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初めての著作権登録、自分で作った作品を著作権で守ろう!

初めての著作権登録、自分で作った作品を著作権で守ろう!

自分で作った創作物には自然と著作権が発生します。文章、絵、図、歌詞、音楽、写真、映画、プログラミングなどの表現物は著作物です。しかし、自分の作品と証明するには著作権登録する必要があります。著作権登録して自分の作品と認められれば、ビジネスに活かせる場合もあります。

湊 紘毅/行政書士

この記事のアドバイザー

湊 紘毅/行政書士

法律を学びたい、と思う人達を応援する記事を書いています。


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目次

2. 著作権登録の方法

申請書

著作権登録は、文化庁またはソフトウェア情報センターへ、目的に合わせて登録申請書と添付資料を提出します。著作権登録の審査は形式審査で行い、法令に従った方式により申請されていればよいとされています。申請内容の実体までは審査しないので、本当にその作品に権利の移転があったかどうかとか、その日に第一発行がなされたかどうかまでは審査しません。

著作権登録申請書を提出する

著作権登録申請書の様式は文化庁のホームページからダウンロード出来ます。用紙はA4の大きさで左とじします。用紙の余白は左右上下に各2㎝にします。使用言語は日本語ですが、外国語の固有名詞(氏名、地名など)はローマ字を用います。添付資料は外国語で書かれたものには、翻訳文を添付します。文化庁のホームページから著作権登録の手引きがダウンロード出来るので参考にしながら作成すると良いよいでしょう。

登録免許税がかかるのですが、申請内容によって金額が異なります。収入印紙を購入して申請書の左上に貼付して納付します。

著作権登録制度 | 文化庁

実名で著作権登録する方法

実名で著作権登録するには、著作物が、無名又は変名(ペンネーム)で公表されていなければいけません。申請者は、著作者又は著作者が死亡している時は遺言で指定された者とされています。

登録されると、法律上、登録された者が著作物の著作者と推定されます。実名登録すると、著作者の死後70年間著作権が保護されます。なんらかの理由で実名を公表したくない人は、この方法で実名登録をする事が可能となります。

実名を公表する事に特に支障がない人は著作物に実名を記載しておけばよく、わざわざ実名の著作権登録をしなくても、同じ期間著作権が保護されます。

陶芸作品に銘を入れる様子

第一発行(公表)年月日の著作権登録

著作物の発行年月日に争いがある場合、第一発行年月日等の登録をしていると、登録された年月日に著作物が発行されたという証拠にする事が出来ます。この登録に反証がない限り、法律上、登録された年月日が発行日であると推定されます。

創作日時が証明できれば、どんなに無名の人でも登録と同時に著作権を主張出来ます。登録するには著作物を公表した日を客観的に示す資料を添付します。50人以上が著作物を見たり聞いたりした資料、例えば受領書や展示証明書などがあれば良いとされています。

しかし、登録がなくても発行された事実を証明する資料があれば、相手方に反論する事は出来ます。第一発行年月日の著作権登録はあった方がよいですが、なくても必ずしも相手方が正しいという事にはならないのです。

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湊 紘毅/行政書士

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