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学童保育指導員をはじめてみたい方へ。子供が好きなら向いているお仕事です

学童保育指導員をはじめてみたい方へ。子供が好きなら向いているお仕事です

共働きの親を持つ小学生が、下校後の時間を過ごす学童。そこで、子供達をサポートしながら見守るのが学童保育指導員です。学童という身近な場所での仕事にもかかわらず、学童保育指導員については実態が見えにくく、情報が少ないですよね。今回は、そんな学童保育指導員の仕事内容や必要な資格についてご紹介します。

Yamako

この記事のアドバイザー

Yamako

整理収納アドバイザー兼webライター 個人宅の片づけ&ライター業の二足のわらじ


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目次

3.学童保育指導員の仕事内容

子供達が安全に過ごせる居場所作り

学童保育指導員の仕事は、子供が学童保育にいるときだけではありません。子供の下校が始まるのは、大体15時前後ですが、学童保育指導員はその前から出勤します。筆者が働いていた職場では、13時が勤務開始時間でした。

何をしているかというと、子供の様子や運営に関する会議、掃除、必要なものの買い出し、イベントに使う道具の準備、在庫の確認などです。学童保育によって異なりますが、筆者が働いていた学童保育では、「誕生日会」「七夕」「ハロウィン」「クリスマス」などのイベントを大事にしていたため、行事の前後はいつもよりバタバタと忙しくしていました。

また、読書コーナーの破れた本をテープで補強したり、机にぐらつきがないか確認してネジを閉めなおすなど、道具や施設内の点検も欠かせません。子供が安全に過ごすために、子供が学童保育にいない時間の仕事もとても大切なのです。

子供の安全が第一

子供達の活動(遊び・勉強・食事)のサポート

子供にとって学童保育は、放課後の時間を家庭と同じように過ごす場所です。友達と遊び、勉強をして、おやつを食べます。学童保育指導員は、その全てにおいて、子供たちを見守り、適切なサポートをします。

たとえば、おやつの時間には、アレルギーのある子供に対応済みのおやつがちゃんと配られているかを確認したり、牛乳をこぼした子供の手伝いをしたり、なかなか食べない子供に話しかけたりして、子供全員が時間内に楽しく食べ終えることができるように気を配ります。

勉強の時間には、ふざけている子供に注意をしたり、宿題の分からない箇所を教えたり、全体に気を配りつつ、困っている個々の子供に対応します。勉強の時間は、個々の子供の学力を上げるという塾のようなイメージではなく、全体として静かに勉強をする時間と空間が確保できているかということを、より意識しています。

1日の仕事の流れ

学童保育には、基本的に通常授業のパターンと、夏休みや冬休みなどの長期休暇中のパターンと2つあります。細かい部分は、各学童保育によって異なるので、筆者の働いていた学童保育の例を参考に、一般的な1日の流れを紹介します。

・通常授業の1日
指導員の出勤は13:00。子供が下校してくるまで、掃除、会議、在庫の確認など、必要な業務をして過ごします。15:00を過ぎると、低学年から徐々に下校開始。学童保育にやってきた子供に「おかえり!」と声をかけながら、子供の様子を確認し、連絡帳を出すように促します。

15:30頃になると、おやつの準備を始めます。筆者の働いていた学童保育では、別の階にある調理室で専任のスタッフがおやつを調理していたため、時間になると学童保育指導員が、調理室まで取りにいっていました。

高学年も下校をしてきて、大体全員が揃う15:45頃になると「いただきます」の合図で全員一斉におやつの時間になります。食べ終わった子供から席を離れ、自由に過ごします。食べるのが遅い子供に声をかけながら、片付けをしておやつの時間は終了です。

16:00になると、天気がいい日は外遊びの時間になります。全員で公園に向かう場合は、戸締りをして、人数確認をしてから出発です。公園に行きたい子供と、室内で遊びたい子供と別れる場合は、学童保育指導員もそれぞれ数人ずつに分かれます。17:00頃に遊びの時間は終了。公園に行った子供も戻ってきて、いったん全員が集合して座り、スタッフの話を聞く「今日の会」の時間になります。

メリハリが大事ですね

その後、勉強の時間が始まり、子供は学校や塾の宿題などそれぞれの課題に取り組みます。特に机に向かってやりたいことがない子供や、勉強がしたくないという子供は、読書コーナーで本を読むこともあります。勉強の時間が終わると、あとはお迎えが来るまで自由時間。そのまま勉強を続ける子供もいれば、遊ぶ子供もいます。

18時を過ぎると、徐々に保護者が迎えにやってきます。子供の様子を保護者に報告し、子供を見送ります。全員が退所すると、施設内の片づけをして終了です。筆者が働いていた学童保育は、大体最後の子供が19時頃に帰るので、仕事が終わるのは19時半でした。

・長期休暇中の1日
小学校が1日休みの場合は、学童保育は8時頃~19時頃という長時間になります。筆者が働いていた職場では、朝一からの指導員と、午後からの指導員と2つの時間帯で分けて交代制にしていました。

まず、8時に出勤し、午前中に勉強の時間と遊びの時間があります。夏休みなどに「流しそうめん」「調理実習」「映画鑑賞」などの特別なプログラムがある場合は、半日をそれに費やすこともあります。お昼ご飯は、子供は各自お弁当を持ってくるので、学童保育指導員もお弁当も持参し、子供と一緒に食べます。その後、自由遊びの時間になり、15:00頃におやつ。それ以降は、通常の日と同じ流れになります。

ただし、長期休暇中は、学童保育にいる時間が長いため、子供はストレスをためがちでトラブルもよく起こります。夏休みは暑くて体調を崩す子供も出てきます。いつもより、子供達の様子を注意してみていく必要がある時期です。

笑いあり涙あり。子供達のパワーをもらって元気に働こう

学童保育というと、人によっては、子供の笑顔と笑い声があふれる楽しい場所というイメージを持っているかもしれません。しかし、筆者の経験では、そればかりではありません。

無邪気な笑顔

子供は正面から感情をぶつけてきます。傷ついたり、泣きたくなってしまったり、自分の力不足を感じることも少なくありませんでした。「もう自分には無理かもしれない」と落ち込みながら翌日出勤すると、今度はとびきりの笑顔を向けてくれ、それでまた立ち直る…ということの連続。

良くも悪くも子供はとってもパワフルです。学童保育指導員というは、その子供のパワーを受け取って、自分も元気に強くなれる仕事です。子供が好きなら、チャレンジしがいのある仕事ですよ!

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