗車券代わりに使えないものがあり、乗車券も特急券も両方買わなければならないことがありますし。しかし通勤ライナーは手持ちの定期券を乗車券として使うことができ、それにプラス別途料金を支払って乗車することができます。

最近は駅の券売機で有人の窓口のように座席指定が可能です。

2.こんな電車が有料通勤電車になります

座席指定制を採用している通勤電車

通勤ライナーと呼ばれる電車は以前から一部の鉄道会社では運行していましたが、最近は今まで運行していなかった鉄道会社でも運行し始めています。そして首都圏では最近まで定員制だった列車が座席指定制に変更されたりと、現在は座席指定制の通勤ライナーが主流になってきています。

首都圏では以前から小田急電鉄や西武鉄道のラッシュ時間帯の特急が通勤ライナーのような役割を担っていました。そして東武鉄道、京急電鉄、京急電鉄、JR東日本では整理券を発券した定員制の列車を運行していましたが、このうち私鉄の3社は座席指定制に変更され、JR東日本は多くの通勤ライナーが特急に格上げされる形で座席指定制に変更されています。そして最近は西武鉄道、東急電鉄、京王電鉄でも通勤ライナーの運行を始めています。

小田急電鉄のロマンスカー。本来は箱根方面の観光客を対象に半世紀以上運行され続けているが、ラッシュ時間帯は通勤通学客が大半を占めるビジネス特急の顔を持ってます。

整理券制を採用している通勤電車

首都圏では以前は整理券を発券した定員制の通勤ライナーが多く走っていましたが現在はJR東海道線を走る湘南ライナーのみが運行されています。座席指定制の電車と同じように駅の窓口や指定席券売機などで購入しますが、列車のみの指定で席は乗車する電車の空いている席に着席します。首都圏では座席指定制に変更されたりJRでは特急電車に格上げする形で座席指定制になりめっきり少なくなってしまいましたが、他の都市圏や地方に行くとこのような仕組みの列車は現在も数多く運行されています。

これとは別に北関東や千葉、湘南方面に足を伸ばす長距離電車には「グリーン車」が設けられており、こちらは全席自由席で席が空いてなければ立席での乗車になりますが日中でも混雑し、なおかつ長距離移動となると快適に移動ができるため、通勤通学だけでなく観光やレジャーなどにも利用されています。そして首都圏でも多摩地区方面に向かう中央線に2023年度末を目標にグリーン車サービスを開始する予定です。

東海道線を走る「湘南ライナー」。現在首都圏で唯一定員制で運行されている通勤ライナーです。

3.首都圏以外でも通勤ライナーが増えています!

通勤ライナー=特急電車が通勤の足に

通勤ライナーは特急ではないけど特急のように早くてかつ快適に目的地まで運行しています。言い換えれば特急電車の呼び方を変えたような存在と言えると思います。そして実際に通勤通学用に特急電車を走らせているところも数多く見られます。首都圏で元々有料特急を走らせている小田急のロマンスカーや西武のレッドアローなどは通勤時間帯になると帰宅客で連日全便ほぼ満席状態で運行しています。小田急は地下鉄線に乗り入れて北千住駅を始発着とするものや西武は秩父行きと途中の飯能行きを交互に運転するなど通勤客をターゲットにした運行をしています。

またJR東日本では定員制のライナーを次々と全席指定の特急に置き換えて運行しています。そして常磐線や中央線の特急では日中も含めた新たな着席サービスがスタートし、基本的には全席指定で自由席はないですが「座席未指定券」というものを発売し、空いている席であればどこでも座れるといったサービスが開始されています。

最近は座席に座っての通勤に需要があるようで、鉄道各社ともこのサービスに力を注いでいるようです。

中央線を走っていたライナーは、現在は松本方面に向かう特急と同様の上記の新型車両に代わり、特急として運行しています。

関西や中京地区でも徐々に増えています!

関西圏の私鉄ではあまり馴染みがなかった通勤ライナーですが京阪電車に2017年に通勤ライナーが運行され始めました。JRでは大阪方面を中心に各線で通勤ライナーや通勤特急が運行されていますが、JR東海道本線と山陽本線を主に走る新快速電車に2019年から「aシート」という有料座席を設けラッシュ時の着席に対するニーズに対するサービスを実施しています。

中京地区では徐々にというより着席移動が定着している印象があります。名古屋市を中心とした東海エリアでは名鉄と近鉄という2つの大手私鉄が走っています。どちらも通勤ライナと呼べる電車はありませんが有料の特急が終日走っており、近鉄は全席指定、名鉄は主に一般車両と全席指定の特別車を両方連結したものが走っています。ラッシュの時間帯ではこれらが通勤ライナーのような役割を担っており名古屋から近距離の通勤客利用が非常に多くなります。

京都大阪神戸と関西3都を結ぶJRの新快速は2019年より「aシート」という座席指定車をラッシュ時間帯の一部の列車でサービスを開始しました。

名古屋から三重県方面に向かう近鉄電車。岐阜や三河方面にも名鉄特急が運行され、地元の人には指定席での移動が根付いているエリアのようです。ラッシュ時には通勤客の近距利用も非常に多いようです。

毎日のつらい通勤通学をたまには座ってゆっくりと!

毎日の通勤通学は大都市になればなるほど電車の混雑率が高く、都心に近くなる程どんどん乗客も増え身動きも取れないほど体が圧迫されてしまいます。駅に着いた頃には体が疲れ切っておりこれが毎日続くのは心も体もとても辛い状況ではないかと思います。

今回紹介した有料制の通勤電車は着席が保証されているものが多く、立ち客がいないため混雑率はどんなに高くても100%を超えることはないし必ず座れて目的地まで快適に運んでくれるものと思います。混た車内設備も一般の通勤電車ではなかなか見られないテーブルやPC用コンセント、Wi-Fiが備え付けてあったり車内販売があったりと数百円の追加料金で様々なサービスを受けられ、何より満員でない空間で移動することができるのでストレスが大きく軽減されるのではないかと思います。

特に遠方の方はもし混んでいなくても長い乗車時間で通勤通学がとても大変だと思うので、もしいつも利用する鉄道にこういう列車が走っているのであれば一度乗ってみてはいかがでしょうか?

left

この記事のアドバイザー

left

何でもチャレンジ系男子




この記事をシェアしよう

こちらの記事もおすすめ